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公開番号
2025069556
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179350
出願日
2023-10-18
発明の名称
車両用制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60H
1/22 20060101AFI20250423BHJP(車両一般)
要約
【課題】車室内に吹き出される空調風を加熱する電気式ヒータの駆動制御に応じて、乗員を直接温める乗員ヒータの駆動を制御することで、乗員の体感温度の安定化を図る。
【解決手段】
本発明のヒータ制御装置1は、エアコンの暖房風の熱源を補助するPTCヒータ2とシートヒータ3の駆動制御を行うヒータモジュール4を備える。ヒータモジュール4は、省エネ駆動制御状態において、PTCヒータ2の出力(デューティ比)が80%よりも小さくなるとシートヒータ3の駆動制御を行う。このようにすると、各PTCヒータ2の出力(デューティ比)の低下による体感温度の低下をシートヒータ3が補うことができ、体感温度が安定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内に吹き出される空調風を加熱する電気式ヒータと、前記電気式ヒータの駆動制御を行う電気式ヒータ制御手段とを備える車両用制御装置であって、
乗員の接触部位に配置され、前記乗員を直接温める乗員ヒータと、
前記乗員ヒータの駆動制御を行う乗員ヒータ制御手段と、
を備え、
前記乗員ヒータ制御手段は、前記電気式ヒータ制御手段による前記電気式ヒータの駆動制御に応じて前記乗員ヒータの駆動制御を行うことを特徴とする車両用制御装置。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用制御装置であって、
前記電気式ヒータ制御手段は、PWM制御により前記電気式ヒータの駆動を制御し、
前記乗員ヒータ制御手段は、前記電気式ヒータ制御手段のPWM制御におけるデューティ比に基づいて前記乗員ヒータの駆動制御を行う、車両用制御装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用制御装置であって、
前記乗員ヒータ制御手段は、前記電気式ヒータ制御手段のPWM制御におけるデューティ比が所定値未満の場合に前記乗員ヒータの駆動制御を行う、車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内に吹き出される空調風を加熱する電気式ヒータと、電気式ヒータの駆動制御を行う電気式ヒータ制御手段とを備える車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、車両に搭載されるエアコンは、エンジン冷却水を熱源として使用するが、エンジン冷却水の温度が高くなるまでのエアコンの機能を補助するために、PTCヒータが用いられる場合がある。例えば、特許文献1に記載のPTCヒータの制御装置では、エンジン冷却水の温度に応じてPTCヒータへの通電の電力を制御している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-283790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の制御装置では、エンジン冷却水の温度が上がるとPTCヒータへの通電の電力を下げるように制御するが、PTCヒータへの電力を下げると、乗員の体感温度が下がって不快になるおそれがある。
【0005】
本発明は、上記した課題を鑑みてなされたものであり、車室内に吹き出される空調風を加熱する電気式ヒータの駆動制御に応じて、乗員を直接温める乗員ヒータの駆動を制御することで、乗員の体感温度の安定化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するため、本発明にかかる車両用制御装置は、車室内に吹き出される空調風を加熱する電気式ヒータと、電気式ヒータの駆動制御を行う電気式ヒータ制御手段とを備える車両用制御装置であって、乗員の接触部位に配置され、乗員を直接温める乗員ヒータと、乗員ヒータの駆動制御を行う乗員ヒータ制御手段と、を備え、乗員ヒータ制御手段は、電気式ヒータ制御手段による電気式ヒータの駆動制御に応じて乗員ヒータの駆動制御を行うことを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
この構成によると、電気式ヒータの駆動制御に応じて乗員ヒータの駆動制御を行うことで、乗員の体感温度の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る車両用制御装置の概略構成図である。
図1のヒータモジュールの制御部および記憶部の機能を示す機能ブロック図である。
比較例のPTCヒータの駆動制御の一例を説明するための図である。
本願の第一実施形態の通常駆動制御時のPTCヒータの駆動制御の一例を説明するための図である。
本願の第一実施形態の省エネ駆動制御時のPTCヒータ並びにシートヒータの駆動制御の一例を説明するための図である。
本願の第一実施形態に係るヒータ制御処理の一例を示すフローチャートである。
本願の第一実施形態に係るヒータ制御装置の一例を示すフローチャートである。
本願の第二実施形態の省エネ駆動制御時のPTCヒータ並びにシートヒータの駆動制御の一例を説明するための図である。
本願の第三実施形態のPTCヒータ並びにシートヒータの駆動制御の一例を説明するための図である。
本願の第四実施形態のPTCヒータ並びにシートヒータの駆動制御の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第一実施形態>
本発明の第一実施形態にかかるヒータ制御装置について、図1~図5を参照して説明する。なお、図1は本発明の第一実施形態に係るヒータ制御装置の概略構成図、図2は図1のヒータモジュールの機能を示す機能ブロック図、図3は比較例のPTCヒータの駆動制御の一例を説明するための図、図4は第一実施形態の通常駆動制御時のPTCヒータの駆動制御の一例を説明するための図、図5は第一実施形態の省エネ駆動制御時のPTCヒータ並びにシートヒータの駆動制御の一例を説明するための図である。
【0010】
(ヒータ制御装置の概略構成)
本願の第一実施形態にかかるヒータ制御装置1(本発明の「車両用制御装置」に相当)は、車両に配設されて車両の空調風を加熱するPTCヒータや、乗員の座席シートに配設されたシートヒータの駆動を制御するものである。ヒータ制御装置1は、図1に示すように、空調風を加熱するPTCヒータ2と、車両の座席シートに配設されたシートヒータ3と、PTCヒータ2およびシートヒータ3の駆動制御を行うヒータモジュール4と、ヒータモジュール4に各種データを出力するEFI-ECU5と、車両に配設された各種機器に電源を供給するバッテリ6とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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