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公開番号
2025070078
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180139
出願日
2023-10-19
発明の名称
車載カバー
出願人
株式会社ニフコ
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
1/04 20060101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約
【課題】取付位置の調整を必要とせずに、第1カバーの位置に対する第2カバーの位置が適切な状態で、第1カバーと第2カバーとをブラケットに取り付けることを可能とした車載カバーを提供する。
【解決手段】車載カバー10は、フロントガラスに取り付けられるブラケット13と、ブラケット13に取り付けられる第1カバー11と、ブラケット13に取り付けられる第2カバー12とを備える。第1カバー11は、第1係合部11Aと第1締結部11Bとを備える。第2カバー12は、第2係合部12Aと第2締結部12Bとを備える。第1係合部11Aは、第2係合部12Aに係合して第1カバー11に対する第2カバー12の位置を決める。第1締結部11Bは、第1方向における変位が許容された状態でブラケット13に締結される。第2締結部12Bは、第1方向における変位が規制された状態でブラケット13に締結される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のフロントガラスに取り付けられた車両用機器を保護する車載カバーであって、
第1対向縁を備える第1カバーと、
第2対向縁を備える第2カバーと、
前記フロントガラスに取り付けられるブラケットと、を備え、
前記第1カバーと前記第2カバーとが、前記第1対向縁と前記第2対向縁とが対向するように前記ブラケットに取り付けられ、
前記第1カバーは、第1係合部と第1締結部とを備え、
前記第2カバーは、第2係合部と第2締結部とを備え、
前記第1係合部は、前記第2係合部に係合して前記第1カバーに対する前記第2カバーの位置を決め、
前記第1締結部は、第1方向における変位が許容された状態で前記ブラケットに締結され、
前記第2締結部は、前記第1方向における変位が規制された状態で前記ブラケットに締結される
車載カバー。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記第1方向は、前記第1カバーと前記第2カバーとが対向する方向である
請求項1に記載の車載カバー。
【請求項3】
前記第1係合部および前記第2係合部のいずれか一方が係止部を備え、
前記第1カバーおよび前記第2カバーのうち、前記係止部を備えるカバーが係止カバーであり、前記係止部を備えないカバーが被係止カバーであり、
前記係止部は、前記第1カバーと前記第2カバーとが対向する方向において、前記被係止カバーが前記係止カバーから離れる方向に変位することを規制するように構成されている
請求項2に記載の車載カバー。
【請求項4】
前記被係止カバーは、前記第1カバーと前記第2カバーとが対向する方向に略直交する方向に含まれる少なくとも一方の方向において、前記係止カバーが前記被係止カバーから離れる方向に変位することを規制するように構成された規制部を備える
請求項3に記載の車載カバー。
【請求項5】
前記第1方向は、左右方向であり、
前記第2締結部は、上下方向における変位、および、前後方向における変位が規制された状態で、前記ブラケットに締結される
請求項1から4のいずれか一項に記載の車載カバー。
【請求項6】
前記第1カバーは、前記第1方向に沿って延びるガイド部を備え、
前記ブラケットは、前記ガイド部が係止されるガイド係止部を備え、
前記ガイド部は、前記第1カバーが前記ブラケットに取り付けられる際に、前記第1締結部が前記ブラケットに締結される前に、前記ガイド係止部に係止される
請求項1から4のいずれか一項に記載の車載カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車載カバーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
車載カバーの一例は、メインカバー、サブカバー、および、ベースを備えている。ベースは、車両のフロントガラスに取り付けられる。ベースは、メインカバーが係合される第1係合受部と、サブカバーが係合される第2係合受部とを備えている。車載カバーが組み立てられる際には、第1係合受部にメインカバーが係合された後、サブカバーが第2係合受部に係合される(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-225459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した車載カバーの一例では、メインカバーとサブカバーとがそれぞれベースに係合されるのみによって、メインカバーの位置に対するサブカバーの位置が決まる。そのため、例えば、車載カバーの組立時に、メインカバーおよびサブカバーのいずれか一方の係合位置が、所定の係合位置に対してずれた場合には、係合位置にずれが生じたカバーをベースから取り外した後に、係合位置を調整した上で、当該カバーをベースに取り付け直す必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための車載カバーは、車両のフロントガラスに取り付けられた車両用機器を保護するカバーである。車載カバーは、第1対向縁を備える第1カバーと、第2対向縁を備える第2カバーと、前記フロントガラスに取り付けられるブラケットと、を備える。前記第1カバーと前記第2カバーとが、前記第1対向縁と前記第2対向縁とが対向するように前記ブラケットに取り付けられる。前記第1カバーは、第1係合部と第1締結部とを備える。前記第2カバーは、第2係合部と第2締結部とを備える。前記第1係合部は、前記第2係合部に係合して前記第1カバーに対する前記第2カバーの位置を決める。前記第1締結部は、第1方向における変位が許容された状態で前記ブラケットに締結される。前記第2締結部は、前記第1方向における変位が規制された状態で前記ブラケットに締結される。
【0006】
上記車載カバーによれば、第1カバーが備える第1締結部が、第1方向において変位が許容された状態でブラケットに取り付けられる。そのため、第1カバーと第2カバーとをブラケットに取り付ける際に、第2カバーの第2対向縁に対する第1カバーの第1対向縁の位置を第1方向において調整しながら、第1カバーと第2カバーとをブラケットに取り付けることが可能である。これにより、第1カバーの位置に対する第2カバーの位置が適切な状態で、第1カバーと第2カバーとをブラケットに取り付けることが可能である。
【0007】
上記車載カバーにおいて、前記第1方向は、前記第1カバーと前記第2カバーとが対向する方向であってよい。
上記車載カバーによれば、第1締結部の変位が許容される方向が、第1カバーと第2カバーとが対向する方向に一致するから、第1カバーの位置に対する第2カバーの位置を調整することが容易である。
【0008】
上記車載カバーにおいて、前記第1係合部および前記第2係合部のいずれか一方が係止部を備え、前記第1カバーおよび前記第2カバーのうち、前記係止部を備えるカバーが係止カバーであり、前記係止部を備えないカバーが被係止カバーであり、前記係止部は、前記第1カバーと前記第2カバーとが対向する方向において、前記被係止カバーが前記係止カバーから離れる方向に変位することを規制するように構成されていてよい。
【0009】
上記車載カバーによれば、第1カバーと第2カバーとが対向する方向において、第1カバーと第2カバーとが互いから離れることが係止部によって規制されるから、2つのカバーをブラケットに取り付ける際に、第1カバーの位置に対する第2カバーの位置を適切に維持しやすい。
【0010】
上記車載カバーにおいて、前記被係止カバーは、前記第1カバーと前記第2カバーとが対向する方向に略直交する方向に含まれる少なくとも一方の方向において、前記係止カバーが前記被係止カバーから離れる方向に変位することを規制するように構成された規制部を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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