TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025061959
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-11
出願番号
2025013459,2024090379
出願日
2025-01-30,2020-06-15
発明の名称
眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラム
出願人
株式会社トプコン
代理人
個人
主分類
A61B
3/10 20060101AFI20250404BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】光源が高速化した場合でも撮影条件を高精度に調整することための新たな技術を提供する。
【解決手段】眼科装置は、干渉光学系と、光スキャナ制御部と、補正制御部とを含む。干渉光学系は、非点収差補正光学部材と、合焦位置変更部材と、光スキャナとを含み、光源からの光を測定光と参照光とに分割し、非点収差補正光学部材、合焦位置変更部材及び光スキャナを介して測定光を被検眼に照射し、被検眼からの測定光の戻り光と参照光との干渉光を検出する。光スキャナ制御部は、測定光を偏向するように光スキャナを制御する。補正制御部は、第1スキャンパターンにより得られた干渉光の検出結果に基づいて非点収差補正光学部材を制御し、第2スキャンパターンにより得られた干渉光の検出結果に基づいて合焦位置変更部材を制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
非点収差補正光学部材と、合焦位置変更部材と、光スキャナとを含み、光源からの光を測定光と参照光とに分割し、前記非点収差補正光学部材、前記合焦位置変更部材及び前記光スキャナを介して前記測定光を被検眼に照射し、前記被検眼からの前記測定光の戻り光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光学系と、
前記測定光を偏向するように前記光スキャナを制御する光スキャナ制御部と、
第1スキャンパターンに従って前記測定光を偏向することにより前記干渉光学系により得られた前記干渉光の検出結果に基づいて非点収差を補正するように前記非点収差補正光学部材を制御し、前記第1スキャンパターンと異なる第2スキャンパターンに従って前記測定光を偏向することにより前記干渉光学系により得られた前記干渉光の検出結果に基づいて前記合焦位置変更部材を制御する補正制御部と、
を含む眼科装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記干渉光の検出結果を解析する解析部と、
前記干渉光の検出結果に基づいて前記被検眼の画像を形成する画像形成部と、
を含み、
前記解析部は、前記画像をAスキャン方向に交差する方向に分割することにより得られた複数の分割画像のそれぞれを解析し、
前記補正制御部は、前記複数の分割画像に対する複数の解析結果に基づいて前記非点収差補正光学部材を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
【請求項3】
前記非点収差補正光学部材は、バリアブルクロスシリンダレンズを含む
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼科装置。
【請求項4】
非点収差補正光学部材と、合焦位置変更部材と、光スキャナとを含み、光源からの光を測定光と参照光とに分割し、前記非点収差補正光学部材、前記合焦位置変更部材及び前記光スキャナを介して前記測定光を被検眼に照射し、前記被検眼からの前記測定光の戻り光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光学系を含む眼科装置の制御方法であって、
前記光スキャナを制御する第1制御ステップと、
前記第1制御ステップにおいて第1スキャンパターンに従って前記測定光を偏向することにより前記干渉光学系により得られた前記干渉光の検出結果に基づいて非点収差を補正するように前記非点収差補正光学部材を制御し、前記第1スキャンパターンと異なる第2スキャンパターンに従って前記測定光を偏向することにより前記干渉光学系により得られた前記干渉光の検出結果に基づいて前記合焦位置変更部材を制御する第2制御ステップと、
を含む眼科装置の制御方法。
【請求項5】
前記干渉光の検出結果を解析する解析ステップと、
前記干渉光の検出結果に基づいて前記被検眼の画像を形成する第1画像形成ステップと、
を含み、
前記解析ステップは、前記画像をAスキャン方向に交差する方向に分割することにより得られた複数の分割画像のそれぞれを解析し、
前記第2制御ステップは、前記複数の分割画像に対応する複数の解析結果に基づいて前記非点収差補正光学部材を制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の眼科装置の制御方法。
【請求項6】
前記非点収差補正光学部材は、バリアブルクロスシリンダレンズを含む
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の眼科装置の制御方法。
【請求項7】
コンピュータに、請求項4~請求項6のいずれか一項に記載の眼科装置の制御方法の各ステップを実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、眼科装置、眼科装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、レーザー光源等からの光ビームを用いて被測定物体の表面形態や内部形態を表す画像を形成するための光コヒーレンストモグラフィ(Optical Coherence Tomography:OCT)が注目を集めている。OCTは、X線CT(Computed Tomography)のような人体に対する侵襲性を持たないことから、特に医療分野や生物学分野における応用の展開が期待されている。例えば眼科分野においては、眼底や角膜等の画像を形成する装置が実用化されている。
【0003】
このような装置では、被測定物体の形態の観察に最適な画像を取得するため、OCTの実行前に撮影条件(計測条件)の調整が行われる(例えば、特許文献1、特許文献2)。撮影条件の調整には、撮影部位の位置の調整、フォーカス調整、偏波調整がある。特に、特許文献2には、撮影時に行われるラスタスキャンに要する時間より短い時間でラスタスキャンを行って撮影条件を調整する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-022312号公報
国際公開第2016/002740号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、光源の高速化が進み、OCTの撮影部位をスキャンするための光スキャナの動作速度がボトルネックになるケースが現れ始めている。光源の高速化が進むと、スキャン時間が長いラスタスキャンでは、撮影条件を高精度に調整することがより一層困難になる。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、光源が高速化した場合でも撮影条件を高精度に調整することための新たな技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
いくつかの実施形態の第1態様は、非点収差補正光学部材と、光スキャナとを含み、光源からの光を測定光と参照光とに分割し、前記非点収差補正光学部材及び前記光スキャナを介して前記測定光を被検眼に照射し、前記被検眼からの前記測定光の戻り光と前記参照光との干渉光を検出する干渉光学系と、前記干渉光学系の光軸に垂直な平面における水平方向及び垂直方向に前記測定光を偏向するように前記光スキャナを制御する光スキャナ制御部と、前記干渉光学系により得られた前記干渉光の検出結果に基づいて非点収差を補正するように前記非点収差補正光学部材を制御する補正制御部と、を含む眼科装置である。
【0008】
いくつかの実施形態の第2態様は、第1態様において、前記干渉光の検出結果を解析する解析部を含み、前記補正制御部は、前記解析部により得られた解析結果に基づいて前記非点収差補正光学部材を制御する。
【0009】
いくつかの実施形態の第3態様は、第2態様において、前記干渉光の検出結果に基づいて前記被検眼の画像を形成する画像形成部を含み、前記解析部は、前記画像をAスキャン方向に交差する方向に分割することにより得られた複数の分割画像のそれぞれを解析し、前記補正制御部は、前記複数の分割画像に対する複数の解析結果に基づいて前記非点収差補正光学部材を制御する。
【0010】
いくつかの実施形態の第4態様では、第3態様において、前記解析部は、各分割画像について解析結果に対応する評価値を算出し、前記補正制御部は、前記複数の分割画像に対する複数の評価値の統計値に基づいて前記非点収差補正光学部材を制御する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
1か月前
個人
歯茎みが品
2か月前
個人
鼾防止用具
1か月前
個人
歯の掃除具
5か月前
個人
身体牽引装置
5か月前
個人
マッサージ機
2か月前
個人
脈波測定方法
1か月前
個人
白内障治療法
1か月前
個人
導電香
2か月前
個人
脈波測定方法
1か月前
個人
乗馬テラピー
5か月前
個人
塗り薬塗り具
4か月前
個人
洗井間専家。
17日前
個人
クリップ
2か月前
個人
染毛方法
4か月前
個人
健康器具
4か月前
個人
収納容器
3か月前
個人
発熱器具
5か月前
個人
片足歩行支援具
2か月前
個人
ホバーアイロン
5日前
個人
動体視力強化装置
5か月前
個人
車椅子持ち上げ器
1か月前
個人
眼科診療車
3か月前
個人
磁器治療器
5か月前
個人
口内洗浄具
1か月前
三生医薬株式会社
錠剤
28日前
個人
血管硬化度算出方法
6か月前
個人
避難困難者救出台車
3か月前
株式会社ナカニシ
生検針
5か月前
個人
服薬支援装置
26日前
株式会社結心
手袋
1か月前
株式会社コーセー
化粧料
2か月前
東レ株式会社
下肢着用具
5か月前
株式会社コーセー
美爪料
2か月前
個人
除菌システム
2か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
4か月前
続きを見る
他の特許を見る