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公開番号
2025062134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2025018589,2021051077
出願日
2025-02-06,2021-03-25
発明の名称
超音波診断装置、医用画像解析装置および医用画像解析プログラム
出願人
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
A61B
8/14 20060101AFI20250404BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】簡便な操作で、かつ安価な装置で、心臓の左右間の関連や房室間の関連を把握すること。
【解決手段】本実施形態に係る超音波診断装置は、指標取得部と、表示部とを備える。指標取得部は、1心拍以上を含む被検体の心尖四腔動画像における複数の心腔の境界位置を用いて、前記心尖四腔動画像における複数の心腔のうち左心室と右心室とを含む少なくとも2腔以上に関する複数の心機能指標を同時に取得する。表示部は、前記複数の心機能指標のうち少なくとも1つ以上を表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
1心拍以上を含む被検体の心尖四腔動画像における複数の心腔の境界位置を用いて、前記心尖四腔動画像における複数の心腔のうち左心室と右心室とを含む少なくとも2腔以上に関する複数の心機能指標を同時に取得する指標取得部と、
前記複数の心機能指標のうち少なくとも1つ以上を表示する表示部と、
を備える超音波診断装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、超音波診断装置、医用画像解析装置および医用画像解析プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、超音波診断装置やcardiac-MRIで得られる心臓の動画像を用いて、speckle-tracking(ST)と呼ばれる技術に基づく心機能評価が行われている。ST法には3次元(3D)データを用いる3DSTと2次元(2D)の断面データを用いる2DSTがあり、共に心臓の一つの腔を対象として解析が行われるのが一般的である。ST法が普及してきた近年では、心臓の複数の腔に関する機能情報を用いて、心臓の左右間の関連や房室間の関連を把握することも可能となってきている。このような複数腔を対象とした公知技術として、心臓の四腔に関するボリュームデータの同時解析の概念が示されている。当該公知技術のバージョンとしては、左心室と左心房の容積変化曲線の同時表示がある。また、Quad chamber Tracking:QCTによれば、個別腔の2DSTや3DSTによる解析結果を複数腔分入力し、可能な解析機能を自動的に切り換えて提供する。
【0003】
しかしながら、公知技術における心臓の四腔に関するボリュームデータの同時解析では、3Dデータを取得するための2Dアレイ構成が必要で、低コストの装置でも提供が可能な2Dデータ(断層像)からの解析はできない。また、QCTでは、個別の結果を作成してから入力するため、同時には複数腔に関する結果を作成できずに手間がかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-15558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、簡便な操作で、かつ安価な装置で、心臓の左右間の関連や房室間の関連を把握することにある。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係る超音波診断装置は、指標取得部と、表示部とを備える。指標取得部は、1心拍以上を含む被検体の心尖四腔動画像における複数の心腔の境界位置を用いて、前記心尖四腔動画像における複数の心腔のうち左心室と右心室とを含む少なくとも2腔以上に関する複数の心機能指標を同時に取得する。表示部は、前記複数の心機能指標のうち少なくとも1つ以上を表示する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る超音波診断装置の構成例を示す図。
図2は、第1実施形態に係り、指標取得処理の手順の一例を示すフローチャート。
図3は、第1実施形態に係り、サイズ情報およびGLSを含む心機能指標の時間変化曲線を、各心腔での心内腔位置群を示す関心領域の表示を備えたA4C像と共に表示した例。
図4は、第1実施形態の第2変形例に係り、時間変化曲線としてGLSカーブのみを表示した一例を示す図。
図5は、第1実施形態の第3変形例に係り、表示の一例を示す図。
図6は、第2実施形態に係り、医用画像解析装置の構成の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、本実施形態に関する超音波診断装置、医用画像解析装置および医用画像解析プログラムについて説明する。説明を具体的にするために、第1実施形態では、超音波診断装置を例にとり説明する。以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をおこなうものとして、重複する説明を適宜省略する。
【0009】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る超音波診断装置1の構成例を示す図である。図1に示すように、超音波診断装置1は、超音波プローブ11と、入力インタフェース(入力部)13と、ディスプレイ(表示部)15と、心電計17と、装置本体19とを有する。
【0010】
超音波プローブ11は、複数の圧電振動子、圧電振動子の超音波放射面側に設けられる整合層、圧電振動子の背面側に設けられ、圧電振動子から後方への超音波の伝播を防止するバッキング材等を有する。複数の圧電振動子各々は、後述する送受信回路23から供給される駆動信号に応答して超音波を発生する。超音波プローブ11は、装置本体7と着脱自在に接続される1次元アレイプローブである。複数の圧電振動子は、装置本体7における超音波送信回路71から供給された駆動信号に基づいて、超音波を発生する。なお、超音波プローブ11には、フリーズ操作などの際に押下されるボタンが配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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