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公開番号
2025099316
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215885
出願日
2023-12-21
発明の名称
電動圧縮機
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
F04B
39/00 20060101AFI20250626BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】組立作業性の向上を実現可能な電動圧縮機を提供する。
【解決手段】導電ピン42とインバータ端子54とを電気的に接続する電気接続部材60は、板状のバスバー64と、バスバー64に設けられモータハウジング34の外部で導電ピン42が接続される第1端子66と、バスバー64に設けられインバータハウジング36の内部に挿入される第2端子68と、第2端子68が露出するようにバスバー64を収容し、導電ピン42を第1端子66に向けて挿入可能な第2貫通孔65Cを有し、モータハウジング34に固定される収容ケース62とを有する。インバータ端子54には、インバータハウジング36の内部でインバータ端子54と第2端子68とを接続する中継端子70が設けられ、電気接続部材60を回転軸22の軸方向に移動させることにより、第1端子66と導電ピン42とが嵌合されるとともに、第2端子68と中継端子70とが嵌合される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸と、
前記回転軸の回転により駆動して流体を圧縮する圧縮部と、
前記回転軸を回転させるモータと、
前記モータを駆動するインバータ回路を有するインバータと、
前記インバータを収容するインバータハウジングと、
内周面側に前記モータを収容し、外周面側に前記インバータを収容したインバータ室を前記インバータハウジングと共に区画する有底筒状のモータハウジングと、
前記圧縮部を収容する有底筒状の圧縮部ハウジングと、
前記モータハウジングと前記圧縮部ハウジングとの間に設けられ、前記モータを収容したモータ室を前記モータハウジングと共に区画するとともに、前記圧縮部を収容した圧縮部室を前記圧縮部ハウジングと共に区画し、かつ前記回転軸が挿通される挿通孔を有して前記回転軸を回転可能に支持する軸支部材と、
前記モータハウジングの底壁に形成された第1貫通孔に挿入されるとともに前記第1貫通孔に対して保持され、前記モータに電気的に接続された導電ピンと、
前記インバータハウジングの内部に設けられ、前記インバータ回路のパターンが形成された基板に電気的に接続された板状のインバータ端子と、
前記導電ピンと前記インバータ端子とを電気的に接続する電気接続部材と、を備え、
前記電気接続部材は、板状のバスバーと、前記バスバーの一端部に設けられ、前記モータハウジングの外部で前記導電ピンが接続される第1端子と、前記バスバーの他端部に設けられ、前記インバータハウジングの内部に挿入される第2端子と、前記第2端子が露出するように前記バスバーを収容し、前記導電ピンを前記第1端子に向けて挿入可能な第2貫通孔を有し、前記モータハウジングの底壁に固定される収容ケースと、を有し、
前記インバータ端子には、前記インバータハウジングの内部で前記インバータ端子と前記第2端子とを接続する中継端子が設けられ、
前記電気接続部材を前記回転軸の軸方向に移動させることにより、前記第1端子と前記導電ピンとが嵌合されるとともに、前記第2端子と前記中継端子とが嵌合されることを特徴とする電動圧縮機。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記インバータ端子は、前記インバータ端子の一端部に設けられ、前記パターンに接続されるインバータ第1端子と、前記インバータ端子の他端部に設けられ、前記中継端子に接続されるインバータ第2端子と、前記インバータ第1端子と前記インバータ第2端子との間に設けられ、前記インバータ第2端子が前記基板から離れるように延在する延在部と、を有し、
前記延在部は、前記インバータ第2端子が前記インバータ第1端子よりも前記導電ピンに近づくように屈曲する屈曲部を有する請求項1記載の電動圧縮機。
【請求項3】
前記インバータ端子は、前記インバータ第1端子が露出するように前記中継端子とともに樹脂製の樹脂ケースに収容され、
前記樹脂ケースは、前記第2端子を前記中継端子に向けて挿入可能な樹脂ケース貫通孔を有し、
前記樹脂ケース貫通孔は、前記第2端子の挿入方向に向けて開口面積を漸次小さくするテーパ面によって区画されている請求項2記載の電動圧縮機。
【請求項4】
前記樹脂ケースには、隣り合う前記樹脂ケース貫通孔の間で隣り合う前記第2端子の沿面距離を長くする凹部が設けられている請求項3記載の電動圧縮機。
【請求項5】
前記樹脂ケースには、前記中継端子を収容する中継端子収容部から前記屈曲部を収容する屈曲部収容部にかけて前記軸方向に延在し、前記中継端子収容部から前記屈曲部収容部に向けて漸次厚みが厚くなるリブが設けられている請求項4記載の電動圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動圧縮機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の電動圧縮機の一例が開示されている。この電動圧縮機は、圧縮部と、モータと、インバータと、ハウジングとを備えている。
【0003】
圧縮部は、回転軸の回転により流体を圧縮する。モータは、回転軸を回転させる。インバータは、モータを駆動するインバータ回路を有している。ハウジングは、モータハウジングと、インバータハウジングとを有している。モータハウジングは、モータを収容している。インバータハウジングは、インバータを収容している。
【0004】
この電動圧縮機では、モータハウジングの外周面側にインバータハウジングが配置されており、回転軸の径方向においてモータハウジングとインバータハウジングとが並んで配置されている。これにより、電動圧縮機の軸長が大型化することを抑制している。
【0005】
また、この電動圧縮機では、モータに電気的に接続された導電ピンがモータハウジングに設けられ、かつ、インバータ回路に電気的に接続されたインバータ端子がインバータハウジングに設けられている。そして、導電ピンとインバータ端子とはリード線やバスバー等の導電体により接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2000-255252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記従来の電動圧縮機では、導電ピンとインバータ端子とに対して導電体を溶接やネジ締結で連結しており、組立作業性が悪いという問題がある。
【0008】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、組立作業性の向上を実現可能な電動圧縮機を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の電動圧縮機は、回転軸と、
前記回転軸の回転により駆動して流体を圧縮する圧縮部と、
前記回転軸を回転させるモータと、
前記モータを駆動するインバータ回路を有するインバータと、
前記インバータを収容するインバータハウジングと、
内周面側に前記モータを収容し、外周面側に前記インバータを収容したインバータ室を前記インバータハウジングと共に区画する有底筒状のモータハウジングと、
前記圧縮部を収容する有底筒状の圧縮部ハウジングと、
前記モータハウジングと前記圧縮部ハウジングとの間に設けられ、前記モータを収容したモータ室を前記モータハウジングと共に区画するとともに、前記圧縮部を収容した圧縮部室を前記圧縮部ハウジングと共に区画し、かつ前記回転軸が挿通される挿通孔を有して前記回転軸を回転可能に支持する軸支部材と、
前記モータハウジングの底壁に形成された第1貫通孔に挿入されるとともに前記第1貫通孔に対して保持され、前記モータに電気的に接続された導電ピンと、
前記インバータハウジングの内部に設けられ、前記インバータ回路のパターンが形成された基板に電気的に接続された板状のインバータ端子と、
前記導電ピンと前記インバータ端子とを電気的に接続する電気接続部材と、を備え、
前記電気接続部材は、板状のバスバーと、前記バスバーの一端部に設けられ、前記モータハウジングの外部で前記導電ピンが接続される第1端子と、前記バスバーの他端部に設けられ、前記インバータハウジングの内部に挿入される第2端子と、前記第2端子が露出するように前記バスバーを収容し、前記導電ピンを前記第1端子に向けて挿入可能な第2貫通孔を有し、前記モータハウジングの底壁に固定される収容ケースと、を有し、
前記インバータ端子には、前記インバータハウジングの内部で前記インバータ端子と前記第2端子とを接続する中継端子が設けられ、
前記電気接続部材を前記回転軸の軸方向に移動させることにより、前記第1端子と前記導電ピンとが嵌合されるとともに、前記第2端子と前記中継端子とが嵌合されることを特徴とする。
【0010】
本発明の電動圧縮機では、インバータ室に収容されたインバータのインバータ回路に接続されたインバータ端子と、モータ室に収容されたモータに接続された導電ピンとが、電気接続部材によって電気的に接続されている。この電気接続部材はバスバーを有しており、このバスバーには、モータハウジングの外部で導電ピンが接続される第1端子と、インバータハウジングの内部でインバータ端子に設けられた中継端子に接続される第2端子と、が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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