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公開番号2025063032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2024216927,2021566931
出願日2024-12-11,2020-05-08
発明の名称抗体薬物複合体
出願人武田薬品工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 47/68 20170101AFI20250408BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】STINGアゴニストを標的細胞に送達するための改善された方法を提供する。
【解決手段】本開示はSTINGモジュレーターを含む抗体薬物複合体を提供する。提供されるのはまた抗体薬物複合体を含む組成物である。化合物及び組成物は免疫応答の刺激を必要とする対象にて免疫応答を刺激するのに有用である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
式(I):
JPEG
2025063032000192.jpg
39
88
の化合物または薬学的に許容されるその塩であって、式中、
aは1~20の整数であり;
bは1~20の整数であり;
mは0、1、2、3、または4であり;
nは0または1であり;
D-NH-はアミノ置換化合物の一部であり、前記アミノ置換化合物は式D-NH

を有し;
各R

は独立して、C

-C

アルキル、O-C

-C

アルキル、及びハロゲンから選択され;


はC

-C

アルキル及び-(CH

CH

O)

-CH

から選択され、その際、sは1~10の整数であり;


及びR
3’
はそれぞれ独立して水素及びC

-C

アルキルから選択され;
Lは切断可能なリンカーであり;
Abは抗体、抗体断片、または抗原結合断片である、前記化合物または薬学的に許容されるその塩。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
式中、
aが1~4の整数であり;
bが1~10の整数であり、
mが0である、請求項1に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項3】
式中、
mが0であり;
nが0であり;


及びR
3’
がそれぞれ水素である、請求項1または2に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項4】
式中、Lが
JPEG
2025063032000193.jpg
17
39
であり、
式中、
JPEG
2025063032000194.jpg
7
5
が窒素原子への結合点であり;
JPEG
2025063032000195.jpg
10
9
がAbへの結合点であり;
tが1~10の整数であり;
Wが存在しない、または自己犠牲基であり;
Zが存在しない、または2~5アミノ酸のペプチドであり;
U及びU’が独立して存在しない、またはスペーサーであり;
Qがヘテロ二官能基であり;
ただし、W及びZの少なくとも一方が存在するという条件がある、請求項1~3のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項5】
Wが
JPEG
2025063032000196.jpg
145
149
から選択される自己犠牲基であり;
式中、
JPEG
2025063032000197.jpg
7
5
はカルボニル基への結合点であり;
JPEG
2025063032000198.jpg
11
8
はZへの結合点である、請求項4に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項6】
Wが
JPEG
2025063032000199.jpg
40
141
から選択される、請求項5に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項7】
Zが酵素的に切断することができるペプチドである、請求項4~6のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項8】
Zがカテプシンで切断できる、請求項7に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項9】
ZがVal-Cit、Cit-Val、Val-Ala、Ala-Val、Phe-Lys、及びLys-Pheから選択される2アミノ酸ペプチドである、請求項4~8のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【請求項10】
U及びU’が
JPEG
2025063032000200.jpg
149
151
から独立して選択され、
式中、
JPEG
2025063032000201.jpg
7
5
がZへの結合点であり;
JPEG
2025063032000202.jpg
10
9
がQへの結合点であり;
pが1~6の整数であり;
qが1~20の整数であり;
xがOまたは-CH

-であり;
各rが独立して0または1である、請求項4~9のいずれか1項に記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
電子的に提出された配列表への参照
電子的に提出された配列表の内容(名称:3817_053PC03_Seqlisting_ST25;サイズ:7,104バイト及び作成日:2020年4月22日)は参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,100 文字)【0002】
本開示はSTINGモジュレーターを含む抗体薬物複合体を提供する。提供されるのはまた抗体薬物複合体を含む組成物である。化合物及び組成物はそれを必要とする対象にて免疫応答を刺激するのに有用である。
【背景技術】
【0003】
急速に成長している標的治療剤のクラスである抗体薬物複合体(ADC)は、薬物の選択性と細胞傷害活性を改善するための有望な新しいアプローチを表している。これらの治療剤はペイロード薬物に結合して免疫複合体を形成することができる抗体(または抗体断片)で構成されている。抗体は標的細胞に結合するようにADCを指図する。次に、ADCは内部移行し、細胞の処理を提供するそのペイロードを放出する。ADCはその標的細胞に向けられているので、結合薬物の副作用は同じ薬剤を全身性に投与したときに遭遇する副作用よりも少なくてもよい。
【0004】
アダプタータンパク質STING(インターフェロン遺伝子の刺激因子)は、自然免疫系で役割を担うことが示されている。STING経路の活性化は、腫瘍を縮小し、長期的な免疫を提供することができるので腫瘍が再発しない特異的なキラーT細胞の生成を生じる免疫応答を引き起こす。活性化されたSTING経路はまた、ウイルスと戦い、自然免疫系と適応免疫系の双方を動員し、最終的には病原性ウイルスに対する長期的な免疫をもたらす抗ウイルス性サイトカイン及び炎症促進性サイトカインを産生することによって抗ウイルス応答にも寄与する。自然免疫応答と適応免疫応答の双方を強化することの潜在的な治療上の利点によってSTINGは創薬の魅力的な標的になる。環状ジヌクレオチドはSTINGアゴニストとして機能してもよく、臨床試験で調べられている。しかしながら、それらのアニオン特性によって膜透過性が低くなり、それは細胞内でSTINGに関与する能力を限定してもよく、血流内でこれらの化合物の望ましくない分布が生じることが多い。
【0005】
新しいSTINGアゴニストと同様に、それらを標的細胞に送達するための改善された方法に対するニーズが依然として存在する。
【発明の概要】
【0006】
第1の態様では、本開示は式(I):
【0007】
JPEG
2025063032000002.jpg
38
80
【0008】
の化合物または薬学的に許容されるその塩を提供し、
【0009】
式中、
【0010】
aは1~20の整数であり;
(【0011】以降は省略されています)

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