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公開番号
2025098466
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214607
出願日
2023-12-20
発明の名称
電動圧縮機
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F04B
39/12 20060101AFI20250625BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】電源コネクタに結露水が滴下し難くした電動圧縮機を提供する。
【解決手段】電動圧縮機1は、水平方向に延びる回転軸10と、回転軸10を回転させる電動機20と、回転軸10によって駆動される圧縮機構30と、回転軸10を回転自在に収容しつつ電動機20及び圧縮機構30を収容するハウジング50と、ハウジング50の周囲を覆うカバー部材60と、を有している。また、ハウジング50の上部に冷媒の吸入ポート52Bが形成されるとともに、吸入ポート52Bの直下に位置するハウジング50の下部に電源コネクタ42が取り付けられている。そして、カバー部材60の外周面には、吸入ポート52B又はこれに接続された吸入配管から流下した結露水を、電源コネクタ42を避けたカバー部材60の下部まで導くドレイン通路の一例としての凸部67が形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
水平方向に延びる回転軸と、前記回転軸を回転させる電動機と、前記回転軸によって駆動される圧縮機構と、前記回転軸を回転自在に支持しつつ前記電動機及び前記圧縮機構を収容するハウジングと、前記ハウジングの周囲を覆うカバー部材と、を有し、前記ハウジングの上部に冷媒の吸入ポートが形成され、前記吸入ポートの直下に位置する前記ハウジングの下部に電源コネクタが取り付けられた電動圧縮機であって、
前記カバー部材には、前記吸入ポート又はこれに接続された吸入配管から流下した結露水を、前記電源コネクタを避けた前記カバー部材の下部まで導くドレイン通路が形成された、
電動圧縮機。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記ドレイン通路は、前記カバー部材の外周面において斜めに延びる凸部、及び前記カバー部材の内周面において斜めに延びる凹部の少なくとも一方からなる、
請求項1に記載の電動圧縮機。
【請求項3】
前記カバー部材は、前記回転軸の中心軸に沿って延びる鉛直面で二分割された構成を有する、
請求項1に記載の電動圧縮機。
【請求項4】
前記電動機を駆動制御するインバータを更に有し、
前記インバータが前記ハウジングの電動機側に配置された、
請求項1に記載の電動圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動機で冷媒を圧縮する電動圧縮機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電動圧縮機で発生する騒音を低減することを目的として、特開2015-224824号公報(特許文献1)に記載されるように、電動圧縮機の周囲を遮音材などのカバー部材で覆う技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-224824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電動圧縮機の中には、冷媒を吸入する吸入ポートが上部に設けられ、電源コネクタが吸入ポートの直下に位置する下部に設けられたものがある。この場合、吸入ポート又はこれに接続された吸入配管に結露水が付着して成長すると、結露水が流下してカバー部材の外周面を流れたり、又は結露水がハウジングとカバー部材との間に存在する微小隙間を流れたりして、カバー部材の下部から電源コネクタに滴下してしまう可能性がある。そして、結露水が電源コネクタに滴下して内部に侵入すると、電源コネクタの端子の腐食やショートの原因となってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、電源コネクタに結露水が滴下し難くした電動圧縮機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
電動圧縮機は、水平方向に延びる回転軸と、回転軸を回転させる電動機と、回転軸によって駆動される圧縮機構と、回転軸を回転自在に収容しつつ電動機及び圧縮機構を収容するハウジングと、ハウジングの周囲を覆うカバー部材と、を有している。また、ハウジングの上部に冷媒の吸入ポートが形成されるとともに、吸入ポートの直下に位置するハウジングの下部に電源コネクタが取り付けられている。そして、カバー部材には、吸入ポート又はこれに接続された吸入配管から流下した結露水を、電源コネクタを避けたカバー部材の下部まで導くドレイン通路が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電動圧縮機において、電源コネクタに結露水が滴下し難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明を適用可能な電動圧縮機の概要を示す縦断面図である。
カバー部材を取り外した電動圧縮機の外観の一例を示す斜視図である。
カバー部材の外観の一例を示す斜視図である。
カバー部材を取り付けた電動圧縮機の一例を示す斜視図である。
二分割構造のカバー部材の一例を示す平面図である。
カバー部材の外周面に形成された凸部による作用及び効果の説明図である。
カバー部材の内周面に形成された凹部による作用及び効果の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付された図面を参照し、本発明を実施するための実施形態について詳述する。
図1は、本発明を適用可能な横置型の電動圧縮機1の一例を示している。なお、以下説明する電動圧縮機1は、あくまで一例にすぎず、その構成に限定されると解釈すべきではない。従って、本発明は、当業者にとって周知かつ多様な電動圧縮機に適用することができることに留意されたい。
【0010】
電動圧縮機1は、水平方向(前後方向)に延びる回転軸10と、回転軸10を回転させる電動機20と、回転軸10によって駆動される圧縮機構30と、電動機20を駆動制御するインバータ40と、回転軸10を回転自在に支持しつつ、回転軸10、電動機20、圧縮機構30及びインバータ40を収容するハウジング50と、ハウジング50の周囲を覆うカバー部材60と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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