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公開番号
2025064122
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173623
出願日
2023-10-05
発明の名称
プロテクタ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
F16L
57/00 20060101AFI20250410BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】蛇腹状の樹脂配管に簡単に取り付け可能なプロテクタを提供する。
【解決手段】プロテクタ12は、保護対象である蛇腹状の樹脂配管10の周囲に配置される。プロテクタ12は、円筒状であり、周方向で分割された2つのプロテクタ要素12Eにより構成される。プロテクタ要素12Eは、樹脂配管10の外周の凹部に入り込む突出部15を有して樹脂配管10に接するゴム部14と、ゴム部14の外周側に接着された樹脂部16を含む。プロテクタ要素12Eの樹脂部16は、他のプロテクタ要素12Eの樹脂部16と接する両端部20に、爪部22または爪受け部24を有する。プロテクタ12は、2つのプロテクタ要素12Eのそれぞれの両端部20において、プロテクタ要素12Eの爪部22が他のプロテクタ要素12Eの爪受け部24に係合することで、樹脂配管10の周囲に取り付けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
保護対象である蛇腹状の樹脂配管の周囲に配置されるプロテクタであって、
前記プロテクタは円筒状であり、周方向で分割された複数のプロテクタ要素により構成されており、
前記プロテクタ要素は、前記樹脂配管の外周の凹部に入り込む突出部を有して前記樹脂配管に接するゴム部と、前記ゴム部の外周側に接着された樹脂部を含み、
前記プロテクタ要素の前記樹脂部は、他の前記プロテクタ要素の前記樹脂部と接する両端部に、爪部または爪受け部を有し、
前記プロテクタは、複数の前記プロテクタ要素のそれぞれの前記両端部において、前記プロテクタ要素の前記爪部が他の前記プロテクタ要素の前記爪受け部に係合することで、前記樹脂配管の周囲に取り付けられる、
プロテクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタに関し、特に、蛇腹状の樹脂配管を保護するプロテクタに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、各種の配管が設けられている。車両に設けられた配管の一種として、蛇腹状の外壁を有して樹脂により形成された配管(以下、蛇腹状の樹脂配管と言う)が知られている。
【0003】
特許文献1には、アダプタを用いて、樹脂配管とゴムホースを連結する配管連結構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-211811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
車両において、蛇腹状の樹脂配管とそれに隣り合う部品との間の隙間が狭い場合には、車両走行時に、樹脂配管が振動して、樹脂配管が部品と接触して摩耗する可能性が考えられる。よって、このような蛇腹状の樹脂配管と部品が近接して配置されるような場所に使用可能な樹脂配管用プロテクタが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、蛇腹状の樹脂配管に簡単に取り付け可能なプロテクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るプロテクタは、保護対象である蛇腹状の樹脂配管の周囲に配置される。前記プロテクタは、円筒状であり、周方向で分割された複数のプロテクタ要素により構成されている。前記プロテクタ要素は、前記樹脂配管の外周の凹部に入り込む突出部を有して前記樹脂配管に接するゴム部と、前記ゴム部の外周側に接着された樹脂部を含む。前記プロテクタ要素の前記樹脂部は、他の前記プロテクタ要素の前記樹脂部と接する両端部に、爪部または爪受け部を有する。前記プロテクタは、複数の前記プロテクタ要素のそれぞれの前記両端部において、前記プロテクタ要素の前記爪部が他の前記プロテクタ要素の前記爪受け部に係合することで、前記樹脂配管の周囲に取り付けられる。
【発明の効果】
【0008】
本発明のプロテクタによれば、蛇腹状の樹脂配管に簡単に取り付ることができ、その樹脂配管を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
蛇腹状の樹脂配管10の一部にプロテクタ12を取り付けた形態を示す図である。
(A)は図1のA-A線に沿った断面図であり、(B)は図1のB-B線に沿った断面図であり、(C)は係合前の2つのプロテクタ要素12Eを示す断面図である。
(A)はプロテクタで保護されていない樹脂配管10の一部を示す図であり、(B)はプロテクタ12で保護された樹脂配管10の一部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。全ての図面において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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