TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025082473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023195819
出願日
2023-11-17
発明の名称
軸流送風機
出願人
山洋電気株式会社
代理人
弁理士法人信栄事務所
主分類
F04D
29/52 20060101AFI20250522BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】軸流送風機の組付け工程及び軸流送風機自体の組み立て工程が簡素化可能な軸流送風機を提供する。
【解決手段】第一ファンユニット2aおよび第二ファンユニット2bが回転軸線X方向に結合され、第一ファンユニット2aは、第一ファンを収容する第一ハウジング3aを有し、第二ファンユニット2bは、第二ファンを収容する第二ハウジング3bを有し、第一ファンユニット2aと第二ファンユニット2bとの境界には結合構造10が設けられており、結合構造10は、第一ハウジング3aの軸方向端部から第二ファンに向かって少なくとも一部が回転軸線X方向に突き出した第一結合構造と、第二ハウジングに設けられた第二結合構造と、を有し、第一結合構造は、回転することで、第二結合構造にはまり込むように構成されており、結合構造10は、少なくとも一部がシェル部21の外周側面に埋没するように設けられている、軸流送風機。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第一ファンユニットおよび第二ファンユニットが回転軸線方向に結合された、軸流送風機であって、
前記第一ファンユニットは、第一ファンを収容する第一ハウジングを有し、
前記第二ファンユニットは、第二ファンを収容する第二ハウジングを有し、
前記軸流送風機は、
前記回転軸線方向の両端部に設けられたベース部と、
一対の前記ベース部の間に設けられ、前記第一ハウジングおよび前記第二ハウジングにより形成された、円筒状のシェル部と、を有し、
前記第一ファンユニットと前記第二ファンユニットとの境界には結合構造が設けられており、
前記結合構造は、
前記第一ハウジングの前記回転軸線方向端部から前記第二ファンに向かって少なくとも一部が前記回転軸線方向に突き出した第一結合構造と、
前記第二ハウジングに設けられた第二結合構造と、を有し、
前記第一結合構造は、前記第一ファンユニットと前記第二ファンユニットとを前記回転軸線方向に近接させた後に互いに前記回転軸線回りに回転することで、前記第二結合構造にはまり込むように構成されており、
前記結合構造は、少なくとも一部が前記シェル部の外周側面に埋没するように設けられている、軸流送風機。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記第一結合構造は、
前記回転軸線方向に延びる第一部と、
前記第一部の一方の軸方向端部から、前記シェル部の周方向に延びる第二部と、
前記第一部の軸方向の他方の端部から前記第二部と向かい合うように周方向に延びる第三部と、を有し、
前記第二結合構造は、
前記第一部、前記第二部、前記第三部で囲まれる領域に周方向に延びる第四部と、
前記第二部が前記第四部よりも軸方向の一方側に入り込むことを許容させる受け溝と、を有し、
前記受け溝は前記第二ハウジングの外周面に凹部として形成されている、請求項1に記載の軸流送風機。
【請求項3】
前記第二部の先端と前記第四部の先端は、前記第四部が前記領域に入り込みやすくするためのガイド面を有する、請求項2に記載の軸流送風機。
【請求項4】
前記第一部及び前記第二部のうち、少なくとも一つは弾性変形可能に構成されている、請求項2または3に記載の軸流送風機。
【請求項5】
前記結合構造の少なくとも一部は前記第三部と前記第四部に、前記第一ファンユニットと前記第二ファンユニットの相対位置を決定する係止部が設けられている、請求項2に記載の軸流送風機。
【請求項6】
前記結合構造は、
前記第三部と前記第四部に前記第一ファンユニットと前記第二ファンユニットの相対位置を決定する係止部を有する第二結合対と、
前記係止部を持たない第一結合対と、を有する、請求項2に記載の軸流送風機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、軸流送風機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の軸流送風機においては、フレーム同士をネジで固定する軸流送風機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-024042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の軸流送風機においては、ファンフレーム同士を結合させるための機構をファンの側面に設けることがあった。
【0005】
しかし、上述した構造においてはファンのフレームを結合させるステップが増える傾向にある上、部品点数も増える傾向にあり、組み立て工程が煩雑であった。
【0006】
そこで本開示は、軸流送風機の組付け工程及び軸流送風機自体の組み立て工程が簡素化可能な軸流送風機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る軸流送風機は、
第一ファンユニットおよび第二ファンユニットが回転軸線方向に結合された、軸流送風機であって、
前記第一ファンユニットは、第一ファンを収容する第一ハウジングを有し、
前記第二ファンユニットは、第二ファンを収容する第二ハウジングを有し、
前記軸流送風機は、
前記回転軸線方向の両端部に設けられたベース部と、
一対の前記ベース部の間に設けられ、前記第一ハウジングおよび前記第二ハウジングにより形成された、円筒状のシェル部と、を有し、
前記第一ファンユニットと前記第二ファンユニットとの境界には結合構造が設けられており、
前記結合構造は、
前記第一ハウジングの前記回転軸線方向端部から前記第二ファンに向かって少なくとも一部が前記回転軸線方向に突き出した第一結合構造と、
前記第二ハウジングに設けられた第二結合構造と、を有し、
前記第一結合構造は、前記第一ファンユニットと前記第二ファンユニットとを前記回転軸線方向に近接させた後に互いに前記回転軸線回りに回転することで、前記第二結合構造にはまり込むように構成されており、
前記結合構造は、少なくとも一部が前記シェル部の外周側面に埋没するように設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、軸流送風機の組付け工程及び軸流送風機自体の組み立て工程が簡素化可能な軸流送風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る軸流送風機の一例を示す斜視図である。
図1におけるII-II断面矢視図である。
本開示に係る軸流送風機の結合構造を示す図である。
本開示に係る軸流送風機の結合構造を示す図である。
本開示の別の実施形態に係る軸流送風機の結合構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
山洋電気株式会社
軸流送風機
1日前
山洋電気株式会社
DC/DCコンバータ
28日前
個人
圧縮機
28日前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
株式会社電業社機械製作所
ポンプ
1か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
9日前
株式会社不二越
油圧ユニット
今日
リンナイ株式会社
羽根車
1か月前
株式会社村田製作所
圧電ポンプ
1か月前
株式会社神戸製鋼所
ターボ圧縮機
1日前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
1か月前
三菱電機株式会社
遠心送風機
10日前
シャープ株式会社
送風装置及び団扇
1か月前
兵神機械工業株式会社
パドルポンプ
17日前
サンデン株式会社
圧縮機
1か月前
サンデン株式会社
圧縮機
1か月前
パシフィックゴルフマネージメント株式会社
送風機
1か月前
パシフィックゴルフマネージメント株式会社
送風機
1か月前
サンデン株式会社
圧縮機
1か月前
パシフィックゴルフマネージメント株式会社
送風機
1か月前
山洋電気株式会社
軸流送風機
1日前
サンデン株式会社
電動圧縮機及びその製造方法
1か月前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
1か月前
学校法人 中央大学
ポンプユニット及びポンプ
17日前
ミネベアミツミ株式会社
ポンプ
1か月前
ニデック株式会社
送風装置
18日前
ダイキン工業株式会社
冷凍装置
1か月前
FDK株式会社
フィンガーガード固定構造
17日前
株式会社マキタ
電動ポンプ
11日前
日機装エイコー株式会社
ポンプ装置および往復動ポンプ
10日前
三菱重工サーマルシステムズ株式会社
圧縮機
1か月前
株式会社川本製作所
多段ポンプ
1か月前
株式会社川本製作所
ポンプ装置
7日前
続きを見る
他の特許を見る