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公開番号
2025043894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023151460
出願日
2023-09-19
発明の名称
接着シート
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09J
7/21 20180101AFI20250325BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】接着シートとして一定の厚みがあり、曲面へ追従性がよく、しかも曲面に接着シートを張り合わせた状態で維持が可能となる接着シートを提供する。
【解決手段】 接着剤を不織布に含侵させてなる接着シートであり、その厚みが0.2mm以上であり、硬化前の接着シートの曲げ応力Qと硬化前の接着シートの粘着力Pとが、下記の式(1)を満たす接着シート。
Q/P ≦ 0.98 ・・・(1)
(ただし、Qの単位は(N/mm
2
)であり、Pの単位は(N/25mm)である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
接着剤を不織布に含侵させてなる接着シートであって、
前記接着シートの厚みが0.2mm以上であり、
硬化前の接着シートの曲げ応力Qと硬化前の接着シートの粘着力Pとが、下記の式(1)を満たしている接着シート。
Q/P ≦ 0.98 ・・・(1)
(ただし、Qの単位は(N/mm
2
)であり、Pの単位は(N/25mm)である。)
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記接着剤の硬化前における25℃の貯蔵弾性率が0.0001~10MPaである請求項1に記載の接着シート。
【請求項3】
前記接着剤が熱硬化性樹脂組成物からなる請求項1または2に記載の接着シート。
【請求項4】
前記接着剤がエポキシ樹脂を50質量%以上有する請求項1または2に記載の接着シート。
【請求項5】
前記接着剤が25℃において固体であり、100℃での粘度が0.1~500Pa・sである請求項1または2に記載の接着シート。
【請求項6】
前記不織布がガラス繊維からなる請求項1または2に記載の接着シート。
【請求項7】
前記接着シートに含まれる前記不織布の体積が、前記接着シート全体の体積の30%以上100%未満である請求項1または2に記載の接着シート。
【請求項8】
複数の接着シートが積層された積層接着シートに用いる接着シートであって、
前記接着シートが接着剤を不織布に含侵させてなる厚みが0.2mm以上のものであり、
前記積層接着シートが厚み0.8mm以上であり、
硬化前の積層接着シートの曲げ応力Q
1
と硬化前の積層接着シートの粘着力P
1
とが、下記の式(2)を満たしている、接着シート。
Q
1
/P
1
≦ 0.98 ・・・(2)
(ただし、Q
1
の単位は(N/mm
2
)であり、P
1
の単位は(N/25mm)である。)
【請求項9】
前記接着剤の硬化前における25℃の貯蔵弾性率が0.0001~10MPaである
請求項8に記載の接着シート
【請求項10】
前記接着剤が熱硬化性樹脂組成物からなる請求項8又は9に記載の接着シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接着シートに関し、更に詳しくは、構造用接着シート、特には自動車産業で有用な曲面接合のための構造用接着シートに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、環境負荷の低減に向けて車体の軽量化が進められており、従来、一般的に使用されている鉄に加え、アルミニウムや炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等を中心に多岐にわたる材料が自動車等の車両に用いられている。
一方、異種材料接合では材料自体の膜厚誤差を埋めるためという理由に加え、材料の線膨張係数の違いから、材料同士を接着する接着層が薄いと材料が加熱・冷却された際の温度差によって反りや剥がれが発生することが知られており、その対処法として応力緩和を行うために接着層の厚みを一定値以上に担保した接合が求められている。
【0003】
自動車分野においては、リベット接合、スポット溶接と併用する形で接着剤が用いられているが、近年、塗工ムラや欠損を生じる可能性がないことや、塗工工程が効率化できることから、接着剤単独での使用ではなく、支持体を有する接着シートの使用が増加している。このような接着シートは、平面に対してだけでなく、ルーフパネルやBピラー等の曲面に対しても使用されている。
【0004】
このような用途に用いられる接着シートとして、例えば、特許文献1では、熱膨張性の接着層を使い、接着層厚みを担保する方法が提案されている。また、特許文献2では、貯蔵弾性率を下げることで被接着面への追従性をよくする試みが提案されており、特許文献3では、支持体を入れ厚みを担保する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平07-145353号公報
特開2018-197336号公報
特開2020-55991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1のものは、熱膨張性の接着剤と被着体の界面密着性が低下しやすくなる傾向にあり、かつ、熱膨張層と接着層の層が分かれているため、接着強度が低下する傾向にあり、構造用接着剤に重要な接着信頼性の点で課題がある。
また、特許文献2のものは、貯蔵弾性率の低い樹脂による接着シートであり、支持体を含んでいないため、一般的に使用されている鉄やアルミニウム、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)同士の接合において、重さに耐えきれず、接着シートの樹脂が流れて一定の接着厚みを担保できないという問題がある。
そして、特許文献3のものは、炭素繊維織物に樹脂を含侵させることで、接着層の厚みを担保しているが、曲面の曲がり具合が大きい(Rが大きい)形状においては抵抗力が大きくなり、曲面に貼り付けることは可能なものの、その状態を維持できないという問題がある。
【0007】
そこで、本発明では、接着シートとして一定の厚みがあり、曲面へ追従性がよく、かつ曲面に接着シートを張り合わせた状態で維持が可能となる接着シートを提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
しかるに本発明者らは、かかる事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、硬化前に特定の物性を示す接着剤と、特定の物性を有する支持体とを組み合わせて、得られる接着シートの物性を制御することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明の要旨は、不織布からなる支持体に特定の接着剤を含浸させ、得られた接着シートの硬化前の物性を制御することにより、曲面追従性がよいうえに、曲面に接着シートを張り合わせた状態で長時間の維持が可能となることを見出し、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明は、以下の態様を有する。
[1] 接着剤を不織布に含侵させてなる接着シートであって、前記接着シートの厚みが0.2mm以上であり、硬化前の接着シートの曲げ応力Qと硬化前の接着シートの粘着力Pとが、下記の式(1)を満たしている接着シート。
Q/P ≦ 0.98 ・・・(1)
(ただし、Qの単位は(N/mm
2
)であり、Pの単位は(N/25mm)である。)
[2] 前記接着剤の硬化前における25℃の貯蔵弾性率が0.0001~10MPaである、[1]に記載の接着シート。
[3] 前記接着剤が熱硬化性樹脂組成物からなる、[1]または[2]に記載の接着シート。
[4] 前記接着剤がエポキシ樹脂を50質量%以上有する、[1]または[2]に記載の接着シート。
[5] 前記接着剤が25℃において固体であり、100℃での粘度が0.1~500Pa・sである、[1]または[2]に記載の接着シート。
[6] 前記不織布がガラス繊維からなる、[1]または[2]に記載の接着シート。
[7] 前記接着シートに含まれる前記不織布の体積が、前記接着シート全体の体積の30%以上100%未満である、[1]または[2]に記載の接着シート。
[8] 複数の接着シートが積層された積層接着シートに用いる接着シートであって、前記接着シートが接着剤を不織布に含侵させてなる厚みが0.2mm以上のものであり、前記積層接着シートが厚み0.8mm以上であり、硬化前の積層接着シートの曲げ応力Q
1
と硬化前の積層接着シートの粘着力P
1
とが、下記の式(2)を満たしている、接着シート。
Q
1
/P
1
≦ 0.98 ・・・(2)
(ただし、Q
1
の単位は(N/mm
2
)であり、P
1
の単位は(N/25mm)である。)
[9] 前記接着剤の硬化前における25℃の貯蔵弾性率が0.0001~10MPaである、[8]に記載の接着シート
[10] 前記接着剤が熱硬化性樹脂組成物からなる、[8]または[9]に記載の接着シート。
【発明の効果】
【0010】
本発明の接着シートは、接着剤を不織布に含侵させてなる接着シートであって、その接着シートの厚みを0.2mm以上に設定し、かつ、その硬化前の接着シートの曲げ応力Qと、硬化前の接着シートの粘着力Pとを、前記式(1)を満たすように設定しているため、曲面追従性と、曲面に接着シートを張り合わせた状態で長時間の維持との両立を可能とすることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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