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公開番号
2025094986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210724
出願日
2023-12-14
発明の名称
チェーン伝動装置
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
主分類
F16H
7/18 20060101AFI20250619BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】チェーンガイドにおけるチェーンプレートとの摺接による局所摩耗を抑制することが可能なチェーン伝動装置の提供にある。
【解決手段】複数のチェーンスプロケットと、複数のチェーンスプロケットに巻きかけられる無端チェーン15と、無端チェーン15を案内するチェーンガイド21と、を有することを特徴とするチェーン伝動装置10において、チェーンガイド21は、無端チェーン15の進行方向と交差する方向へ往復移動可能に設けられ、チェーンガイド21を移動させるアクチュエータが備えられた。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のチェーンスプロケットと、
前記複数のチェーンスプロケットに巻きかけられる無端チェーンと、
前記無端チェーンを案内するチェーンガイドと、を有するチェーン伝動装置において、
前記チェーンガイドは、前記無端チェーンの進行方向と交差する方向へ往復移動可能に設けられ、
前記チェーンガイドを移動させるアクチュエータが備えられていることを特徴とするチェーン伝動装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記アクチュエータは、前記チェーンスプロケットの回転数に応じて前記チェーンガイドの位置を変更することを特徴とする請求項1記載のチェーン伝動装置。
【請求項3】
前記アクチュエータは、油圧シリンダであり、
前記油圧シリンダは、シリンダ本体と、前記チェーンガイドと連結され、前記シリンダ本体に対して伸縮するピストンロッドと、を有し、
前記ピストンロッドは、前記チェーンスプロケットの回転数が増大するにつれて伸長し、前記チェーンスプロケットの回転数が低くなるにつれて収縮することを特徴とする請求項1又は2記載のチェーン伝動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、チェーン伝動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
チェーン伝動装置の従来技術として、例えば、特許文献1に開示されたチェーン伝動システムが知られている。特許文献1に開示されたチェーン伝動システムは、チェーンが掛け回される複数のスプロケットと、チェーンを案内する1つ以上のガイドとを備えている。複数のガイドが、チェーン走行面を有した案内シューを一体又は別体に備えており、チェーン走行面の一部が、固体潤滑剤を保持した潤滑領域を有している。特許文献1に開示されたチェーン伝動システムは、チェーンと案内シューとの摺動抵抗を低下させるとともに、経時的な摺動抵抗の増加を抑制し、かつ、製造コストを低減する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-21598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されたチェーン伝動システムでは、チェーンを案内するガイドに対してチェーンプレートが同じ位置を通過する。このため、チェーンガイドの走行面にチェーンプレートとの摺接による溝ができやすいという問題がある。チェーンガイドのチェーン走行面におけるチェーンプレートとの摺接による溝が深くなると、チェーンのローラがチェーン走行面と接触して異音を発生するほか、チェーンガイドが破損するおそれがある。
【0005】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、チェーンガイドにおけるチェーンプレートとの摺接による局所摩耗を抑制することが可能なチェーン伝動装置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明は、複数のチェーンスプロケットと、前記複数のチェーンスプロケットに巻きかけられる無端チェーンと、前記無端チェーンを案内するチェーンガイドと、を有するチェーン伝動装置において、前記チェーンガイドは、前記無端チェーンの進行方向と交差する方向へ往復移動可能に設けられ、前記チェーンガイドを移動させるアクチュエータが備えられていることを特徴とする。
【0007】
本発明では、アクチュエータが作動することにより、チェーンガイドが無端チェーンの進行方向と交差する方向へ移動するので、チェーンガイドに対する無端チェーンの軌道の位置が変わる。このため、チェーンガイドと無端チェーンとの摺接によるチェーンガイドの局所的な摩耗を抑制することができる。
【0008】
また、上記のチェーン伝動装置において、前記アクチュエータは、前記チェーンスプロケットの回転数に応じて前記チェーンガイドの位置を変更する構成としてもよい。
この場合、チェーンスプロケットの回転数に応じてチェーンガイドの位置が変更されることで、チェーンスプロケットの回転数に変化があれば、無端チェーンがチェーンガイドに対して特定の位置にて当接することがない。
【0009】
また、上記のチェーン伝動装置において、前記アクチュエータは、油圧シリンダであり、前記油圧シリンダは、シリンダ本体と、前記チェーンガイドと連結され、前記シリンダ本体に対して伸縮するピストンロッドと、を有し、前記ピストンロッドは、前記チェーンスプロケットの回転数が増大するにつれて伸長し、前記チェーンスプロケットの回転数が低くなるにつれて収縮する構成としてもよい。
この場合、油圧シリンダを用いてチェーンガイドの位置を変更するが、油圧シリンダのピストンロッドは、チェーンスプロケットの回転数が増大するにつれて伸長し、チェーンスプロケットの回転数が低くなるにつれて収縮する。油圧を利用することでチェーンガイドの位置を変更することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、チェーンガイドにおけるチェーンプレートとの摺接による局所摩耗を抑制することが可能なチェーン伝動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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