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公開番号
2025040020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146658
出願日
2023-09-11
発明の名称
剥離紙レス粘着シートおよびラベル
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
C09J
7/38 20180101AFI20250314BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】
剥離紙(ライナー)又は粘着剤表面への離型処理が不要であって、使用する前に他の製品に接着することがない取扱い性優れた剥離紙レス粘着シートおよびラベルの提供。
【解決手段】
基材上に塗工層を有するシートであって、塗工層表面に粘着部(A)と非粘着部(B)を有し、粘着部(A)が、23℃、相対湿度50%、荷重1.47N/cm
2
条件で測定したプローブタック値が0.5N/5mmφ以上である材料からなり、非粘着部(B)が、23℃、相対湿度50%、荷重1.47N/cm
2
条件で測定したプローブタック値が0.5N/5mmφ未満である材料からなり、粘着部(A)の高さ(La)と、非粘着部(B)の高さ(Lb)の関係が、La<Lbであることを特徴とする剥離紙レス粘着シートにより解決される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材上に塗工層を有するシートであって、
塗工層表面に粘着部(A)と非粘着部(B)を有し、
粘着部(A)は、23℃、相対湿度50%、荷重1.47N/cm
2
条件で測定したプローブタック値が0.5N/5mmφ以上である材料からなり、
非粘着部(B)は、23℃、相対湿度50%、荷重1.47N/cm
2
条件で測定した プローブタック値が0.5N/5mmφ未満である材料からなり、
粘着部(A)の高さ(La)と、非粘着部(B)の高さ(Lb)の関係が、La<Lbであることを特徴とする剥離紙レス粘着シート。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
粘着部(A)と非粘着部(B)とが交互に配置された請求項1記載の剥離紙レス粘着シート。
【請求項3】
単位面積当たりの粘着部(A)の面積(M
A
)と非粘着部(B)の面積(M
B
)との比(M
A
:M
B
)が、20:80~95:5であることを特徴とする請求項1又は2記載の剥離紙レス粘着シート。
【請求項4】
非粘着部(B)の最表面が、ホットメルト型接着剤からなることを特徴とする請求項1~3いずれか記載の剥離紙レス粘着シート。
【請求項5】
粘着剤部(A)が、ホットメルト型粘着剤からなることを特徴とする請求項4記載の剥離紙レス粘着シート。
【請求項6】
基材が、紙、プラスチックフィルムおよび合成紙からなる群より選択されることを特徴とする請求項5記載の剥離紙レス粘着シート。
【請求項7】
請求項6記載の剥離紙レス粘着シートからなる、粘着ラベル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラベル使用時において、ゴミとなる剥離紙(ライナー)を発生させない剥離紙レス粘着シートおよびラベルに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に粘着ラベルには、粘着部の保護やハンドリング性向上の目的で剥離紙が付いている。しかし近年、環境問題から粘着ラベルに使用される剥離紙(ライナー)の廃棄が問題視されている。剥離紙は、粘着製品の裏側に台紙として貼られるものであり、主に紙基材上にシリコーンなどの離型剤を塗工して作られている。粘着面からきれいに剥がれることが特徴である。剥離紙の製造工程では、シリコーンなどの離型剤を溶かす目的で、大量の有機溶剤を使用しているため、塗工後に気化して大気に放出され、揮発性有機化合物(VOC)として環境に負荷を与える。更に、使用後の剥離紙は廃棄処理され、その際に発生する二酸化炭素(温室効果ガス)による環境問題等、様々な課題がある。
【0003】
そこで、粘着ラベルの表面に剥離剤を塗布することにより、ロール状にした粘着ラベルの粘着剤層が剥離可能となる剥離紙レスラベルが開発されている(特許文献1および2)。しかしながら、剥離剤を塗布する時に有機溶剤を使用するため、大気汚染の課題は残されている。
また、リサイクル性に優れた剥離紙の開発も行われている(特許文献3および4)。しかしながら、剥離紙はリサイクルされるものの、リサイクルするためにエネルギー、水資源が使用される他、最終的には廃棄物となるため焼却などで温室効果ガスが発生する課題がある。コストもかかる為リサイクル性に優れた剥離紙の採用は進んでいない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-17192号公報
特開平8-11432号公報
特開2008-222757号公報
特開2008-162264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、剥離紙(ライナー)又は粘着剤表面への離型処理が不要であって、使用する前に他の製品に接着することがない取扱い性優れた剥離紙レス粘着シートおよびラベルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、以下の剥離紙レスラベルを提供する。
[1]:基材上に塗工層を有するシートであって、塗工層表面に粘着部(A)と非粘着部(B)を有し、粘着部(A)は、23℃、相対湿度50%、荷重1.47N/cm
2
条件で測定したプローブタック値が0.5N/5mmφ以上である材料からなり、非粘着部(B)は、23℃、相対湿度50%、荷重1.47/cm
2
条件で測定したプローブタック値が0.5N/5mmφ未満である材料からなり、粘着部(A)の高さ(La)と、非粘着部(B)の高さ(Lb)の関係が、La<Lbであることを特徴とする剥離紙レス粘着シート。
[2]:粘着部(A)と非粘着部(B)とが交互に配置された上記[1]記載の剥離紙レス粘着シート。
[3]:単位面積当たりの粘着部(A)の面積(M
A
)と非粘着部(B)の面積(M
B
)との比(M
A
:M
B
)が、20:80~95:5であることを特徴とする[1] 又は[2]記載の剥離紙レス粘着シート
[4]:非粘着部(B)の最表面が、ホットメルト型接着剤からなることを特徴とする上記[1]~[3]いずれか記載の剥離紙レス粘着シート。
[5]:粘着剤部(A)が、ホットメルト型粘着剤からなることを特徴とする[1]~[4]いずれか記載の剥離紙レス粘着シート。
[6]:基材が、紙、プラスチックフィルムおよび合成紙からなる群より選択されることを特徴とする上記[1]~[5]いずれか記載の剥離紙レス粘着シート。
[7]:上記[1]~[6]いずれか記載の剥離紙レス粘着シートからなる粘着ラベル。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、剥離紙(ライナー)又は粘着剤表面への離型処理が不要な剥離紙レス粘着シートおよびラベルを提供することができる。本発明の粘着シートおよびラベルはロール形状で得ることができる。これにより廃棄される剥離紙がなくなり、環境負荷低減へとつながる。粘着シートおよびラベルから剥離紙をなくすことにより、粘着シートおよびラベルのCarbon Footprint of Products(CFP:原材料調達から生産、物流、販売、使用、廃棄に至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量を二酸化炭素に換算して数値)は、大幅に減少する。更に、剥離紙レスになった分、同じ大きさのロールであっても巻き数を多くすることができる。すなわち1本のロールにおけるラベルの長さが長くなるため、作業時のラベルのロール交換頻度は少なくなり、作業効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
独立方式で製造した本発明の粘着シートを部分的に示す概略断面図である。
積層方式で製造した本発明の粘着シートを部分的に示す概略断面図である。
独立方式で製造した本発明の粘着シートを部分的に示す概略断面図である。
積層方式で製造した本発明の粘着シートを部分的に示す概略断面図である。
本発明の粘着シートの粘着部および非粘着部の形状を示す概略平面図である。
本発明の粘着シートの粘着部および非粘着部の形状を示す概略平面図である。
本発明の粘着シートの粘着部および非粘着部の形状を示す概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示について詳細に説明する。なお、本発明の趣旨に合致する限り、他の実施形態も本発明の範疇に含まれることは言うまでもない。
【0010】
本明細書において「~」を用いて特定される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値および上限値の範囲として含むものとする。なお、本明細書中に出てくる各種成分は特に注釈しない限り、それぞれ独立に一種単独でも二種以上を併用してもよい。また、「部」および「%」は、特に断りのない限り、それぞれ「質量部」および「質量%」
を表す。
(【0011】以降は省略されています)
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