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公開番号2025063349
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172416
出願日2023-10-04
発明の名称充電器、可搬装置、システム、制御方法および情報提供方法
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250409BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車載蓄電池を充電する際の操作の煩雑化を抑制でき、充電対象の車両を制限せずに盗電防止可能な充電器、可搬装置、システム、制御方法および情報提供方法を提供する。
【解決手段】充電器は、電動車両の車載蓄電池を充電する充電器であって、充電器に対する操作を受け付ける操作部と、電子キーから放射される電波を受信する電波受信部と、電波受信部が受信した電波に基づいて、電子キーの認証処理を行う制御部とを含み、制御部は、認証処理の結果に応じて、操作部に対する操作に基づく指示を拒絶する拒絶処理を実行する。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
電動車両の車載蓄電池を充電する充電器であって、
前記充電器に対する操作を受け付ける操作部と、
電子キーから送信される電波を受信する電波受信部と、
前記電波受信部が受信した電波に基づいて、前記電子キーの認証処理を行う制御部とを含み、
前記制御部は、前記認証処理の結果に応じて、前記操作部に対する操作に基づく指示を拒絶する拒絶処理を実行する、充電器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記電子キーに付与されているキー情報を記憶する記憶部をさらに含み、
前記電子キーは前記キー情報を電波により送信し、
前記制御部は、前記電波受信部により受信された電波に含まれる情報が、前記記憶部に記憶された前記キー情報と一致するか否かに基づいて、前記電子キーの認証処理を行う、請求項1に記載の充電器。
【請求項3】
充電器本体に対して着脱可能な可搬装置をさらに含み、
前記可搬装置は、前記記憶部を含む、請求項2に記載の充電器。
【請求項4】
通信ネットワークを介して前記充電器の外部から前記キー情報を取得する受信部をさらに含み、
前記記憶部は、前記受信部を介して取得した前記キー情報を記憶する、請求項2に記載の充電器。
【請求項5】
前記操作部はさらに、前記キー情報を特定するための特定情報の入力を受け付け、
前記操作部を介して入力された前記特定情報と、前記電子キーの所有者を特定するための所有者情報と、前記充電器を特定するための充電器情報とを、前記キー情報を管理するサーバコンピュータに送信する送信部をさらに含み、
前記受信部は、前記サーバコンピュータから送信される前記キー情報を受信し、
前記所有者情報および前記充電器情報の各々は、
前記操作部を介して入力される、または、
前記記憶部に記憶されている、請求項4に記載の充電器。
【請求項6】
前記電子キーは、前記制御部による前記認証とは別の用途に用いられている電子キーである、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の充電器。
【請求項7】
前記電子キーは、ドアの開錠および施錠に用いられている電子キーである、請求項6に記載の充電器。
【請求項8】
前記制御部に対して、前記認証処理および前記拒絶処理の実行を許可および禁止する設定を行う設定部をさらに含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の充電器。
【請求項9】
電動車両の車載蓄電池を充電する充電器に含まれる可搬装置であって、
電子キーに付与されているキー情報を記憶する記憶部を含み、
前記記憶部に記憶された前記キー情報は、前記充電器による前記電子キーの認証処理に利用される、可搬装置。
【請求項10】
前記電子キーは、自動車用の電子キーであり、
前記可搬装置は、自動車製造会社または自動車販売会社に設置された所定装置と通信可能に接続され得、
前記キー情報は、前記可搬装置が前記所定装置に接続された状態において前記所定装置から前記可搬装置に伝送される、請求項9に記載の可搬装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電器、可搬装置、システム、制御方法および情報提供方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車の車載蓄電池を外出先にて充電するために、車載蓄電池を充電するための充電器が市街(充電スタンド、商業施設など)に設置されつつある。電気自動車を所有している家庭への充電器の設置も進んでいる。それに伴い、充電器を勝手に使用して電気自動車を充電する電気窃盗(以下、盗電という)が懸念されている。
【0003】
下記特許文献1には、電気自動車の充電スタンドの盗電を防止するためにIDカードを利用することが開示されている。具体的には、充電器は、車載バッテリとの間を着脱可能なケーブルにより接続され、車載バッテリへの充電を開始するためのIDカードキーを読取り、車載バッテリ側に流れる電流値を監視し、監視する電流値がゼロになった場合に車載バッテリへの充電を停止する。これにより、充電スタンドなどを利用して充電を行っている際、ケーブルを取り外しての繋ぎ替えによる盗電を抑制できる。
【0004】
下記特許文献2には、充電用ケーブルを介して電動車両の蓄電池を充電する電力変換装置本体が、カメラ部および画像認識部を備えることが開示されている。画像認識部は、カメラ部により撮像された電気車両を含む画像を処理し、電力変換装置本体は、画像認識部による処理結果に基づいて、電気車両に対する充放電を許可するか否かを判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-254643号公報
国際公開第2017/072895号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載の技術は、充電を開始する前にIDカードを読取装置に挿入する、または接近させるなどの操作が必要となる。そのため、充電時の操作が煩雑になる問題がある。また、車両を運転する際に携行しなければならない物が増え、IDカードを紛失すれば充電できない問題もある。
【0007】
特許文献2に記載の技術は、カメラを用いて撮像した画像を利用するため、高精度のカメラが必要になる。また、登録されている車両以外の車両(例えば、来客者の車両)の車載蓄電池への充電に容易に対応できない問題がある。
【0008】
したがって、本開示は、車載蓄電池を充電する際の操作の煩雑化を抑制でき、充電対象の車両を制限せずに盗電を防止可能な充電器、可搬装置、システム、制御方法および情報提供方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示のある局面に係る充電器は、電動車両の車載蓄電池を充電する充電器であって、充電器に対する操作を受け付ける操作部と、電子キーから送信される電波を受信する電波受信部と、電波受信部が受信した電波に基づいて、電子キーの認証処理を行う制御部とを含み、制御部は、認証処理の結果に応じて、操作部に対する操作に基づく指示を拒絶する拒絶処理を実行する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、車載蓄電池を充電する際の操作の煩雑化を抑制でき、充電対象の車両を制限せずに盗電を防止可能な充電器、可搬装置、システム、制御方法および情報提供方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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