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公開番号2025082092
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195333
出願日2023-11-16
発明の名称車両用カメラ取付構造
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60R 11/04 20060101AFI20250521BHJP(車両一般)
要約【課題】ピラーガーニッシュの見栄えを向上可能な車両用カメラ取付構造を提供すること。
【解決手段】車両用カメラ取付構造は、車体を支持するピラーを車室内側から覆い、かつ開口部を有するピラーガーニッシュと、開口部から車室内を撮影可能であるとともに、開口部と間隙をもって対向する撮像面を有し、ピラーと、ピラーガーニッシュとの間に配置されるカメラと、を備え、ピラーガーニッシュは、開口部に、開口部を横切る方向に延びる1以上の板状部材を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車体を支持するピラーを車室内側から覆い、かつ開口部を有するピラーガーニッシュと、
前記開口部から前記車室内を撮影可能であるとともに、前記開口部と間隙をもって対向する撮像面を有し、前記ピラーと、前記ピラーガーニッシュとの間に配置されるカメラと、
を備え、
前記ピラーガーニッシュは、
前記開口部に、前記開口部を横切る方向に延びる1以上の板状部材を有する、
車両用カメラ取付構造。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記板状部材は、
前記ピラーガーニッシュの前記車室内を向く面より前記撮像面側の位置に設けられている、
請求項1に記載の車両用カメラ取付構造。
【請求項3】
前記カメラは、
前記撮像面により覆われる基板の基板面に、前記車室内に向かって所定の照射角度で光を照射する光源と、前記車室内で反射された反射光を所定の画角において集光する光学系と、を有し、
前記板状部材は、
前記車室内側から見て、前記基板面の前記光学系と前記光源との間の領域と重なる位置に設けられている、
請求項1に記載の車両用カメラ取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用カメラ取付構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車室内のドライバを撮影可能なドライバモニタ装置が知られている。ドライバモニタ装置は、フロントピラーを覆うピラーガーニッシュの内側に設置され、ピラーガーニッシュの開口部からドライバを撮影する。
【0003】
このとき、ドライバモニタ装置、及びピラーガーニッシュの取付け誤差等により、ドライバモニタ装置の撮像面と、ピラーガーニッシュの開口部とが接触することがある。このような接触を避けるため、撮像面と、開口部との間に隙間が形成されるように、ドライバモニタ装置と、ピラーガーニッシュとを取り付けることとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-104680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ドライバモニタ装置の撮像面とピラーガーニッシュの開口部との間に隙間を設けた結果、隙間を通して車室内からピラーガーニッシュの内側部分が見えてしまうことがある。また、撮像面が、太陽光等を遮光する目的で黒色に着色されているのに対し、ピラーガーニッシュが明るい色味である場合、開口部に露出する撮像面と、ピラーガーニッシュとの色味の違いによって撮像面が目立って見えてしまうことがある。このような理由によりピラーガーニッシュの見栄えの悪化が懸念されている。
【0006】
本発明の目的は、ピラーガーニッシュの見栄えを向上可能な車両用カメラ取付構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するため、本発明にかかるカメラ取付構造は、車体を支持するピラーを車室内側から覆い、かつ開口部を有するピラーガーニッシュと、前記開口部から前記車室内を撮影可能であるとともに、前記開口部と間隙をもって対向する撮像面を有し、前記ピラーと、前記ピラーガーニッシュとの間に配置されるカメラと、を備え、前記ピラーガーニッシュは、前記開口部に、前記開口部を横切る方向に延びる1以上の板状部材を有する。
【0008】
この構成によれば、開口部に露出する撮像面の一部を板状部材が覆うこととなるため、撮像面の露出面積が減少する。また車室内側から見て、撮像面がより遠くに設けられているように見える。これにより、例えばピラーガーニッシュと撮像面とで色味が異なる場合でも、撮像面が目立ちにくくなる。また、開口部と撮像面との間の間隙に向かう視線が板状部材によって遮られるため、ピラーガーニッシュの中見えが低減できる。結果として、ピラーガーニッシュの見栄えを向上させることができる。
【0009】
また、前記板状部材は、前記ピラーガーニッシュの前記車室内を向く面より前記撮像面側の位置に設けられている。
【0010】
この構成によれば、板状部材が、カメラの撮像範囲と重なることを回避することができるため、より広い範囲において車室内を撮影することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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