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公開番号2025062040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025016108,2023210991
出願日2025-02-03,2019-12-20
発明の名称画像処理装置、画像処理システム、及び認証方法
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250404BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ユーザのログインに要する時間が長くなってしまうことを抑制することができる画像処理装置を提供すること。
【解決手段】画像処理装置は、画像処理部と、制御部とを持つ。制御部は、ログイン操作のためのユーザの生体情報を受け付け、ユーザ識別情報、最終更新日時情報、最終ログイン日時情報、前記生体情報のそれぞれが互いに対応付けられているレコードを含むテーブルを保持し、予め決められた複数の処理開始条件のうちの少なくとも1つが満たされた場合、前記テーブル内の前記レコードの再順序付けを行い、前記レコードの再順序付けを行った後に、受け付けた前記生体情報と前記テーブル内の前記レコードに含まれている前記生体情報との比較を行う認証処理を行い、前記テーブル内の前記レコードのそれぞれは、前記レコードに対応付けられた前記ユーザの出退勤の状態を示す出退勤フラグを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像処理部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
ログイン操作のためのユーザの生体情報を受け付け、
ユーザ識別情報、最終更新日時情報、最終ログイン日時情報、前記生体情報のそれぞれが互いに対応付けられているレコードを含むテーブルを保持し、
予め決められた複数の処理開始条件のうちの少なくとも1つが満たされた場合、前記テーブル内の前記レコードの再順序付けを行い、
前記レコードの再順序付けを行った後に、受け付けた前記生体情報と前記テーブル内の前記レコードに含まれている前記生体情報との比較を行う認証処理を行い、
前記テーブル内の前記レコードのそれぞれは、前記レコードに対応付けられた前記ユーザの出退勤の状態を示す出退勤フラグを含む、
画像処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記テーブルを記憶する記憶部を更に備える、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記複数の処理開始条件のうちの1つは、前記テーブル内の前記レコードの前記最終更新日時情報が変更されたこと、である、
請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記複数の処理開始条件のうちの1つは、前記テーブル内の前記レコードの前記ユーザ識別情報に対応する前記ユーザ識別情報に対応付けられた印刷データを受け付けること、である、
請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記最終ログイン日時情報は、前記レコードに対応付けられた前記ユーザのログイン操作の最終日時を示す情報である、
請求項1から4のうちいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記テーブル内の前記レコードのそれぞれは、前記レコードに対応付けられた前記ユーザが過去にログインした回数を示すログイン回数情報を含む、
請求項1から5のうちいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記複数の処理開始条件のうちの1つは、前記ログイン操作における前記ユーザによって入力された前記ユーザ識別情報の一部を受け付けること、であり、
前記テーブル内の前記レコードの再順序付けは、前記ログイン操作において前記ユーザによって入力された前記ユーザ識別情報の一部と、前記レコードに含まれる前記ユーザ識別情報との比較に基づいて行われる、
請求項1から6のうちいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記ログイン操作のために前記ユーザの前記生体情報を供給する生体情報読取部を更に備える、
請求項1から7のうちいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項9】
画像処理装置と、
前記画像処理装置と通信可能に接続されるサーバーと、
を備え、
前記画像処理装置と前記サーバーとのいずれか一方は、制御部を備え、
前記制御部は、
ログイン操作のためのユーザの生体情報を受け付け、
ユーザ識別情報、最終更新日時情報、最終ログイン日時情報、前記生体情報のそれぞれが互いに対応付けられているレコードを含むテーブルを保持し、
予め決められた複数の処理開始条件のうちの少なくとも1つが満たされた場合、前記テーブル内の前記レコードの再順序付けを行い、
前記レコードの再順序付けを行った後に、受け付けた前記生体情報と前記テーブル内の前記レコードに含まれている前記生体情報との比較を行う認証処理を行い、
前記テーブル内の前記レコードのそれぞれは、前記レコードに対応付けられた前記ユー
ザの出退勤の状態を示す出退勤フラグを含む、
画像処理システム。
【請求項10】
画像処理装置の認証方法であって、
ログイン操作のためのユーザの生体情報を受け付けるステップと、
ユーザ識別情報、最終更新日時情報、最終ログイン日時情報、前記生体情報のそれぞれが互いに対応付けられているレコードを含むテーブルを保持するステップと、
予め決められた複数の処理開始条件のうちの少なくとも1つが満たされた場合、前記テーブル内の前記レコードの再順序付けを行うステップと、
前記レコードの再順序付けを行った後に、受け付けた前記生体情報と前記テーブル内の前記レコードに含まれている前記生体情報との比較を行う認証処理を行うステップと、
を有し、
前記テーブル内の前記レコードのそれぞれは、前記レコードに対応付けられた前記ユー
ザの出退勤の状態を示す出退勤フラグを含む、
認証方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、画像処理装置、画像処理システム、及び認証方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの生体情報を用いてログイン可能な画像処理装置が知られている。ユーザの生体情報は、例えば、ユーザの指紋を示す情報、ユーザの静脈を示す情報、ユーザの虹彩を示す情報、ユーザ顔を示す情報等のことである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-134745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような画像処理装置は、あるユーザAが当該画像処理装置にログインしようとする場合、ユーザAの生体情報を対象生体情報として読み取る。また、当該画像処理装置には、当該画像処理装置にログイン可能な複数のユーザそれぞれの生体情報が、参照生体情報として記憶されている。そして、当該画像処理装置に記憶された複数の参照生体情報の順は、所定の順となっている。このため、当該画像処理装置は、対象生体情報を読み取った後、所定の順で参照生体情報を1つずつ選択する。当該画像処理装置は、選択した参照生体情報毎に、対象生体情報との照合を繰り返し行う。当該画像処理装置では、当該場合、このように繰り返し行われる照合が、対象生体情報との一致度が所定の閾値よりも高い参照生体情報が見つかるまで続けられる。
【0005】
しかしながら、このような画像処理装置では、所定の順は、必ずしも当該照合が早く終わる順になっているわけではない。例えば、所定の順は、当該画像処理装置に参照生体情報が記憶された順であることが多い。このため、当該画像処理装置では、対象生体情報との一致度が所定の閾値よりも高い参照生体情報の順位が他の参照生体情報よりも下位であるほど、上記の照合に要する時間が長くなってしまう。その結果、当該画像処理装置では、当該画像処理装置へのユーザAのログインに要する時間が長くなってしまう場合があった。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、ユーザのログインに要する時間が長くなってしまうことを抑制することができる画像処理装置、画像処理システム、及び認証方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の画像処理装置は、画像処理部と、制御部とを持つ。制御部は、ユーザ識別情報、最終更新日時情報、最終ログイン日時情報のそれぞれが互いに対応付けられているレコードを含むテーブルを保持し、ログイン操作のためのユーザの生体情報を受け付け、予め決められた条件が満たされた場合、前記テーブル内の前記レコードの再順序付けを行い、前記レコードの再順序付けを行った後に、受け付けた前記生体情報と前記テーブル内の前記レコードに含まれている前記生体情報との比較を行う認証処理を行う。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態の画像処理装置の全体構成例を示す外観図である。
画像処理装置の機能構成例を示す図である。
制御部が行う順変更処理の流れの一例を示す図である。
順変更処理が1回も行われていない場合における複数のユーザ情報の一例を示す図である。
最終ログイン日時情報に基づいた順変更処理が行われた場合のテーブルの一例を示す図である。
ログイン回数情報に基づいた順変更処理が行われた場合のテーブルの一例を示す図である。
ユーザ識別情報に基づいた順変更処理が行われた場合のテーブルの一例を示す図である。
出退勤フラグに基づいた順変更処理が行われた場合のテーブルの一例を示す図である。
含有情報に基づいた順変更処理が行われた場合のテーブルの一例を示す図である。
制御部が行う認証処理の流れの一例を示す図である。
実施形態の変形例の画像処理装置の全体構成例を示す外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態の画像処理装置を、図面を参照して説明する。各図において、同一構成については同一の符号を付す。以下では、実施形態の画像処理装置の一例として、画像処理装置100を例に挙げて説明する。
【0010】
なお、以下では、説明の便宜上、画像処理装置100にログインしようとするユーザを、第1ユーザと称して説明する。また、以下では、説明の便宜上、画像処理装置100にログイン可能な複数のユーザのそれぞれを、第2ユーザと称して説明する。すなわち、第2ユーザは、画像処理装置100を利用可能な人物として画像処理装置100に登録されたユーザである。第1ユーザが画像処理装置100にログイン可能である場合、第1ユーザは、第2ユーザのいずれかと同一人物である。一方、第1ユーザが画像処理装置100にログイン不可能である場合、第1ユーザは、第2ユーザのいずれとも異なる人物である。
(【0011】以降は省略されています)

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