TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025101370
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218181
出願日
2023-12-25
発明の名称
倉庫システム
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
1/04 20060101AFI20250630BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】次回の入出庫作業が行われるときに、入庫及び出庫を効率よく行うことができる倉庫システムを提供する。
【解決手段】倉庫システム100は、取得した管理情報に基づいて、物品50が保管されていない空ラック7Bの配置を少なくとも示す配置情報を決定する配置情報決定部30を備える。空ラック7Bは、物品50が保管されていないため、物品50を入庫することができる保管部7である。このように、配置情報決定部30は、入庫を効率よく行うことができる空ラック7Bの配置を考慮して、配置情報を決定することができる。ここで、配置情報決定部30は、少なくとも空ラック7Bの位置が再配置前よりも分散する配置情報を決定する。この場合、配置情報決定部30は、保管庫2の全体のスペースを有効に利用して空ラック7Bを配置した配置情報を決定することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を保管する複数の保管部の中の何れかの前記保管部と、入出庫部との間で前記物品の入庫及び出庫を行う倉庫システムであって、
前記複数の保管部を有する保管庫、前記入出庫部、及び前記物品を搬送させる搬送部を有する倉庫部と、
取得した管理情報に基づいて、前記物品が保管されていない空保管部の配置を少なくとも示す配置情報を決定する配置情報決定部と、を備え、
前記倉庫部は、入出庫作業がないタイミングにて、前記配置情報に基づいて前記保管庫における前記物品の再配置を行い、
前記配置情報決定部は、少なくとも前記空保管部の位置が再配置前よりも分散する前記配置情報を決定する、倉庫システム。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記倉庫部は、前記保管庫として、水平方向に配列された複数の前記保管部を垂直方向に複数段有する垂直棚を有し、
前記倉庫部は、前記搬送部を備えるスタッカークレーンを有し、
前記搬送部は、荷役部と、前記荷役部を前記水平方向及び前記垂直方向に移動させる移動部と、を備える、請求項1に記載された倉庫システム。
【請求項3】
前記スタッカークレーンは、前記搬送部にて複数のN個の前記物品を同時搬送可能であり、
前記配置情報決定部は、N個の前記空保管部を1つのセットとして、各セットを前記保管庫内で分散させる前記配置情報を決定する、請求項2に記載された倉庫システム。
【請求項4】
前記配置情報決定部は、所定の最適化アルゴリズムを用いて、前記配置情報を決定する、請求項1に記載された倉庫システム。
【請求項5】
前記配置情報決定部は、
前記物品の配置案を作成する機械学習部と、
前記配置案にてシミュレーションを行うシミュレーション部と、を有し、
前記配置案の作成と前記シミュレーションを繰り返すことで、前記配置情報を決定する、請求項1に記載された倉庫システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、倉庫システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の倉庫システムとして、例えば特許文献1に記載の倉庫システムがある。この倉庫システムは、スタッカークレーン等の搬送手段を用いて入出庫ステーションと棚の間で物品を搬送し、棚に物品を保管する。物品の保管状況は棚ファイルや在庫ファイルに記録され、これらと現物との一致/不一致を確認するため、棚卸しが行われる。棚卸しでは、古い物品を入出庫ステーションの近くの短期ゾーンに集めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-302210号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の倉庫システムでは、以降の出庫を容易にするものであるが、入庫については考慮されていなかった。倉庫システムは出庫と入庫を同時に行うものである。そのため、倉庫システム全体の機能を向上させるためには、出庫の効率のみではなく出庫と入庫両方の効率を向上させる必要がある。
【0005】
本開示は、上記課題の解決のためになされたものであり、次回の入出庫作業が行われるときに、入庫及び出庫を効率よく行うことができる倉庫システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る倉庫システムは、物品を保管する複数の保管部の中の何れかの保管部と、入出庫部との間で物品の入庫及び出庫を行う倉庫システムであって、複数の保管部を有する保管庫、入出庫部、及び物品を搬送させる搬送部を有する倉庫部と、取得した管理情報に基づいて、物品が保管されていない空保管部の配置を少なくとも示す配置情報を決定する配置情報決定部と、を備え、倉庫部は、入出庫作業がないタイミングにて、配置情報に基づいて保管庫における物品の再配置を行い、配置情報決定部は、少なくとも空保管部の位置が再配置前よりも分散する配置情報を決定する。
【0007】
この倉庫システムにおいて、倉庫部は、入出庫作業がないタイミングにて、配置情報に基づいて保管庫における物品の再配置を行う。従って、倉庫部は、次回の入庫作業の開始時に、再配置された物品の配置にて、効率のよい入庫、及び出庫を行うことができる。倉庫システムは、取得した管理情報に基づいて、物品が保管されていない空保管部の配置を少なくとも示す配置情報を決定する配置情報決定部を備える。空保管部は、物品が保管されていないため、物品を入庫することができる保管部である。このように、配置情報決定部は、入庫を効率よく行うことができる空保管部の配置を考慮して、配置情報を決定することができる。ここで、配置情報決定部は、少なくとも空保管部の位置が再配置前よりも分散する配置情報を決定する。この場合、配置情報決定部は、保管庫の全体のスペースを有効に利用して空保管部を配置した配置情報を決定することができる。以上より、次回の入出庫作業が行われるときに、入庫及び出庫を効率よく行うことができる。
【0008】
倉庫部は、保管庫として、水平方向に配列された複数の前記保管部を垂直方向に複数段有する垂直棚を有し、倉庫部は、搬送部を備えるスタッカークレーンを有し、搬送部は、荷役部と、荷役部を水平方向及び前記垂直方向に移動させる移動部と、を備えてよい。この場合、垂直棚、及びスタッカークレーンを有する倉庫部において、次回の入出庫作業を効率よく行うことができる。
【0009】
スタッカークレーンは、搬送部にて複数のN個の物品を同時搬送可能であり、配置情報決定部は、N個の空保管部を1つのセットとして、各セットを保管庫内で分散させる配置情報を決定してよい。この場合、配置情報決定部は、N個の物品を同時搬送可能であるという状況を考慮したうえで、最適な配置情報を決定することができる。
【0010】
配置情報決定部は、所定の最適化アルゴリズムを用いて、配置情報を決定してよい。この場合、配置情報決定部は、効率のよい配置情報を容易に決定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
15日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
14日前
株式会社豊田自動織機
仕分け装置
14日前
株式会社豊田自動織機
倉庫システム
15日前
株式会社豊田自動織機
倉庫システム
16日前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
16日前
株式会社豊田自動織機
燃料電池用ポンプ
15日前
株式会社豊田自動織機
燃料電池モジュール
6日前
株式会社豊田自動織機
産業車両及び画像投影方法
16日前
株式会社豊田自動織機
車両用スライドデッキ装置
15日前
株式会社豊田自動織機
サイドシフトフォークリフト
20日前
株式会社豊田自動織機
燃料電池システム及び産業車両
7日前
株式会社豊田自動織機
フォークリフトの荷役制御装置
1日前
株式会社豊田自動織機
フォークリフトの荷役制御装置
1日前
株式会社豊田自動織機
容量表示方法及び容量表示装置
20日前
株式会社豊田自動織機
制御装置、及びパレットロック装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
配管洗浄装置
今日
株式会社豊田中央研究所
内燃機関の気筒内ガス温度の算出方法
13日前
株式会社豊田中央研究所
制御装置及び制御システム
1日前
個人
箱
9か月前
個人
ゴミ箱
9か月前
個人
収容箱
7日前
個人
包装体
9か月前
個人
コンベア
2か月前
個人
段ボール箱
3か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
容器
6か月前
個人
ゴミ収集器
3か月前
個人
宅配システム
3か月前
個人
折り畳み水槽
9か月前
個人
パウチ補助具
9か月前
個人
土嚢運搬器具
5か月前
個人
楽ちんハンド
1か月前
個人
角筒状構造体
2か月前
個人
閉塞装置
6か月前
個人
お薬の締結装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る