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公開番号2025062994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2024134118,2024131053
出願日2024-08-09,2024-08-07
発明の名称インク組成物、インクセット、印刷物、インクジェット記録装置、記録方法、及び印刷物の製造方法
出願人株式会社DNPファインケミカル
代理人個人,個人
主分類C09D 11/101 20140101AFI20250408BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】種々の基材に対して密着性を有するインク組成物の硬化膜を形成することのできる活性エネルギー線硬化型のインク組成物を提供する。
【解決手段】インクジェット法によって吐出される活性エネルギー線硬化型のインク組成物であって、重合性化合物を含有し、重合性化合物が下記一般式(1)で表される重合性化合物を含有するインク組成物。
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(式中、R1は水素またはメチル基であり、R2は水素または炭素数1以上10以下の分岐してもよいアルキル基であり、R3は水素若しくは炭素数1以上10以下の分岐してもよいアルキル基である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
インクジェット法によって吐出される活性エネルギー線硬化型のインク組成物であって、
重合性化合物を含有し、
前記重合性化合物が下記一般式(1)で表される重合性化合物を含有する
インク組成物。
TIFF
2025062994000015.tif
31
134
(式中、R

は水素またはメチル基であり、R
2
は水素または炭素数1以上10以下の分岐してもよいアルキル基であり、R
3
は水素若しくは炭素数1以上10以下の分岐してもよいアルキル基である。)
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
一般式(1)で表される重合性化合物は、1気圧20℃にて液体である、
請求項1に記載のインク組成物。
【請求項3】
一般式(1)で表される重合性化合物は、20℃における蒸気圧が60Pa以下である、
請求項2に記載のインク組成物。
【請求項4】
一般式(1)におけるR





に含有される炭素の数の合計は3以上である、
請求項1又は2に記載のインク組成物。
【請求項5】
重量平均分子量10000以上のバインダー樹脂を含有し、
前記バインダー樹脂の含有量は、インク組成物全量中0.05質量%以上25質量%以下である、
請求項1又は2に記載のインク組成物。
【請求項6】
前記重合性化合物が多官能重合性化合物を含有し、4官能以上の前記多官能重合性化合物は、インク組成物全量中25質量%以下である、請求項1又は2に記載のインク組成物。
【請求項7】
バインダー樹脂と、前記4官能以上の多官能重合性化合物の含有量の合計は、インク組成物全量中30質量%以下である、
請求項6に記載のインク組成物。
【請求項8】
色材を含有し、
さらに色材を分散する分散剤を含有してもよく、
前記分散剤を含有する場合、前記分散剤の含有量は、前記色材の含有量よりも少ない
請求項1又は2に記載のインク組成物。
【請求項9】
LEDランプから照射される活性エネルギー線によって硬化する
請求項1又は2に記載のインク組成物。
【請求項10】
請求項1又は2に記載のインク組成物を含むインクセット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インク組成物、インクセット、印刷物、インクジェット記録装置、記録方法、及び印刷物の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、印刷物の小ロット多品種化が進んでおり、従来のオフセット方式の印刷方法の代替として、オンデマンドプリントであるインクジェット方式の印刷方法が注目されている。インクジェット方式の印刷方法は、従来のオフセット方式の印刷方法と比較して、簡便であり、経済性や省エネルギー性等のメリットを有する。
【0003】
このようなインクジェット方式の印刷方法の中に、紫外線、電子線その他の活性エネルギー線によって硬化する活性エネルギー線硬化型のインク組成物がある。活性エネルギー線硬化型のインク組成物は、速乾性があるため、プラスチック、ガラス、コート紙等、インクを吸収しない又は殆ど吸収しない基材に印字する場合であっても、インクの滲みを防止できる。
【0004】
例えば、特許文献1には、特定の構造を有する重合性化合物を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性インクが記載されている。特許文献1には、この活性エネルギー線硬化性インクは、ポリカーボネート基材や塩化ビニル基材への密着性能に優れていることが記載されている。
【0005】
また、特許文献2には、特定の構造を有する重合性化合物を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化性インクが記載されている。特許文献2には、この活性エネルギー線硬化性インクは、ポリ塩化ビニル建材に対する経時密着性及び経時耐擦性に優れた画像を形成できることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-080137公報
WO2020/174783
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
さて、インクジェット法によって吐出される活性エネルギー線硬化型のインク組成物は、柔軟性のあるポリ塩化ビニル樹脂等の基材や硬度の高いアクリル系樹脂等の種々の基材に対して、密着性の高い硬化膜を形成することが求められる。
【0008】
本発明は、種々の基材に対して密着性を有する硬化膜を形成することができる活性エネルギー線硬化型のインク組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討をした結果、特定の重合性化合物を含有するインク組成物であれば、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する。
【0010】
(1)インクジェット法によって吐出される活性エネルギー線硬化型のインク組成物であって、重合性化合物を含有し、前記重合性化合物が下記一般式(1)で表される重合性化合物を含有するインク組成物。
TIFF
2025062994000001.tif
28
134
(式中、R

は水素またはメチル基であり、R
2
は水素または炭素数1以上10以下の分岐してもよいアルキル基であり、R
3
は水素若しくは炭素数1以上10以下の分岐してもよいアルキル基である。)
(【0011】以降は省略されています)

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