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公開番号2025063765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023173219
出願日2023-10-04
発明の名称聴診器除菌装置
出願人システムギア株式会社
代理人個人,個人
主分類A61B 7/00 20060101AFI20250409BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】聴診器のチェストピースおよびチューブの端部を同時に除菌可能な聴診器除菌装置を提供する。
【解決手段】聴診器除菌装置10は、聴診器のチェストピースを保持する保持部材67を備える。保持部材67および本体ユニット60の外ケース61の右壁75により、聴診器のチェストピースおよびチューブの端部は、聴診器除菌装置10内において、宙に浮いた状態で保持される。聴診器除菌装置10のチェストピースのダイヤフラムに紫外線を照射する紫外線LED121と、聴診器のチューブの端部に紫外線を照射する紫外線LED38と、チェストピースのベル型部26に紫外線を照射する紫外線LED39との3つの紫外線LEDが、聴診器除菌装置10に設けられている。聴診器除菌装置10は、紫外線を聴診器に所定時間の間照射して、聴診器の除菌を行う。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
聴診器のチェストピースおよび当該チェストピースに接続されたチューブの端部を囲繞し収容する収容室が区画される閉姿勢と、上記収容室を開放する開姿勢との間で姿勢変化可能なケースと、
上記ケースに設けられ、上記チェストピースおよび上記チューブの端部を上記収容室の内壁面から離間させた状態で保持する保持部と、
上記ケースに設けられ、上記収容室に紫外線を照射する紫外線照射部材と、を備えた聴診器除菌装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
上記紫外線照射部材は、
上記保持部に保持された聴診器のダイヤフラムに紫外線を照射する第1照射体と、
上記保持部に保持された聴診器のチューブの端部に紫外線を照射する第2照射体と、を有する、請求項1に記載の聴診器除菌装置。
【請求項3】
上記第1照射体は、上記保持部に保持された聴診器のダイヤフラムに対向して配置され、
上記第2照射体は、上記保持部に保持された聴診器のチューブの端部に対向して配置され、
上記紫外線照射部材は、上記第1照射体および上記第2照射体の間に配置された第3照射体をさらに備える、請求項2に記載の聴診器除菌装置。
【請求項4】
上記収容室の内壁面に、紫外線を拡散反射させる拡散反射面を有する反射部材が設けられている、請求項1から3のいずれかに記載の聴診器除菌装置。
【請求項5】
上記反射部材は、上記内壁面のうち上記保持部に保持された聴診器のダイヤフラムと対向する第1面および当該第1面と対向する第2面に設けられている、請求項4に記載の聴診器除菌装置。
【請求項6】
上記保持部は、
上記収容室に設けられて聴診器のチェストピースの軸部が挿入されるフォークを有する、請求項1から3のいずれかに記載の聴診器除菌装置。
【請求項7】
上記ケースは、
下ケースと、
当該下ケースに対して回動可能に連結されることにより、上記収容室を区画する閉姿勢または上記収容室を開放する開姿勢を形成する上ケースと、を有し、
上記保持部は、
上記下ケースおよび上記上ケースに設けられ、上記ケースが閉姿勢の状態で上記チューブを囲繞する挿通孔を形成する凹部を有する、請求項1から3のいずれかに記載の聴診器除菌装置。
【請求項8】
上記ケースの姿勢を検知する第1センサと、
上記保持部における聴診器の保持状態を検知する第2センサと、
上記第2センサが聴診器の保持状態を検知し且つ上記第1センサが上記閉姿勢を検知したことに基づいて上記紫外線照射部材を駆動させ、上記第1センサが上記開姿勢を検知したことに基づいて上記紫外線照射部材の駆動を停止させる制御装置と、をさらに備える、請求項1または2に記載の聴診器除菌装置。
【請求項9】
発光体をさらに備え、
上記制御装置は、タイマカウント機能を備え、
上記制御装置は、
上記第1センサが上記閉姿勢を検知したことに基づいて上記発光体を点灯させ且つタイマカウントを開始し、タイマカウントのカウント値が所定値となったことに基づいて上記紫外線照射部材の駆動を停止させ且つ上記発光体を消灯させ、上記第2センサが上記ケースの開姿勢を検知したことに基づいて上記カウント値をリセットする、請求項8に記載の聴診器除菌装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、紫外線によって聴診器を除菌する聴診器除菌装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
医師は、聴診器を用いて患者の診察を行う。聴診器は、チェストピース、チューブ、一対の耳管部、及び一対のイヤーチップを備える。チェストピースは、診察において患者の身体に接触するため、他の患者の診察前に除菌される必要がある。
【0003】
特許文献1及び特許文献2は、紫外線を用いて聴診器の除菌を行う装置を開示する。
【0004】
特許文献1に開示された聴診器除菌装置は、外部に紫外線(UV-C)を照射するLEDが取り付けられたケースを備える。医師が当該ケースにチェストピースをかざすと、チェストピースに紫外線が照射され、除菌が行われる。
【0005】
特許文献2に開示された聴診器除菌装置は、チェストピースを収容するハウジングと、紫外線を照射するLEDとを備える。LEDは、ハウジングに収容されたチェストピースに紫外線を照射する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2017-526402号公報
特表2004-525673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
診察の際、医師は、聴診器のチェストピース或いはチューブの端部を把持し、チェストピースを患者の身体に当てる。一方、医師の手が患者に触れることもある。そのため、聴診器の除菌に際して、患者の身体に直接触れるチェストピースだけでなく、チューブの端部も除菌することが望ましい。しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された聴診器除菌装置は、チェストピースのみを除菌するものであって、チューブの端部までを除菌することはできない。
【0008】
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、チェストピース及びチューブの端部を同時に除菌可能な聴診器除菌装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1) 本発明に係る聴診器除菌装置は、聴診器のチェストピース及び当該チェストピースに接続されたチューブの端部を囲繞し収容する収容室が区画される閉姿勢と、上記収容室を開放する開姿勢との間で姿勢変化可能なケースと、上記ケースに設けられ、上記チェストピース及び上記チューブの端部を上記収容室の内壁面から離間させた状態で保持する保持部と、上記ケースに設けられ、上記収容室に紫外線を照射する紫外線照射部材とを備える。
【0010】
医師は、ケースを開姿勢にして、使用した聴診器のチェストピース及びチューブの端部をケース内(収容室)に配置した後、ケースを閉姿勢にする。聴診器は、保持部により、ケースの内壁面から離間して、すなわち宙に浮いた状態で保持される。宙に浮いた状態で保持されたチェストピース及びチューブの端部は、紫外線照射部材が照射した紫外線によって除菌される。したがって、本発明に係る聴診器除菌装置は、チェストピース及びチューブの端部を同時に除菌することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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