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公開番号
2025103899
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221611
出願日
2023-12-27
発明の名称
仕分け装置
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
47/46 20060101AFI20250702BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】パターンテーブルのテーブルサイズを抑制しつつ、効率的に搬送を行うことができる仕分け装置を提供する。
【解決手段】パターンテーブルは、実際の搬出口32の数よりも1段または1列少ない動作パターンのデータを有している。制御部10は、N+1段目またはN+1列目の搬出口32に搬送物150を仕分ける場合、パターンテーブルに基づいて、仕分け部31におけるN段目またはN列目に搬送物150を移動させる。制御部10は、予め定められた設定動作によって、仕分け部31におけるN段目またはN列目から、N+1段目またはN+1列目の搬出口32へ搬送物を仕分ける。このように、制御部10は、パターンテーブルを利用できない部分の動作については、予め定められた設定動作を用いることで、演算の負荷を増加させることなく速やかに搬送物150をN+1段目またはN+1列目の搬出口32へ仕分けることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
搬入手段における搬入口と、
水平方向移動手段を有する搬送機を少なくとも含む仕分け部と、
搬出手段における搬出口と、
予め準備されたパターンテーブルに基づいて、前記搬入口から搬入された搬送物を前記仕分け部で仕分けして、少なくともN+1段またはN+1列の前記搬出口から搬出する制御を行う制御部と、を備え、
前記パターンテーブルは、N段またはN列の前記搬出口に前記搬送物を仕分ける動作パターンを記憶したデータ群であり、
前記制御部は、N+1段目またはN+1列目の前記搬出口に前記搬送物を仕分ける場合、
前記パターンテーブルに基づいて、前記仕分け部におけるN段目またはN列目に前記搬送物を移動させ、
予め定められた設定動作によって、前記仕分け部におけるN段目またはN列目から、N+1段目またはN+1列目の前記搬出口へ前記搬送物を仕分ける、仕分け装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記仕分け部は、
第1の方向に連続したN個の収容部をそれぞれ有し、互いに水平方向に並べられた第1の搬送棚、及び第2の搬送棚を備え、
前記第1の搬送棚は前記搬入口側に配置され、前記第2の搬送棚は前記搬出口側に配置され、
前記第1の搬送棚及び前記第2の搬送棚は、前記収容部の1個分の距離を前記第1の方向に互い違いに交互動作することで、前記搬送物をN+1段またはN+1列の前記搬出口へ仕分け、
前記設定動作は第1の設定動作を含み、
前記第1の設定動作は、
前記搬送物を前記第2の搬送棚のN段目またはN列目へ移動させた後、前記交互動作により、前記搬送物をN+1段目またはN+1列目の前記搬出口へ仕分ける動作である、請求項1に記載された仕分け装置。
【請求項3】
前記設定動作は、前記第1の設定動作の前段階の第2の設定動作を含み、
前記第2の設定動作は、
前記搬送物を前記第2の搬送棚のN-1段目またはN-1列目へ移動させた後、前記搬送物をN段目又はN列目の前記搬出口へ移動させ、
前記交互動作の後、前記搬送物を前記第2の搬送棚のN段目またはN列目へ移動させる動作である、請求項2に記載された仕分け装置。
【請求項4】
前記設定動作は、前記第1の設定動作及び前記第2の設定動作による搬送を行うことができなくなる搬送不可状態が発生する場合、当該搬送不可状態となる前段階において、前記搬送不可状態を回避する第3の設定動作を含む、請求項3に記載された仕分け装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仕分け装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、搬送物を搬送するシステムとして、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このシステムは、搬送物を搬入して、所定の階数の棚に仕分ける。仕分け装置は、予め仕分けの動作パターンを予め記憶したパターンデータに基づいて搬送物の仕分けを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-148146号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、上述のような仕分け装置においては、仕分け装置の構成に応じたパターンテーブルを準備する必要がある。例えば、仕分け装置の段数が増加すると、搬送物の配置の組み合わせパターンも増大する。従って、パターンデータのテーブルサイズが巨大化するという問題がある。テーブルサイズの巨大化は、パターンテーブルの準備に要する時間が増大するだけでなく、運用時のテーブル探索にも時間を要するという課題がある。
【0005】
従って、本発明は、パターンテーブルのテーブルサイズを抑制しつつ、効率的に搬送を行うことができる仕分け装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る仕分け装置は、搬入手段における搬入口と、水平方向移動手段を有する搬送機を少なくとも含む仕分け部と、搬出手段における搬出口と、予め準備されたパターンテーブルに基づいて、搬入口から搬入された搬送物を仕分け部で仕分けして、少なくともN+1段またはN+1列の搬出口から搬出する制御を行う制御部と、を備え、パターンテーブルは、N段またはN列の搬出口に搬送物を仕分ける動作パターンを記憶したデータ群であり、制御部は、N+1段目またはN+1列目の搬出口に搬送物を仕分ける場合、パターンテーブルに基づいて、仕分け部におけるN段目またはN列目に搬送物を移動させ、予め定められた設定動作によって、仕分け部におけるN段目またはN列目から、N+1段目またはN+1列目の搬出口へ前記搬送物を仕分ける。
【0007】
制御部は、予め準備されたパターンテーブルに基づいて、搬入口から搬入された搬送物を仕分け部で仕分けして、少なくともN+1段またはN+1列の搬出口から搬出する制御を行う。また、パターンテーブルは、N段またはN列の搬出口に搬送物を仕分ける動作パターンを記憶したデータ群である。このように、パターンテーブルは、実際の搬出口の数よりも1段または1列少ない動作パターンのデータを有している。従って、パターンテーブルのテーブルサイズの増大を抑制することができる。これに対し、制御部は、N+1段目またはN+1列目の搬出口に搬送物を仕分ける場合、パターンテーブルに基づいて、仕分け部におけるN段目またはN列目に搬送物を移動させる。このように、パターンテーブルに動作パターンが記憶されていない搬送物を仕分けるときは、制御部は、パターンテーブルを利用可能な途中の位置まで、パターンテーブルを用いた搬送を行う。その後、制御部は、予め定められた設定動作によって、仕分け部におけるN段目またはN列目から、N+1段目またはN+1列目の搬出口へ搬送物を仕分ける。このように、制御部は、パターンテーブルを利用できない部分の動作については、予め定められた設定動作を用いることで、演算の負荷を増加させることなく速やかに搬送物をN+1段目またはN+1列目の搬出口へ仕分けることができる。以上より、パターンテーブルのテーブルサイズを抑制しつつ、効率的に搬送を行うことができる。
【0008】
仕分け部は、第1の方向に連続したN個の収容部をそれぞれ有し、互いに水平方向に並べられた第1の搬送棚、及び第2の搬送棚を備え、第1の搬送棚は搬入口側に配置され、第2の搬送棚は搬出口側に配置され、第1の搬送棚及び第2の搬送棚は、収容部の1個分の距離を第1の方向に互い違いに交互動作することで、搬送物をN+1段またはN+1列の搬出口へ仕分け、設定動作は第1の設定動作を含み、第1の設定動作は、搬送物を第2の搬送棚のN段目またはN列目へ移動させた後、交互動作により、搬送物をN+1段目またはN+1列目の搬出口へ仕分ける動作であってよい。これにより、制御部は、搬送物を第2の搬送棚のN段目またはN列目の箇所から、容易にN+1段目またはN+1列目の搬出口へ仕分けることができる。
【0009】
設定動作は、第1の設定動作の前段階の第2の設定動作を含み、第2の設定動作は、搬送物を第2の搬送棚のN-1段目またはN-1列目へ移動させた後、搬送物をN段目又はN列目の搬出口へ移動させ、交互動作の後、搬送物を第2の搬送棚のN段目またはN列目へ移動させる動作であってよい。これにより、制御部は、搬送物を第2の搬送棚のN-1段目またはN-1列目の箇所から、容易にN+1段目またはN+1列目の搬出口へ仕分けることができる。
【0010】
設定動作は、第1の設定動作及び第2の設定動作による搬送を行うことができなくなる搬送不可状態が発生する場合、当該搬送不可状態となる前段階において、搬送不可状態を回避する第3の設定動作を含んでよい。この場合、制御部は、第3の設定動作を用いることで、搬送不可状態を回避し、効率よく搬送を行うことができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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