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公開番号
2025063476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172703
出願日
2023-10-04
発明の名称
プロジェクター
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20250409BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】光利用効率を向上できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】本発明のプロジェクターは、第1波長帯の第1レーザー光を含む光を射出する光源と、誘電体多層膜で形成され、入射する第1レーザー光のうちの第1偏光成分を分離する第1偏光素子と、第1偏光素子で分離された第1レーザー光のうちの第1偏光成分を変調する第1透過型液晶パネルと、第1透過型液晶パネルで変調された光を投射する投射光学系と、を備える。第1偏光素子は、第1レーザー光のうちの第1偏光成分を分離することにより第1偏光成分を第1透過型液晶パネルに入射させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1波長帯の第1レーザー光を含む光を射出する光源と、
誘電体多層膜で形成され、入射する前記第1レーザー光のうちの第1偏光成分を分離する第1偏光素子と、
前記第1偏光素子で分離された前記第1レーザー光のうちの前記第1偏光成分を変調する第1透過型液晶パネルと、
前記第1透過型液晶パネルで変調された光を投射する投射光学系と、
を備え、
前記第1偏光素子は、前記第1レーザー光のうちの前記第1偏光成分を分離することにより前記第1偏光成分を前記第1透過型液晶パネルに入射させる、
プロジェクター。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記光源から射出された前記光を前記第1偏光成分に変換する偏光変換素子をさらに備える、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項3】
前記光源から射出される前記光は、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯の蛍光からなる第2光をさらに含み、
前記第1偏光素子は、入射する前記第2光を透過することにより、前記第1レーザー光の前記第1偏光成分と前記第2光とを分離する、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項4】
前記光源から射出される前記光は、前記第1波長帯とは異なる第3波長帯の第2レーザー光をさらに含み、
前記第1レーザー光を反射し前記第2レーザー光を透過することにより、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを分離する光分離素子と、
誘電体多層膜で形成され、前記光分離素子から入射する前記第2レーザー光のうちの前記第1偏光成分を反射することにより分離する第2偏光素子と、
前記第2偏光素子により分離された前記第2レーザー光のうちの前記第1偏光成分を変調する第2透過型液晶パネルと、をさらに備える、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項5】
前記光源から射出される前記光は、前記第1レーザー光および前記第2レーザー光とは異なる第4波長帯の第3レーザー光をさらに含み、
前記第2偏光素子は、前記第3レーザー光を透過することにより、前記第2レーザー光の前記第1偏光成分の光路と前記第3レーザー光の光路とを分離する、
請求項4に記載のプロジェクター。
【請求項6】
誘電体多層膜で形成され、前記第2偏光素子を透過して入射する前記第3レーザー光のうちの前記第1偏光成分を反射することにより分離する第3偏光素子と、
前記第3偏光素子により分離された前記第3レーザー光のうちの前記第1偏光成分を変調する第3透過型液晶パネルと、をさらに備える、
請求項5に記載のプロジェクター。
【請求項7】
前記第1レーザー光は青色レーザー光であり、
前記第2レーザー光は緑色レーザー光であり、
前記第3レーザー光は赤色レーザー光である、
請求項6に記載のプロジェクター。
【請求項8】
前記光源から射出される前記光は、前記第1波長帯とは異なる第4波長帯の第2レーザー光をさらに含み、
前記第2光を反射し前記第2レーザー光を透過することにより、前記第2光と前記第2レーザー光とを分離する光分離素子と、
誘電体多層膜で形成され、前記光分離素子から入射する前記第2レーザー光のうちの前記第1偏光成分を反射することにより分離する第2偏光素子と、
前記第2偏光素子により分離された前記第2レーザー光のうちの前記第1偏光成分を変調する第2透過型液晶パネルと、をさらに備える、
請求項3に記載のプロジェクター。
【請求項9】
前記光源から射出される光は、前記第1波長帯とは異なる第4波長帯の第2レーザー光をさらに含み、
前記第1偏光素子は、
前記光源から射出される前記光が入射する第1面側に配置され、前記第2レーザー光を透過させつつ前記第1レーザー光のうちの前記第1偏光成分を反射する第1膜と、
前記第1面とは反対の第2面側に配置され、前記第2レーザー光のうちの前記第1偏光成分を反射させつつ前記第1レーザー光のうちの前記第1偏光成分と異なる偏光方向の第2偏光成分および前記第2レーザー光のうちの前記第2偏光成分を透過する第2膜と、を有し、
前記第1偏光素子から入射する前記第1レーザー光のうちの前記第1偏光成分を反射し、前記第1偏光素子から入射する前記第2レーザー光のうちの前記第1偏光成分を透過させることにより、前記第1レーザー光の前記第1偏光成分と前記第2レーザー光の前記第1偏光成分とを分離する光分離素子と、
前記第1偏光素子の前記第2膜を透過した前記第2レーザー光のうちの前記第2偏光成分を変調する第2透過型液晶パネルと、をさらに備える、
請求項1に記載のプロジェクター。
【請求項10】
前記第1偏光素子は前記第1偏光成分を反射することで前記第1レーザー光から分離する、
請求項1に記載のプロジェクター。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はプロジェクターに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、プロジェクターにおいて、レーザー光等の高光密度の光を利用する場合において、液晶パネルの入射側偏光板としてワイヤーグリッド構造の偏光板を用いることが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-003209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のようなワイヤーグリッド構造の偏光板は、所定の偏光方向の光を透過させる際、表面における界面反射等によりロスが生じるため、光利用効率が低下するという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様のプロジェクターは、第1波長帯の第1レーザー光を含む光を射出する光源と、誘電体多層膜で形成され、入射する前記第1レーザー光のうちの第1偏光成分を分離する第1偏光素子と、前記第1偏光素子で分離された前記第1レーザー光のうちの前記第1偏光成分を変調する第1透過型液晶パネルと、前記第1透過型液晶パネルで変調された光を投射する投射光学系と、を備え、第1偏光素子は、前記第1レーザー光のうちの前記第1偏光成分を分離することにより前記第1偏光成分を前記第1透過型液晶パネルに入射させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
照明装置の構成を示す図である。
第1偏光素子の分光特性を示すグラフである。
第2実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
第2実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
第2偏光素子の分光特性を示すグラフである。
第4実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
第2偏光素子の分光特性を示すグラフである。
第5実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として液晶パネルを用いたプロジェクターの一例である。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクター100の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター100は、スクリーンSCR上に映像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクター100は、照明装置120と、色分離光学系130と、光変調装置140R,140G,140Bと、色合成光学系150と、投射光学系160と、を備える。プロジェクター100は、3つの光変調装置を有する3板式のプロジェクターである。
【0009】
照明装置120は、色分離光学系130に向けて、照明光WLを射出する。照明光WLは、プロジェクター100における照明光であり、赤色光LR、緑色光LG及び青色光LBを含む。
【0010】
図2は照明装置120の構成を示す図である。
図2に示すように、照明装置120は、光源2と、レンズインテグレーター31と、偏光変換素子32と、重畳レンズ33と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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