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公開番号
2025064105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173590
出願日
2023-10-05
発明の名称
電子機器およびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/68 20230101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 複数回の撮影をする時のぶれ量を抑える技術を提供する。
【解決手段】 画像合成のために複数回の撮影を行う撮像手段と、ぶれ情報を取得する取得手段と、許容するぶれ量を判定する判定手段と、前記撮像手段が前記複数回の撮影を開始するタイミングを制御する制御手段と、を備え、前記取得手段は前記ぶれ情報としてぶれ量の時間変化の傾向と振幅を取得し、前記制御手段は、前記ぶれ情報と前記許容するぶれ量に基づいて前記撮像手段を制御することを特徴とする電子機器。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
画像合成のために複数回の撮影を行う撮像手段と、
ぶれ情報を取得する取得手段と、
許容するぶれ量を判定する判定手段と、
前記撮像手段が前記複数回の撮影を開始するタイミングを制御する制御手段と、を備え、
前記取得手段は前記ぶれ情報としてぶれ量の時間変化の傾向と振幅を取得し、
前記制御手段は、前記ぶれ情報と前記許容するぶれ量に基づいて前記撮像手段を制御することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記ぶれ量が前記許容するぶれ量の範囲内になると判定されるタイミングで前記撮像手段に前記複数回の撮影を開始させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記制御手段は、前記複数回の撮影のうち所定の割合、もしくは所定の回数について前記ぶれ量が前記許容するぶれ量の範囲内になると判定されるタイミングで前記撮像手段に前記複数回の撮影を開始させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記制御手段は、撮影開始の指示から撮影の開始までに所定の時間以上が経過すると判断された場合は、前記撮像手段に前記複数回の撮影を開始させることを特徴とする請求項1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記判定手段は、撮影モード、撮影する画像のアスペクト比の少なくとも1つの設定を元に前記許容するぶれ量を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
手ぶれを補正する手ぶれ補正手段と、をさらに有し、
前記判定手段は前記手ぶれ補正手段が補正可能な手ぶれの上限値に基づいて前記許容するぶれ量を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項7】
前記取得手段は、ジャイロセンサの情報、前記撮像手段が撮像する複数の画像間での被写体の位置の変化、のいずれかの情報を元に前記ぶれ情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項8】
前記取得手段は、前記撮像手段が撮像する画像上の被写体が動体であると判断された場合は前記ぶれ情報を取得する処理を中断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項9】
前記画像合成にはHDR合成、深度合成の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項10】
画像合成のために複数回の撮影を行う撮像ステップと、
ぶれ情報を取得する取得ステップと、
許容するぶれ量を判定する判定ステップと、
前記撮像ステップにて前記複数回の撮影を開始するタイミングを制御する制御ステップと、を有し、
前記取得ステップは前記ぶれ情報としてぶれ量の時間変化の傾向と振幅を取得し、
前記制御ステップは、前記ぶれ情報と前記許容するぶれ量に基づいて前記撮像ステップを制御することを特徴とする電子機器の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及びその制御方法に関し、特に、撮像素子を備える電子機器において、合成用に複数枚の画像を撮影する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、複数回撮影して得られた複数枚の画像を合成することにより、表現の幅を広げる撮影手法が知られている。例えば露出条件の異なる複数の撮影画像を合成してダイナミックレンジを拡大した画像を合成するハイダイナミックレンジ(HDR)合成や、ピント位置の異なる複数の撮影画像を合成して被写界深度を拡大した画像を合成する深度合成技術等が知られている。
【0003】
HDR合成や深度合成の手法においては通常、三脚等を使用してぶれが少ない状態での撮影が推奨される。しかし、撮影シーンによっては三脚等が使えず、手持ちで撮影を行う必要がある。手持ちで複数回の撮影を実行する場合、三脚等を用いた場合と比較して撮像される領域が手ぶれによりずれてしまう場合がある。この時、撮影領域のぶれた画像が得られることになり、これらをそのまま合成してしまうと合成画像にぶれが生じてしまうほか、合成効果を適切に得られない場合がある。
【0004】
このような現象を回避するためには複数回撮影の間のぶれをなるべく抑える必要がある。例えば特許文献1においては撮影前のぶれの増減の傾向と現在のぶれ量とに応じて撮影を開始するタイミングを調整する構成を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3269706号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1によれば、1枚目の撮影時のぶれ量が小さくなるタイミングでの撮影が可能となる。しかしながら、複数回撮影する場合においてはその後にも撮影が続くため、最初の1枚目の撮影で生じるぶれ量が小さくても、以降の撮影で1枚目に対するぶれが大きくなってしまう場合がある。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数回の撮影をする時のぶれを抑える技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る電子機器は、画像合成のために複数回の撮影を行う撮像手段と、ぶれ情報を取得する取得手段と、許容するぶれ量を判定する判定手段と、前記撮像手段が前記複数回の撮影を開始するタイミングを制御する制御手段と、を備え、前記取得手段は前記ぶれ情報としてぶれ量の時間変化の傾向と振幅を取得し、前記制御手段は、前記ぶれ情報と前記許容するぶれ量に基づいて前記撮像手段を制御することを特徴とすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数回の撮影をする時のぶれを抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態における撮像装置の基本構成を示すブロック図。
第1の実施形態における撮影開始判定処理のフローチャート。
複数回撮影した画像の合成の様子を説明する図。
第1の実施形態における手ぶれ振幅の算出方法の一例を示す図。
第1の実施形態における撮影開始可能領域の判定方法の例を示す図。
第2の実施形態における許容するぶれ量の決定方法の例を示す図。
第3の実施形態における手ぶれ補正機能使用時の撮影開始可能領域の判定方法の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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