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公開番号
2025071495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181705
出願日
2023-10-23
発明の名称
空調装置
出願人
日本プラスト株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60H
1/34 20060101AFI20250428BHJP(車両一般)
要約
【課題】カバーをケーシングに安定して保持することができる空調装置を提供する。
【解決手段】送風路が形成されたケーシング3と、ケーシング3に組付けられるカバー5とを備えた空調装置1において、ケーシング3とカバー5とに、カバー5がケーシング3に組付けられた状態を保持する保持部17を設け、保持部17が、カバー5に設けられケーシング3に向けて延出されてケーシング3の壁部31の外面に配置される延出部19と、ケーシング3の壁部31の外面から延出部19に向けて突出された係合突起21とを有し、係合突起21を、係合突起21の周囲に配置された壁部31を貫通するスリット33を介して弾性変形可能な弾性片23に設け、延出部19が、係合突起21が挿入される係合孔部25と、係合突起21が係合孔部25に挿入された状態でスリット33を閉塞する閉塞部27とを有した。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に空気が流れる送風路が形成されたケーシングと、
前記ケーシングに組付けられるカバーと、
を備え、
前記ケーシングと前記カバーとには、前記カバーが前記ケーシングに組付けられた状態を保持する保持部が設けられ、
前記保持部は、前記ケーシングと前記カバーとのうち一方に設けられ他方に向けて延出されて他方の壁部の外面に配置される延出部と、他方の前記壁部の外面から前記延出部に向けて突出された係合突起とを有し、
前記係合突起は、前記係合突起の周囲に配置された前記壁部を貫通するスリットを介して弾性変形可能な弾性片に設けられ、
前記延出部は、前記係合突起が挿入される係合孔部と、前記係合突起が前記係合孔部に挿入された状態で前記スリットを閉塞する閉塞部とを有する空調装置。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記ケーシングと前記カバーとのうち他方は、前記係合突起が前記係合孔部に挿入された状態で、前記延出部に対して、前記係合突起の突出方向側の面に対向して配置される対向部を有する請求項1に記載の空調装置。
【請求項3】
前記対向部は、前記延出部の延出方向に対して、少なくとも前記係合突起より前記ケーシングと前記カバーとのうち他方側に配置されている請求項2に記載の空調装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空調装置としては、内部に空気が流れる送風路が形成されたケーシングとしての空調ケース体を備えている。また、空調ケース体の一側の開口に組付けられ、送風路を流れた空気が吹き出す吹出口を有するカバーとしてのフィニッシャを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この空調装置では、空調ケース体とフィニッシャとに、フィニッシャが空調ケース体に組付けられた状態を保持する保持部が設けられている。
【0003】
保持部は、フィニッシャに設けられ空調ケース体に向けて延出されて空調ケース体の壁部の外面に配置される延出部としての挿入片を有する。また、保持部は、空調ケース体の壁部の外面から挿入片に向けて突出された係合突起としての係止爪を有する。挿入片は、フィニッシャに弾性変形可能に設けられ、係止爪が挿入される係合孔部としての係止孔を有する。
【0004】
この空調装置では、フィニッシャを空調ケース体に組付けるときに、挿入片の延出方向の先端側を係止爪に当接させて摺動させることにより、挿入片を弾性変形させる。弾性変形された挿入片は、フィニッシャを空調ケース体に組付け、係止孔が係止爪に位置したときに、復元され、係止爪が係止孔に挿入される。係止爪が係止孔に挿入されることにより、フィニッシャが空調ケース体から離脱することがなく、フィニッシャが空調ケース体に組付けられた状態を保持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平4-78012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記特許文献1の空調装置では、ケーシングの壁部の外面に配置される延出部が、カバーに弾性変形可能に設けられている。このため、カバーに外力が加わったときに、延出部が弾性変形し、係合孔部から係合突起が抜け出し、ケーシングからカバーが離脱する可能性があった。
【0007】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、カバーをケーシングに安定して保持することができる空調装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本実施形態に係る空調装置は、内部に空気が流れる送風路が形成されたケーシングと、前記ケーシングに組付けられるカバーとを備え、前記ケーシングと前記カバーとには、前記カバーが前記ケーシングに組付けられた状態を保持する保持部が設けられ、前記保持部は、前記ケーシングと前記カバーとのうち一方に設けられ他方に向けて延出されて他方の壁部の外面に配置される延出部と、他方の前記壁部の外面から前記延出部に向けて突出された係合突起とを有し、前記係合突起は、前記係合突起の周囲に配置された前記壁部を貫通するスリットを介して弾性変形可能な弾性片に設けられ、前記延出部は、前記係合突起が挿入される係合孔部と、前記係合突起が前記係合孔部に挿入された状態で前記スリットを閉塞する閉塞部とを有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、カバーをケーシングに安定して保持することができる空調装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る空調装置の斜視図である。
本実施形態に係る空調装置の保持部の斜視図である。
本実施形態に係る空調装置の保持部の分解斜視図である。
本実施形態に係る空調装置の保持部の上面図である。
本実施形態に係る空調装置の保持部の側面図である。
本実施形態に係る空調装置の保持部の下面図である。
本実施形態に係る空調装置のカバーをハウジングに組付けるときの断面図である。
本実施形態に係る空調装置のカバーをハウジングに組付けている途中の断面図である。
本実施形態に係る空調装置のカバーをハウジングに組付けたときの断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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