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公開番号
2025097686
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214023
出願日
2023-12-19
発明の名称
電動圧縮機
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F04B
39/06 20060101AFI20250624BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】従来に比べてスイッチング素子に対する高い冷却性能が得られる電動圧縮機を提供する。
【解決手段】電動圧縮機において、インバータ6を構成する複数のスイッチング素子61は、押え部材20によってインバータハウジング7内に設けられた素子設置部79に固定されている。押え部材20は、インバータハウジング7内に設けられた押え部材取付部に固定された複数の固定部25a~25dと、それぞれが複数のスイッチング素子61のいずれかを素子設置部79に対して押圧する複数の素子押圧部27と、を有し、熱伝導性を有する材料で形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を回転させる電動モータと、前記回転軸の回転によって駆動される圧縮機構と、前記電動モータを駆動制御するインバータと、を有し、前記インバータがインバータハウジングに収容されている電動圧縮機であって、
前記インバータは、複数のスイッチング素子を含み、
前記複数のスイッチング素子は、押え部材によって前記インバータハウジング内に設けられた素子設置部に固定されており、
前記押え部材は、前記インバータハウジング内に設けられた取付部に固定された複数の固定部と、それぞれが前記複数のスイッチング素子のいずれかを前記素子設置部に対して押圧する複数の押圧部と、を有し、熱伝導性を有する材料で形成されている、
電動圧縮機。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記インバータは、前記複数のスイッチング素子が電気的に接続されるとともに前記複数のスイッチング素子の動作を制御する制御回路が実装された回路基板をさらに含み、
前記押え部材は、ばね性を有する金属材料で形成されて、前記複数のスイッチング素子と前記回路基板との間に配置されている、請求項1に記載の電動圧縮機。
【請求項3】
前記押え部材の前記複数の固定部は、平面視で前記複数のスイッチング素子を囲むように互いに離隔して配置されている、請求項1又は2に記載の電動圧縮機。
【請求項4】
前記複数のスイッチング素子は、前記素子設置部上に全体として平面視で矩形状に配置されており、
前記押え部材は、前記複数のスイッチング素子の全体に対応する大きさを有する矩形状の本体部であって、前記複数のスイッチング素子のリードを通すための少なくとも1つの開口部が形成された矩形状の本体部を有し、
前記複数の押圧部は、前記本体部に設けられ、
前記複数の固定部のそれぞれは、前記本体部の外縁をなす4つの辺部のいずれかから外方に延びている、
請求項3に記載の電動圧縮機。
【請求項5】
前記複数の固定部のそれぞれは、前記本体部の外縁をなす4つの辺部のいずれかの中央から外方に延びている、請求項4に記載の電動圧縮機。
【請求項6】
前記複数の固定部は、前記複数のスイッチング素子のうちの少なくとも2つのスイッチング素子を挟むように配置された一対の固定部を含む、請求項4に記載の電動圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動圧縮機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用空調装置などで冷媒の圧縮に用いられる電動圧縮機として、インバータが一体に組み込まれた電動圧縮機が知られている。この種の電動圧縮機において、インバータは、複数のスイッチング素子(IGBTやパワーMOSトランジスタなど)を含み、複数のスイッチング素子のそれぞれは、ねじ止めによって所定の場所に固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-322082号公報
特開2020-198713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、電動圧縮機の大容量化及びこれに伴う定格電力の上昇などにより、スイッチング素子に入力される電圧が高電圧化している。そのため、スイッチング素子の温度がより高温化する傾向にあり、その対策が求められている。
【0005】
そこで、本発明は、従来に比べてスイッチング素子に対する高い冷却性能が得られる電動圧縮機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面によると、新規な電動圧縮機が提供される。提供される電動圧縮機は、回転軸を回転させる電動モータと、前記回転軸の回転によって駆動される圧縮機構と、前記電動モータを駆動制御するインバータと、を有し、前記インバータがインバータハウジングに収容されている。前記インバータは、複数のスイッチング素子を含み、前記複数のスイッチング素子は、押え部材によって前記インバータハウジング内に設けられた素子設置部に固定されている。前記押え部材は、前記インバータハウジング内に設けられた取付部に固定された複数の固定部と、それぞれが前記複数のスイッチング素子のいずれかを前記素子設置部に対して押圧する複数の押圧部と、を有し、熱伝導性を有する材料で形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、従来に比べてスイッチング素子に対する高い冷却性能が得られる電動圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る電動圧縮機の概略断面図である。
前記電動圧縮機におけるスイッチング素子の固定構造の正面図である。
前記電動圧縮機におけるスイッチング素子の固定構造の平面図である。
前記電動圧縮機におけるスイッチング素子の固定構造の分解斜視図である。
前記電動圧縮機におけるスイッチング素子の他の固定構造の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る電動圧縮機1の概略断面図である。実施形態に係る電動圧縮機1は、インバータが一体に組み込まれたインバータ一体型電動圧縮機である。電動圧縮機1は、例えば、車両に搭載されて車両用空調装置の冷媒回路の一部を構成し、冷媒を圧縮して吐出するように構成される。
【0010】
電動圧縮機1は、回転軸2と、電動モータ3と、圧縮機構4と、本体ハウジング5と、インバータ6と、インバータハウジング7と、カバー部材8と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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