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公開番号
2025038996
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023145706
出願日
2023-09-08
発明の名称
活性エネルギー線硬化型組成物
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
C09D
11/101 20140101AFI20250313BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】本発明の目的は、網点形状の崩れが小さく、鮮明な印刷物が得られ、優れた流動性を有する活性エネルギー線硬化型組成物およびそれを用いた印刷物を提供することである。
【解決手段】上記課題は、((メタ)アクリレート化合物(A)と、分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)とを含む活性エネルギー線硬化型組成物であって、前記分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)の含有量が、組成物全量に対し3質量%以下である、活性エネルギー線硬化型組成物により解決できる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(メタ)アクリレート化合物(A)と、分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)とを含む活性エネルギー線硬化型組成物であって、
前記分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)の含有量が、組成物全量に対し3質量%以下である、活性エネルギー線硬化型組成物。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)が、構造中に環式炭化水素構造を有する、請求項1記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
【請求項3】
分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)が、ターシャリーブチル安息香酸、安息香酸、メチル安息香酸、無水マレイン酸、1,2,3,6-テトラヒドロ無水フタル酸、無水フタル酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アビエチン酸、デヒドロアビエチン酸、および、無水トリメリット酸からなる群より選ばれる1種以上を含む、請求項1記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
【請求項4】
さらに樹脂(C)を含有する、請求項1記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
【請求項5】
さらに着色剤(D)を含有する、請求項1記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
【請求項6】
樹脂(C)の含有量が、組成物全量に対し2~40質量%である、請求項4記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
【請求項7】
基材と、請求項1~6いずれか記載の活性エネルギー線硬化型組成物を活性エネルギー線で硬化した層とを有する積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パッケージ等に使用される活性エネルギー線硬化型組成物に関するものであり、鮮明な印刷物を提供することが可能となる活性エネルギー線硬化型組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
活性エネルギー線硬化型インキは、無溶剤型であり瞬間的に活性エネルギー線硬化乾燥することから、環境対応、印刷作業性に優れ、且つ高品質の印刷物が得られるとして、雑誌やチラシ等の印刷情報の分野から紙器等の食品包装向けパッケージ分野まで広く使用されている。
【0003】
近年では、印刷時の省人、省力化、自動化、および高速化の要求が高まってきており、特に、印刷スピードは益々高速化してきている。そして、様々な印刷条件下において、トラブルなく長時間にわたって安定して高品位な印刷物が得られるインキおよびニスが望まれており、これまでに様々なインキの改良が検討されている。
【0004】
特許文献1では、金属錯体、極性基を有する化合物を含む活性エネルギー線硬化型インキについて開示されており、印刷中の汚れの有無の評価はなされているが、市場要求である鮮明な印刷物は得られていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-195503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、網点形状の崩れが小さく、鮮明な印刷物が得られ、優れた流動性を有する活性エネルギー線硬化型組成物およびそれを用いた印刷物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す活性エネルギー線硬化型組成物により、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、(メタ)アクリレート化合物(A)と、分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)とを含む活性エネルギー線硬化型組成物であって、
前記分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)の含有量が、組成物全量に対し3質量%以下である、活性エネルギー線硬化型組成物に関する。
【0009】
また、本発明は、分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)が、構造中に環式炭化水素構造を有する、上記活性エネルギー線硬化型組成物に関する。
【0010】
また、本発明は、分子量500以下の(メタ)アクリロイル基を有さないカルボン酸またはカルボン酸無水物(B)が、ターシャリーブチル安息香酸、安息香酸、メチル安息香酸、無水マレイン酸、1,2,3,6-テトラヒドロ無水フタル酸、無水フタル酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アビエチン酸、デヒドロアビエチン酸、および、無水トリメリット酸からなる群より選ばれる1種以上を含む、上記活性エネルギー線硬化型組成物に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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