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公開番号
2025062776
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023172023
出願日
2023-10-03
発明の名称
電動シャッターの配線構造
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類
E06B
9/68 20060101AFI20250408BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】メンテナンス作業時に電源ケーブルを簡単に取り回すことができ、作業効率を向上できる電動シャッターの配線構造を提供すること。
【解決手段】枠体と、シャッター本体とを備える電動シャッターの配線構造である。シャッター本体4は、シャッターケース45と、シャッター巻取軸42と、スラットと、シャッター巻取軸42を回転駆動する電動モーターとを有する。建物の電源から電動モーターに電力を供給する電源ケーブル30は、建物の電源側に接続される電源側ケーブル31と、電動モーターに接続されるモーター側ケーブル32と、電源側ケーブル31およびモーター側ケーブル32を接続する中継ケーブル33とを有する。電源側ケーブル31および中継ケーブル33は、第1コネクタ34を介して着脱可能に連結され、モーター側ケーブル32および中継ケーブル33は、第2コネクタ35を介して着脱可能に連結される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
枠体と、前記枠体に取り付けられるシャッター本体とを備える電動シャッターの配線構造であって、
前記シャッター本体は、前記枠体に取り付けられるシャッターケースと、前記シャッターケース内に配置されるシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸に対して巻取りおよび繰出し可能に取り付けられたスラットと、前記シャッター巻取軸を回転駆動する電動モーターとを有し、
建物の電源から前記電動モーターに電力を供給する電源ケーブルは、
前記建物の電源側に接続される電源側ケーブルと、
前記電動モーターに接続されるモーター側ケーブルと、
前記電源側ケーブルおよび前記モーター側ケーブルを接続する中継ケーブルと、を有し、
前記電源側ケーブルおよび前記中継ケーブルは、第1コネクタを介して着脱可能に連結され、
前記モーター側ケーブルおよび前記中継ケーブルは、第2コネクタを介して着脱可能に連結されている
ことを特徴とする電動シャッターの配線構造。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電動シャッターの配線構造において、
前記シャッターケースは、ケース裏板と、前記ケース裏板の左右両端部に設けられて前記シャッター巻取軸を支持するケース側板とを備え、
前記ケース裏板には、前記電源側ケーブルが挿通される配線口が形成され、
前記中継ケーブルの長さ寸法は、前記電源側ケーブルにおいて前記配線口から前記中継ケーブルに連結される端部までの長さ寸法よりも長く、かつ、前記モーター側ケーブルの長さ寸法よりも長い
ことを特徴とする電動シャッターの配線構造。
【請求項3】
請求項1に記載の電動シャッターの配線構造において、
前記シャッターケースは、ケース裏板と、前記ケース裏板の左右両端部に設けられて前記シャッター巻取軸を支持するケース側板とを備え、
前記ケース側板の外面側には、前記枠体の縦枠が配置され、
前記電動モーターは、前記シャッター巻取軸の内部に配置され、
前記ケース側板には、前記モーター側ケーブルを挿通可能な第1開口と、前記中継ケーブルを挿通可能な第2開口とが形成され、
前記第1コネクタは、前記シャッターケースの前記ケース裏板と、前記ケース側板とで区画される第1空間に配置され、
前記第2コネクタは、前記縦枠と前記ケース側板との間に区画される第2空間に配置されている
ことを特徴とする電動シャッターの配線構造。
【請求項4】
請求項3に記載の電動シャッターの配線構造において、
前記ケース側板の外面側には、前記縦枠の室外側に着脱可能に設けられたサイドキャップが配置され、
前記第2コネクタは、前記第2空間において、前記サイドキャップを取り外すことで外部に露出可能な位置に設けられている
ことを特徴とする電動シャッターの配線構造。
【請求項5】
請求項1に記載の電動シャッターの配線構造において、
前記第1コネクタは、前記シャッター本体を室外側から見た正面視で、前記シャッター巻取軸に重ならない位置に配置されている
ことを特徴とする電動シャッターの配線構造。
【請求項6】
請求項1に記載の電動シャッターの配線構造において、
前記シャッターケースは、ケース裏板と、前記ケース裏板の左右両端部に設けられて前記シャッター巻取軸を支持するケース側板とを備え、
前記ケース側板の内面側には、前記シャッター巻取軸の周囲に配置された複数のスラットガイドが配置され、
少なくとも、前記第1コネクタと、前記第2コネクタと、前記中継ケーブルと、前記モーター側ケーブルとは、前記スラットガイドで被覆されている
ことを特徴とする電動シャッターの配線構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動シャッターの配線構造に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電動モーターの駆動により、巻取軸の周囲にシャッターカーテンの巻き取り及び繰り出しを行う電動シャッターにおいて、巻取軸を支持するシャッターケースの側板の内表面にスラットガイドを配設し、巻取軸に内蔵される電動モーターに対して電源を供給するケーブルを、側板とスラットガイドとの間に形成される収容空間に配設することで、ケーブルとシャッターカーテンとが接触することを防止した電動シャッターが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の電動シャッターでは、建物内部の電源から電力を供給する電源ケーブルの端部を、シャッターケースの背板の挿通孔からシャッター内部に進入させている。そして、前記電源ケーブルの端部に設けたコネクタを、複数のスラットガイドのうち、半円弧状の内方スラットガイドと側板との間に形成される内方収納空間の上端部に収容している。
一方、巻取軸から引き出された電動モーターの接続ケーブルを、内方収納空間内を介して前記コネクタに接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-88178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記電動シャッターにおいて、シャッターケース、巻取軸、シャッターカーテン等を含むシャッター本体を交換する場合は、前記電源ケーブルの端部を前記コネクタから取り外した後、建物から既設のシャッター本体を取り外して、電源ケーブルの端部を背板の挿通孔から建物側に引き抜く。その後、新設のシャッター本体を建物に取り付ける際には、新設のシャッターケースの背板の挿入孔から、電源ケーブルの端部をシャッターケース内部に進入させ、この電源ケーブルの端部を新設の内方スラットガイドの内方収納空間の上端部まで引き出し、コネクタを介して内方収納空間内に配置される接続ケーブルに接続する必要がある。
また、前記電動シャッターにおいて、電動モーターを交換する場合は、前記接続ケーブルの端部を前記コネクタから取り外した後、巻取軸を側板から取り外し、接続ケーブルも内方収納空間から引き抜く。その後、新設の電動モーターを内蔵する巻取軸をシャッターケースに取り付ける際には、新設の巻取軸から引き出された接続ケーブルを、内方スラットガイドの内方収納空間内に配置し、前記コネクタに接続する必要がある。
【0006】
以上のように、建物の電源側から引き出された電源ケーブルと、電動モーターから引き出された接続ケーブルとを、コネクタで直接接続しているので、シャッター本体を交換する場合には電源ケーブルを比較的長い距離で引き出したり、収納する必要があり、電動モーターを交換する場合には接続ケーブルを比較的長い距離で引き出したり、収納する必要があるため、シャッター本体交換時や電動モーター交換時などのメンテナンス作業時の電源ケーブルの取り回し作業が煩雑となり、作業効率が低下するという課題がある。
【0007】
本発明の目的は、メンテナンス作業時に電源ケーブルを簡単に取り回すことができ、作業効率を向上できる電動シャッターの配線構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、枠体と、前記枠体に取り付けられるシャッター本体とを備える電動シャッターの配線構造であって、前記シャッター本体は、前記枠体に取り付けられるシャッターケースと、前記シャッターケース内に配置されるシャッター巻取軸と、前記シャッター巻取軸に対して巻取りおよび繰出し可能に取り付けられたスラットと、前記シャッター巻取軸を回転駆動する電動モーターとを有し、建物の電源から前記電動モーターに電力を供給する電源ケーブルは、前記建物の電源側に接続される電源側ケーブルと、前記電動モーターに接続されるモーター側ケーブルと、前記電源側ケーブルおよび前記モーター側ケーブルを接続する中継ケーブルと、を有し、前記電源側ケーブルおよび前記中継ケーブルは、第1コネクタを介して着脱可能に連結され、前記モーター側ケーブルおよび前記中継ケーブルは、第2コネクタを介して着脱可能に連結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、メンテナンス作業時に電源ケーブルを簡単に取り回すことができ、作業効率を向上できる電動シャッターの配線構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る電動シャッターを示す斜視図である。
前記第1実施形態に係る電動シャッターの要部を示す正面図である。
前記第1実施形態に係る電動シャッターの要部を示す側面図である。
前記第1実施形態に係る電動シャッターの配線構造を示す斜視図である。
前記第1実施形態に係るシャッター本体の交換作業を示す分解斜視図である。
前記第1実施形態に係るシャッター本体の交換作業を示す分解斜視図である。
前記第2実施形態に係る電動シャッターの配線構造の要部を示す斜視図である。
前記第2実施形態に係る電動シャッターの配線構造を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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