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公開番号
2025071525
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181758
出願日
2023-10-23
発明の名称
空気調和装置
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60H
1/00 20060101AFI20250428BHJP(車両一般)
要約
【課題】熱交換器を有する空気調和装置において、時間経過に伴う熱交換器の性能低下を抑制する。
【解決手段】HVACシステム1は、車室外に排出される排気と車室内に導入される外気との間で熱交換をする熱交換器3と、排気を熱交換器3の排気導入口3Aに導く排気通路5A、外気を熱交換器3の外気導入口3Bに導く外気通路5B、熱交換器3をバイパスしつつ車室内の還気を循環させる還気通路5C、熱交換器3を通過した排気を車室外に排出する排出口5Dが形成されたハウジング5と、を有している。また、HVACシステム1は、熱交換器3の排気導入口3A及び外気導入口3Bの上流側において、排気通路5A、外気通路5B及び還気通路5Cのうち少なくとも排気通路5A及び外気通路5Bに亘って配置されたフィルタ7と、その上流側において外気通路5B及び還気通路5Cの開口率を変化させて車室内への外気導入量を調整するダンパ9と、を更に有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内から車室外へと排出される排気と前記車室外から前記車室内へと導入される外気との間で熱交換をする熱交換器と、
前記排気を前記熱交換器の排気導入口に導く排気通路、前記外気を前記熱交換器の外気導入口に導く外気通路、前記熱交換器をバイパスしつつ前記車室内からの還気を循環させる還気通路、及び前記熱交換器を通過した前記排気を前記車室外へと排出する排出口が形成されたハウジングと、
前記熱交換器の前記排気導入口及び前記外気導入口の上流側において、前記排気通路、前記外気通路及び前記還気通路のうち、少なくとも前記排気通路及び前記外気通路に亘って配置されたフィルタと、
前記フィルタの上流側において、前記外気通路及び前記還気通路の開口率を変化させて前記車室内への外気導入量を調整するダンパと、
を有する空気調和装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記熱交換器が全熱交換器である、
請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項3】
前記還気通路を流れる還気の二酸化炭素濃度を検出する濃度センサと、
前記濃度センサによって検出された二酸化炭素濃度が所定濃度未満になるように前記ダンパを制御するように構成された制御ユニットと、
を更に有する、請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項4】
前記還気通路を流れる還気の温湿度を検出する温湿度センサと、
外気温を検出する外気温センサと、
前記温湿度センサによって検出された温湿度に基づいて露点温度を求め、当該露点温度が前記外気温センサによって検出された外気温よりも低くなるように前記ダンパを制御するように構成された制御ユニットと、
を更に有する、請求項1に記載の空気調和装置。
【請求項5】
HVACユニットの内外気導入口に対して着脱可能に取り付けられるように構成された、
請求項1に記載の空気調和装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内の空気調和を行う空気調和装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両には、車室内を快適に保つために、暖房、換気及び空調を行うHVAC(Heating, Ventilation, and Air Conditioning)システムなどの空気調和装置が搭載されている。空気調和装置は、特開2016-155516号公報(特許文献1)に記載されるように、換気を行うときに車室内に導入される外気と車室外へと排出される内気との間で熱交換することで、省エネルギー性能を向上させる熱交換器を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-155516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の空気調和装置では、埃などの異物を含んだ外気及び内気が熱交換器に直接導入されていたため、時間経過に伴って熱交換器の目詰まりが進行し、熱交換器の性能低下をきたすおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明は、熱交換器を有する空気調和装置において、時間経過に伴う熱交換器の性能低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
空気調和装置は、車室内から車室外へと排出される排気と車室外から車室内へと導入される外気との間で熱交換をする熱交換器と、排気を熱交換器の排気導入口に導く排気通路、外気を熱交換器の外気導入口に導く外気通路、熱交換器をバイパスしつつ車室内からの還気を循環させる還気通路、及び熱交換器を通過した排気を車室外へと排出する排出口が形成されたハウジングと、を有している。また、空気調和装置は、熱交換器及びハウジングに加えて、熱交換器の排気導入口及び外気導入口の上流側において、排気通路、外気通路及び還気通路の全体に亘って配置されたフィルタと、フィルタの上流側において、外気通路及び還気通路の開口率を変化させて車室内への外気導入量を調整するダンパと、を更に有している。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、熱交換器を有する空気調和装置において、時間経過に伴う熱交換器の性能低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
HVAC(Heating, Ventilation and Air Conditioning)システムの一例を示す概略図である。
静止型の熱交換器の一例を示す概略斜視図である。
夏季における外気導入モードの動作説明図である。
夏季におけるミックスモードの動作説明図である。
夏季における循環モードの動作説明図である。
冬季における外気導入モードの動作説明図である。
冬季におけるミックスモードの動作説明図である。
冬季における循環モードの動作説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、本実施形態が適用可能なHVACシステム1の一例を示している。以下説明するHVACシステム1は、あくまで本実施形態を適用可能な例示にすぎず、その構成に限定されると解釈すべきではないことに留意されたい。従って、当業者であれば、本実施形態の技術的範囲内において任意に変更及び修正が可能であることはいうまでもない。なお、HVACシステム1が、空気調和装置の一例として挙げられる。
【0010】
HVACシステム1は、車室内から車室外へと排出される排気と車室外から車室内へと導入される外気との間で熱交換をする熱交換器3と、熱交換器3を収容するハウジング5と、排気、外気及び車室内からの還気に含まれる埃などの異物を除去する1枚のフィルタ7と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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