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公開番号2025103531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220977
出願日2023-12-27
発明の名称タイヤ
出願人TOYO TIRE株式会社
代理人個人,個人
主分類B60C 13/00 20060101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約【課題】従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が図られるタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ1は、サイドウォール3の外表面3aの一部に、当該一部の周囲とは異なる部位として視認可能な状態に設けられたパターン領域7を備え、パターン領域7には、当該パターン領域7の表面7aから突出する複数の帯状凸部20が配置されており、帯状凸部20の尾根状の頂部30は、当該頂部30の延在方向に沿って連続的に延びるリッジライン40と、リッジライン40から局所的に帯状凸部20の高さが減じられるように形成された窪み部50と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
サイドウォールの外表面の一部に、当該一部の周囲とは異なる部位として視認可能な状態に設けられたパターン領域を備えるタイヤであって、
前記パターン領域には、当該パターン領域の表面から突出する複数の帯状凸部が配置されており、
前記帯状凸部の尾根状の頂部は、当該頂部の延在方向に沿って連続的に延びるリッジラインと、前記リッジラインから局所的に当該帯状凸部の高さが減じられるように形成された窪み部と、を有する、タイヤ。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記帯状凸部は、一端部及び他端部を含むとともに、前記一端部と前記他端部との間に前記頂部の高さが最も大きい頂点を含み、
前記頂部は、前記頂点から前記一端部にわたる第1頂部と、前記頂点から前記他端部にわたる第2頂部と、を含み、
前記第1頂部と第2頂部とは互いに異なる方向に延在し、
前記第1頂部及び前記第2頂部の少なくとも一方に、前記窪み部が配置されている、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第1頂部は、前記頂点から前記一端部に向かうにつれて高さが漸減し、
前記第2頂部は、前記頂点から前記他端部に向かうにつれて高さが漸減している、請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記帯状凸部は、一端部及び他端部を含むとともに、前記一端部から前記他端部にわたり前記頂部が形成され、前記一端部側及び前記他端部側の少なくとも一方に、前記頂部の高さが最も大きい頂点を含み、前記一端部と前記他端部との間に、前記頂部の高さが最も小さい底点を含む、請求項1に記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドウォールの外表面の一部に、例えば標章や模様等を表示するためのパターン領域を備えたタイヤに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、タイヤのサイドウォールの一部に、多数の微細な突起が集合したパターン領域を設けたタイヤが知られている(例えば、特許文献1等)。このようなパターン領域は、入射する光が突起間で反射を繰り返すことにより光の吸収作用が生じ、これにより周囲のサイドウォールの外表面よりも、より黒く視認されてコントラストが向上するものとなる。この種のパターン領域を備えることにより、そのタイヤは、例えば意匠効果や外観性の向上が図られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-1440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
多数の突起による高コントラスト化は、塗装等による手段よりも経年変化が生じ難く、長期にわたってその効果が発揮されるという利点がある。そこで、従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が進み、意匠効果や外観性のさらなる向上が図られるような突起によるパターン領域の形成が求められてきている。
【0005】
本発明は、従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が図られるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るタイヤは、サイドウォールの外表面の一部に、当該一部の周囲とは異なる部位として視認可能な状態に設けられたパターン領域を備えるタイヤであって、前記パターン領域には、当該パターン領域の表面から突出する複数の帯状凸部が配置されており、前記帯状凸部の尾根状の頂部は、当該頂部の延在方向に沿って連続的に延びるリッジラインと、前記リッジラインから局所的に当該帯状凸部の高さが減じられるように形成された窪み部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、従来よりも、より黒色濃度が高まって高コントラスト化が図られるタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るタイヤの側面図である。
実施形態に係るタイヤを加硫成形するための成形金型の一例を示す断面図である。
実施形態に係るタイヤのパターン領域に複数の帯状凸部の一部が配置された状態を示す斜視図である。
図3のIV矢視図である。
実施形態に係る窪み部を含む上記帯状凸部の単体を示す斜視図である。
他の例の窪み部を含む実施形態の帯状凸部の斜視図である。
他の例の窪み部を含む実施形態の帯状凸部の斜視図である。
他の例の窪み部を含む実施形態の帯状凸部の斜視図である。
実施形態に係る帯状凸部の他の例を示す斜視図である。
図9のX矢視図である。
図9及び図10に示す帯状凸部であって、窪み部を有する帯状凸部の単体を示す斜視図である。
実施形態に係る帯状凸部の他の形態であって、両端に頂点を有する帯状凸部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るタイヤ1の側面図である。タイヤ1は、その内腔に所定の空気圧が充填されるいわゆる空気入りタイヤである。実施形態のタイヤ1は、軽自動車やSUV等を含む乗用車用の空気入りタイヤである。なお、実施形態のタイヤ1の構成は、例えばライトトラック、トラック、バス等の他の車種用の空気入りタイヤにも適用できる。
【0010】
はじめに、図1を参照して、タイヤ1の主に側面に関する構成の概要を説明する。図1は、タイヤ1をタイヤ回転軸線Xの方向から見た側面図である。なお、以下の説明でいうタイヤ軸方向、タイヤ周方向、タイヤ径方向とは、次のとおりである。タイヤ軸方向とは、タイヤ回転軸線Xの延びる方向であって、図1では紙面表裏方向をいう。なお、タイヤ径方向から見た場合、タイヤ軸方向は左右方向となるため、タイヤ軸方向を左右方向という場合がある。タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸線Xを中心とした円弧線であって、タイヤ1の回転方向に沿った方向であり、図1には矢印Gで示している。タイヤ径方向とは、タイヤ回転軸線Xに垂直な方向であり、図1には矢印Yで任意的に示している。
(【0011】以降は省略されています)

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