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公開番号
2025073352
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184058
出願日
2023-10-26
発明の名称
車両用制御装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60W
30/165 20200101AFI20250502BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両用制御装置において、IGオフ後にECUに電力供給可能なハードウェアの仕組みがなくても、車両の追従走行制御に関する設定情報について、不揮発性メモリに対して、必要な書き込みを行いつつ、不要な書き込みを抑制する。
【解決手段】本発明の車両用制御装置は、自車両と前方車両との車間距離を一定に維持しながら自車両を走行させる追従走行制御を実行する制御部と、現在の追従走行制御に関する設定情報を記憶する揮発性メモリと、追従走行制御に関する設定情報を記憶する不揮発性メモリと、追従走行制御が解除された場合に、揮発性メモリに記憶されている設定情報と不揮発性メモリに記憶されている設定情報が異なり、自車両が停車中で、かつ、自車両のシフトレンジが前進に関するレンジ以外のレンジに設定されているときに、揮発性メモリに記憶されている設定情報を前記不揮発性メモリに書き込む処理部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
自車両と前方車両との車間距離を一定に維持しながら前記自車両を走行させる追従走行制御を実行する制御部と、
現在の前記追従走行制御に関する設定情報を記憶する揮発性メモリと、
前記追従走行制御に関する設定情報を記憶する不揮発性メモリと、
前記追従走行制御が解除された場合に、前記揮発性メモリに記憶されている前記設定情報と前記不揮発性メモリに記憶されている前記設定情報が異なり、前記自車両が停車中で、かつ、前記自車両のシフトレンジが前進に関するレンジ以外のレンジに設定されているときに、前記揮発性メモリに記憶されている前記設定情報を前記不揮発性メモリに書き込む処理部と、を備える車両用制御装置。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記設定情報は、少なくとも、前記追従走行制御で用いる目標車間距離の情報を含む、請求項1に記載の車両用制御装置。
【請求項3】
前記前進に関するレンジ以外のレンジは、Pレンジ(駐車レンジ)である、請求項1に記載の車両用制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の車両(乗用車など)における制御の1つに、ACC(Adaptive Cruise Control:追従走行制御)がある。ACCでは、自車両と前方車両との車間距離を一定に維持しながら自車両を走行させる制御を行う。
【0003】
ACCにおいては、前方車両との目標車間距離を設定できる。具体的には、例えば、目標車間距離を、「長」、「普通」、「短」の3段階で設定できる。従来技術では、目標車間距離は、例えば、標準として「長」が設定されている。そして、ユーザがスイッチ操作等によって目標車間距離を「普通」や「短」に変えた場合、その変えた「普通」や「短」に基づいてACCが実行される。その後、ユーザがIGオフ(イグニッション電源オフ)の操作を行うと、目標車間距離の設定は「長」に戻る。
【0004】
その場合、ユーザは、目標車間距離として「普通」や「短」を望む場合、IGオン(イグニッション電源オン)のたびに目標車間距離の設定を変更する必要があり、煩わしい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-184464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の対策として、例えば、IGオフになった後に、その時点で揮発性メモリに保存されている目標車間距離の設定情報を不揮発性メモリに書き込む手法がある。しかし、その手法では、IGオフになった後でもECU(Electronic Control Unit)に対して目標車間距離の設定情報を不揮発性メモリに書き込むための電力を供給することが可能なハードウェアの仕組み(コンデンサ等)が必要になるという問題がある。
【0007】
また、そのほかに、目標車間距離の設定情報が変更されるたびに、その設定情報を不揮発性メモリに書き込むという手法がある。しかし、その手法では、不揮発性メモリには書き込みの上限回数があって書き込み回数がその上限回数に達するとその後は書き込めなくなる、という問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、IGオフ後にECUに電力供給可能なハードウェアの仕組みがなくても、車両の追従走行制御に関する設定情報について、不揮発性メモリに対して、必要な書き込みを行いつつ、不要な書き込みを抑制することができる車両用制御装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明の車両用制御装置は、自車両と前方車両との車間距離を一定に維持しながら前記自車両を走行させる追従走行制御を実行する制御部と、現在の前記追従走行制御に関する設定情報を記憶する揮発性メモリと、前記追従走行制御に関する設定情報を記憶する不揮発性メモリと、前記追従走行制御が解除された場合に、前記揮発性メモリに記憶されている前記設定情報と前記不揮発性メモリに記憶されている前記設定情報が異なり、前記自車両が停車中で、かつ、前記自車両のシフトレンジが前進に関するレンジ以外のレンジに設定されているときに、前記揮発性メモリに記憶されている前記設定情報を前記不揮発性メモリに書き込む処理部と、を備える。
【0010】
この構成によれば、追従走行制御が解除された場合に、上述の条件が満たされたときにのみ、揮発性メモリに記憶されている追従走行制御に関する設定情報を不揮発性メモリに書き込むことで、IGオフ後にECUに電力供給可能なハードウェアの仕組みがなくても、不揮発性メモリに対して、必要な書き込みを行いつつ、不要な書き込みを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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