TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025065031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2024168884
出願日2024-09-27
発明の名称上腕骨再建システム及び使用方法
出願人ホウメディカ・オステオニクス・コーポレイション,Howmedica Osteonics Corp.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61F 2/30 20060101AFI20250410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】上腕骨近位部を置換するための上腕骨プロテーゼを提供する。
【解決手段】上腕骨プロテーゼは、外側面、内側面、前面、後面、及び第1の上面を含む、プロテーゼ本体を含む。外側面は、球状の曲率を有する。前面及び後面は、それぞれ平坦であり、第1の上面、外側面、及び内側面とそれぞれ交差する。第1のボアは、第1の上面を通って、プロテーゼ本体内へと延在する。プロテーゼ本体はまた、複数の縫合開口部を含む。
【選択図】図9C
特許請求の範囲【請求項1】
上腕骨近位部を置換するシステムであって、
第1の上面、前面、後面、外側面、内側面、及び前記第1の上面を通って延在する第1のボアを有する、プロテーゼ本体であって、前記第1のボアは、前記第1のボアの中心軸の周りに配列された複数のスカラップを有する、プロテーゼ本体と、
コンポーネント本体と前記コンポーネント本体から延在するボスとを有する関節コンポーネントであって、前記コンポーネント本体は、その上に配置された関節面を有し、前記ボスは、前記第1のボア内に受容されるように構成されており、径方向外向きに延在し前記スカラップのうちの1つに係合するように構成された突出部を有する、関節コンポーネントと
を備える、システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記コンポーネント本体は、中心軸を含み、前記ボスは、ボス軸を画定し、前記中心軸は、前記中心軸からオフセットされ、
前記プロテーゼ本体は、当該プロテーゼ本体を二等分し、上-下方向及び内側-外側方向に延在する、正中線平面を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記関節コンポーネントは、前記プロテーゼ本体に対して第1の偏心配置を有し、前記第1の偏心配置において、前記突出部は、第1のスカラップに係合し、前記コンポーネント本体の前記中心軸及び前記ボス軸は、前記正中線平面と同一平面上に位置する、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記関節コンポーネントは、前記プロテーゼ本体に対して第2の偏心配置を有し、前記第2の偏心配置において、前記突出部は、第2のスカラップに係合し、前記ボス軸は、前記正中線平面と同一平面上に位置し、前記コンポーネント本体の前記中心軸は、前記正中線平面に対して前方向及び後方向のうちの一方にオフセットされている、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記コンポーネント本体は、前記本体の前記中心軸と同軸である中心開口部と、前記コンポーネント本体及び前記ボスを通って延在する貫通ボアとを含み、前記貫通ボアは、前記ボス軸と同軸である、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記関節面は、凹状の関節面である、請求項4に記載のシステム。
【請求項7】
前記関節面は、凸状の関節面である、請求項4に記載のシステム。
【請求項8】
関節コンポーネントは、凹状の関節面を有するリバース型トライアルインサートを含み、前記コンポーネント本体は、リムによって境界付けられた内面を有するトレイであり、前記リム及び前記内面は、前記リバース型トライアルインサートを受容するように構成された空洞を協働して画定するようになっている、請求項2に記載のシステム。
【請求項9】
前記関節コンポーネントは、凸状の関節面及び前記凸状の関節面の反対側に配置されたソケットを有する、上腕骨頭トライアルを含み、
前記コンポーネント本体は、前記上腕骨頭トライアルの前記ソケット内に受容されるように構成されている、請求項2に記載のシステム。
【請求項10】
前記コンポーネント本体は、軸方向スロットを含み、前記関節コンポーネントは、前記ソケット内に配置されたリブを含み、前記リブは、前記コンポーネント本体の前記軸方向スロット内に受容されるように構成されている、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2023年9月28日に出願された米国仮特許出願第63/586,016号の出願日の利益を主張し、その開示内容は引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
時間の経過と共に、また、繰り返される使用を通して、骨及び関節は損傷又は摩耗し得る。例えば、骨及び関節に対する反復的な負担(例えば、運動活動を通したもの)、外傷的な事象、及び或る特定の疾患(例えば、関節炎)は、例えば、通常であればクッション効果を提供する関節エリアにおける軟骨を摩耗させ得る。軟骨が摩耗すると、関節エリアに水が溜まり、痛み、こわばり、及び可動性の低下に帰着し得る。関節における腱が弛緩するか又は関節における(又は関節に隣接する)軟質組織が損傷若しくは摩耗した場合においても、同様のことが起こり得る。
【0003】
関節形成術は、かかる損傷した関節を修復するために使用され得る。典型的な関節形成術の間、関節炎又は他の機能不全に陥った関節が、再構築又は再調整され得る。損傷した領域(複数の場合もある)を修復するために、1つのプロテーゼ(prosthesis)又は複数のプロテーゼが埋め込まれ得る。関節形成術は、例えば、膝、腰、肩、又は肘等の、身体の多くの様々な領域のいずれかで行うことができる。関節形成術の1つのタイプは、肩関節形成術であり、ここでは損傷した肩関節を、1つ以上のプロテーゼインプラントで置き換えることができる。肩関節は、例えば、関節炎(例えば、重度の骨関節炎若しくは変形性関節症)、外傷、又は破壊性関節疾患によって損傷させられたものであり得る。
【0004】
典型的な解剖学的肩関節置換術は、解剖学的状態を模倣しようと試みるものである。例えば、上腕骨ステム及び上腕骨頭置換物は、腕の上腕骨に取り付けられ、関節炎である、外傷を有する、又は他の態様で患者の状態を改善するために置換を必要とする、肩関節の上腕骨側を置換する。上腕骨頭置換物は、生来の関節窩と関節接合してもよいし、又は対向するプロテーゼ関節窩のインプラントと関節接合してもよい。
【0005】
より重篤な症例に対しては、肩関節の運動学を逆転させることを含む逆再建(reverse reconstruction)が実行され得る。半球状のデバイス(グレノスフィアと呼ばれることもある)を関節窩に固定し、グレノスフィアを受容することが可能なソケット又はカップを有する上腕骨ステムを埋め込むことによって、リバース型肩プロテーゼが設けられ得る。
【0006】
上腕骨インプラントを埋め込む前に、ステムの適切な長さ、関節ヘッドの適切な傾斜角度、及び/又は関節ヘッドのサイズ、又はインプラントの他の特性を決定するために、上腕骨インプラントをトライアルすることが望ましいことがある。トライアル上腕骨インプラントは、組み立てられ、その後に上腕骨に挿入され得る。その後、トライアルインプラント全体が取り外され、最終的な上腕骨インプラントが選ばれて、骨に埋め込まれ得る。プロテーゼの望ましい高さを決定するために、トライアルプロテーゼの組み立てを開始する前であっても、上腕骨近位部切除部と関節窩の中心との間の高さの測定を支援するツールを有することが、望ましいことがあり得る。
【発明の概要】
【0007】
本開示の1つの態様において、上腕骨近位部を置換するための上腕骨プロテーゼは、外側面、内側面、前面、後面、及び第1の上面を含むことができるプロテーゼ本体を含むことができる。外側面は、球状の曲率を有することができる。前面及び後面は、それぞれ平坦とすることができ、第1の上面、外側面、及び内側面とそれぞれ交差することができる。第1のボアは、第1の上面を通って、プロテーゼ本体内へ延在することができる。プロテーゼ本体はまた、複数の縫合開口部を含むことができる。
【0008】
これに加えて、複数の縫合開口部は、第1の縫合開口部及び第2の縫合開口部を含むことができる。第1の縫合開口部は、第1の縫合開口部軸を画定することができ、第2の縫合開口部は、第2の縫合開口部軸を画定することができる。第1の軸と第2の軸とは、角度Θで交差することができる。角度Θは、斜角とすることができる。一例として、角度Θは、20度~60度とすることができる。
【0009】
また、前面及び後面は、上方から下方への方向及び外側から内側への方向に、内向きに先細とすることができる。前面及び後面は、それぞれ多孔性パッチを含むことができる。前面及び後面のそれぞれの多孔性パッチは、非多孔性部分によって取り囲まれたものとすることができる。これに加えて、多孔性パッチは、非多孔性部分と面一であること、及び非多孔性部分に対して凹状となっていることのうちの一方とすることができる。
【0010】
さらに、前面は、第1の丸みのある縁部で外側面と交差することができ、後面は、第2の丸みのある縁部で外側面と交差することができる。内側面は、少なくとも1つの平面において湾曲したものとすることができ、第1の上面と交差することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
健康器具
2か月前
個人
歯茎みが品
2か月前
個人
歯の掃除具
5か月前
個人
鼾防止用具
2か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
乗馬テラピー
6か月前
個人
塗り薬塗り具
4か月前
個人
洗井間専家。
25日前
個人
身体牽引装置
5か月前
個人
白内障治療法
1か月前
個人
マッサージ機
2か月前
個人
導電香
2か月前
個人
片足歩行支援具
3か月前
個人
クリップ
3か月前
個人
染毛方法
5か月前
個人
収納容器
4か月前
個人
ホバーアイロン
13日前
個人
発熱器具
5か月前
個人
健康器具
4か月前
個人
動体視力強化装置
6か月前
三生医薬株式会社
錠剤
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
1か月前
個人
眼科診療車
3か月前
個人
口内洗浄具
2か月前
個人
磁器治療器
5か月前
個人
除菌システム
3か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
5か月前
株式会社コーセー
化粧料
3か月前
株式会社ナカニシ
生検針
5か月前
個人
血管硬化度算出方法
6か月前
株式会社コーセー
美爪料
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
2か月前
個人
服薬支援装置
1か月前
東レ株式会社
下肢着用具
5か月前
株式会社結心
手袋
1か月前
続きを見る