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公開番号
2025063999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173344
出願日
2023-10-05
発明の名称
骨補填材の製造方法
出願人
国立大学法人 鹿児島大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61L
27/12 20060101AFI20250410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】骨欠損部に応じた形状等、所定形状の骨補填材を安価に製造可能な骨補填材の製造方法を提供する。
【解決手段】骨補填材の製造方法は、β-リン酸三カルシウムを主成分とする骨補填材の製造方法である。骨補填材の製造方法は、リン酸一水素カルシウム二水和物、水酸化カルシウム及び光硬化性樹脂組成物を含む光硬化3Dプリント用スラリーを用い、光造形3Dプリンターで所定の形状に造形する造形工程と、造形された造形体を焼成する工程と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
β-リン酸三カルシウムを主成分とする骨補填材の製造方法であって、
リン酸一水素カルシウム二水和物、水酸化カルシウム及び光硬化性樹脂組成物を含む光硬化3Dプリント用スラリーを用い、光造形3Dプリンターで所定の形状に造形する造形工程と、
造形された造形体を焼成する工程と、を含む、
ことを特徴とする骨補填材の製造方法。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記リン酸一水素カルシウム二水和物と前記水酸化カルシウムとの配合比がCa/P比率で1.4~1.6である前記光硬化3Dプリント用スラリーを用いる、
ことを特徴とする請求項1に記載の骨補填材の製造方法。
【請求項3】
前記光硬化性樹脂組成物としてポリエチレングリコールジアクリレートを含む前記光硬化3Dプリント用スラリーを用いる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の骨補填材の製造方法。
【請求項4】
前記造形工程では、三次元的に連通する気孔を有する構造を造形する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の骨補填材の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、骨補填材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
骨腫瘍、骨髄炎、骨折、人工関節のゆるみなど、様々な原因により骨欠損が生じる。このような骨欠損部の再建・再生治療に、骨補填材が用いられている。骨補填材として、生体適合性に優れるハイドロキシアパタイトやβ-リン酸三カルシウムなど、リン酸カルシウム系のバイオセラミックスが広く用いられている。
【0003】
骨欠損部の再建・再生治療においては、骨欠損部に粉末状のバイオセラミックスを充填することや、粉末状のバイオセラミックスを骨欠損部に応じた形状に造形して充填することが行われる。
【0004】
近年では、光造形3Dプリンターを利用して、粉末状のバイオセラミックスを骨欠損部に応じた形状に造形する手法が検討されている(例えば、非特許文献1)。非特許文献1等の手法では、粒状等に製造されたバイオセラミックスを粉状に粉砕し、光硬化性樹脂組成物と混合したスラリーを調製し、このスラリーを用い、光造形3Dプリンターにて造形している。そして、造形物を焼成することで、骨欠損部に応じた形状の骨補填材を製造している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
P. Navarrete-Segado et al, "Masked stereolithography of hydroxyapatite bioceramic scaffolds: From powder tailoring to evaluation of 3D printed parts properties", Open Ceramics 9 (2022) 100235
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
非特許文献1等の方法では、原料となる粒状等のバイオセラミックスを製造する際に焼成が必要である。そして、光造形3Dプリンターで造形した後にも焼成が必要になることから、製造コストが高くなってしまう。
【0007】
本発明は上記事項に鑑みてなされたものであり、その目的は、骨欠損部に応じた形状等、所定形状の骨補填材を安価に製造可能な骨補填材の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る骨補填材の製造方法は、
β-リン酸三カルシウムを主成分とする骨補填材の製造方法であって、
リン酸一水素カルシウム二水和物、水酸化カルシウム及び光硬化性樹脂組成物を含む光硬化3Dプリント用スラリーを用い、光造形3Dプリンターで所定の形状に造形する造形工程と、
造形された造形体を焼成する工程と、を含む、
ことを特徴とする。
【0009】
また、前記リン酸一水素カルシウム二水和物と前記水酸化カルシウムとの配合比がCa/P比率で1.4~1.6である前記光硬化3Dプリント用スラリーを用いることが好ましい。
【0010】
また、前記光硬化性樹脂組成物としてポリエチレングリコールジアクリレートを含む前記光硬化3Dプリント用スラリーを用いることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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