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公開番号
2025068486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178434
出願日
2023-10-16
発明の名称
車両の制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01M
10/633 20140101AFI20250421BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】NV性能を満たしつつ、バッテリの温度を早期に所定範囲に近づける制御を行うことができる、車両の制御装置を提供することである。
【解決手段】乗車を検知する乗車検知部と、バッテリの冷却を第1の基準に基づき行う第1冷却基準と、前記バッテリの冷却を前記第1の基準よりも冷却性能が高い第2の基準に基づき行う第2冷却基準と、により冷却を行う冷却制御部と、前記バッテリの温度が所定閾値以上の場合、前記乗車を検知するまで、前記第2冷却基準となるように前記冷却制御部を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
乗車を検知する乗車検知部と、
バッテリの冷却を第1の基準に基づき行う第1冷却基準と、前記バッテリの冷却を前記第1の基準よりも冷却性能が高い第2の基準に基づき行う第2冷却基準と、により冷却を行う冷却制御部と、
前記バッテリの温度が所定閾値以上の場合、前記乗車を検知するまで、前記第2冷却基準となるように前記冷却制御部を制御する制御部と、
を備える車両の制御装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
車室内の温度を調節する空気調節部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記乗車を検知する場合であっても、前記空気調節部の風量が所定以上の場合、前記第1の基準よりも冷却性能が高く前記第2の基準以下の第3の基準に基づき行う第3冷却基準となるように前記冷却制御部を制御する、
請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
乗車を検知する乗車検知部と、
バッテリの昇温を第1の基準に基づき行う第1昇温基準と、前記バッテリの昇温を前記第1の基準よりも昇温性能が高い第2の基準に基づき行う第2昇温基準と、により昇温を行う昇温制御部と、
前記バッテリの温度が所定閾値以下の場合、前記乗車を検知するまで、前記第2昇温基準となるように前記昇温制御部を制御する制御部と、
を備える車両の制御装置。
【請求項4】
車室内の温度を調節する空気調節部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記乗車を検知する場合であっても、前記空気調節部の風量が所定以上の場合、前記第1の基準よりも昇温性能が高く前記第2の基準以下の第3の基準に基づき行う第3昇温基準となるように前記昇温制御部を制御する、
請求項3に記載の車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スマートキーから作動信号を伝達される場合、車室内温度とバッテリ温度を比較し、運転者が搭乗する前に室内環境を快適な状態に近づける温度調節を行っている。また、運転者が車両に接近することを検知した場合、バッテリ温度が目標温度範囲となるように温度調節機構を制御することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-103708号公報
特開2012-080630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、乗員が不快と感じにくい騒音や振動等の大きさであるNV(Noise、Vibration)性能を満たしつつ、バッテリの温度を所定範囲に近づける調節を行う必要がある。そのため、バッテリの温度を早期に調節することが困難であった。さらに、バッテリの温度が所定範囲外の状態で継続して走行すると、電池劣化の懸念がある。
【0005】
本発明の目的は、NV性能を満たしつつ、バッテリの温度を早期に所定範囲に近づける制御を行うことができる、車両の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明に係る車両の制御装置は、乗車を検知する乗車検知部と、バッテリの冷却を第1の基準に基づき行う第1冷却基準と、バッテリの冷却を第1の基準よりも冷却性能が高い第2の基準に基づき行う第2冷却基準と、により冷却を行う冷却部と、バッテリの温度が所定閾値以上の場合、乗車を検知するまで、第2冷却基準となるように冷却部を制御する制御部と、を備える。
【0007】
この構成によれば、乗車を検知するまで、第1冷却基準よりも冷却性能が高い第2冷却基準で冷却を行うことができる。これにより、バッテリの温度を早期に所定範囲に近づけることができる。また、乗車前のためNV性能も満たすことができる。
【0008】
また、車室内の温度を調節する空気調節部と、をさらに備え、前記制御部は、前記乗車を検知する場合であっても、前記空気調節部の風量が所定以上の場合、前記第1の基準よりも冷却性能が高く前記第2の基準以下の第3の基準に基づき行う第3冷却基準となるように前記冷却制御部を制御する。
【0009】
この構成によれば、エアコンの風量による振動や騒音が第1の基準よりも上回る場合、第3冷却基準とする。これにより、乗車後もNV性能を満たしつつ、第3冷却基準のためバッテリの冷却を早期に行うことができる。
【0010】
また、乗車を検知する乗車検知部と、バッテリの昇温を第1の基準に基づき行う第1昇温基準と、前記バッテリの昇温を前記第1の基準よりも昇温性能が高い第2の基準に基づき行う第2昇温基準と、により昇温を行う昇温制御部と、前記バッテリの温度が所定閾値以下の場合、前記乗車を検知するまで、前記第2昇温基準となるように前記昇温制御部を制御する制御部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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