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公開番号2025061792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025010497,2020164548
出願日2025-01-24,2020-09-30
発明の名称貧血の予防又は治療用組成物、血中ヘモグロビン濃度の増加又は低下予防用組成物、及び血中赤血球数の増加又は低下予防用組成物
出願人森永乳業株式会社
代理人弁理士法人薫風国際特許商標事務所
主分類A61K 31/205 20060101AFI20250403BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
本技術は、貧血の予防又は治療用組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】
本技術は、カルニチン及びビタミンDを含む、貧血の予防又は治療用組成物を提供する。また、本技術は、カルニチン及びビタミンDを含む、血中ヘモグロビン濃度の増加又は低下予防用組成物も提供する。また、本技術は、カルニチン及びビタミンDを含む、血中赤血球数の増加又は低下予防用組成物も提供する。これらの組成物は、さらに亜鉛を含んでもよい。これらの組成物は、例えば飲食品組成物として構成されてよい。または、これらの組成物は医薬品組成物として構成されてもよい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
カルニチン及びビタミンDを含む、糖尿病患者の貧血の予防又は治療用組成物(但し、
ESAを使用する
慢性腎臓病患者に投与されるものを除く)。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
カルニチン及びビタミンDを含む、糖尿病患者の血中ヘモグロビン濃度の増加又は低下予防用組成物(但し、
ESAを使用する
慢性腎臓病患者に投与されるものを除く)。
【請求項3】
カルニチン及びビタミンDを含む、糖尿病患者の血中赤血球数の増加又は低下予防用組成物(但し、
ESAを使用する
慢性腎臓病患者に投与されるものを除く)。
【請求項4】
前記組成物は、前記カルチニンの1日当たり投与量が500mg以下となるように投与されるものである、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
前記組成物は、前記カルチニンの1日当たり投与量が10mg以上となるように投与されるものである、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
前記組成物は、前記カルチニンの1日当たり投与量が100mg以上となるように投与されるものである、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記組成物は、前記ビタミンDの1日当たり投与量が3μg以上となるように投与されるものである、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
前記組成物はさらに亜鉛を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
前記組成物は、前記亜鉛の1日当たり投与量が5mg以上となるように投与されるものである、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記組成物は、経管栄養患者に投与されるものである、請求項1~9のいずれか一項に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、貧血の予防又は治療用組成物、血中ヘモグロビン濃度の増加又は低下予防用組成物、及び血中赤血球数の増加又は低下予防用組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
貧血は、血液中のヘモグロビン濃度又は赤血球数が低下することによって生じる。ヘモグロビン及びヘモグロビンを含む赤血球は、酸素を体内の各所に届ける働きをしている。そのため、ヘモグロビン濃度又は赤血球数の低下によって、体内の各所が酸欠状態となり、貧血症状が現れる。貧血症状の例として、例えば立ちくらみ、息切れ、めまい、ふらつき、動悸、疲労、及び顔色不良などが挙げられる。
【0003】
貧血の予防又は治療のための手法として、しばしば鉄剤が用いられるが、鉄剤以外の成分を用いることも提案されている。例えば下記特許文献1には、「ビフィドバクテリウム(Bifidobacterium)属に属する細菌を有効成分とする貧血の予防又は治療用組成物。」が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2011/114916号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
貧血はさまざまな年代の対象において起こるが、例えば高齢者は貧血を起こしやすい。加齢に伴いヘモグロビン又は赤血球を作る能力が衰えることや、貧血を引き起こす疾患を有することが、高齢者の貧血の一因となる場合がある。
【0006】
また、高齢者は、十分な栄養が摂取できない場合もある。そのため、栄養の摂取を兼ねつつ、貧血の予防又は治療を行うことを可能とする組成物があれば、非常に有用である。
【0007】
以上を踏まえ、本技術は、貧血に対処するための新たな手法を提供することを目的とする。また、本技術は、血中のヘモグロビン濃度又は赤血球数を増加させるための新たな手法を提供することも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、特定の組成物によって貧血に対処することができることを見出した。また、本発明者らは、特定の組成物によって血中のヘモグロビン濃度又は赤血球数を増加させることができることを見出した。
【0009】
すなわち、本技術は以下を提供する。
[1]カルニチン及びビタミンDを含む、貧血の予防又は治療用組成物。
[2]カルニチン及びビタミンDを含む、血中ヘモグロビン濃度の増加又は低下予防用組成物。
[3]カルニチン及びビタミンDを含む、血中赤血球数の増加又は低下予防用組成物。
[4]前記組成物は、前記カルチニンの1日当たり投与量が500mg以下となるように投与されるものである、[1]~[3]のいずれか一つに記載の組成物。
[5]前記組成物は、前記ビタミンDの1日当たり投与量が3μg以上となるように投与されるものである、[1]~[3]のいずれか一つに記載の組成物。
[6]前記組成物はさらに亜鉛を含む、[1]~[3]のいずれか一項に記載の組成物。[7]前記組成物は、前記亜鉛の1日当たり投与量が5mg以上となるように投与されるものである、[6]に記載の組成物。
[8]前記組成物は、経管栄養患者に投与されるものである、[1]~[7]のいずれか一つに記載の組成物。
[9]前記組成物は飲食品組成物である、[1]~[8]のいずれか一つに記載の組成物。
[10]前記組成物は医薬組成物である、[1]~[8]のいずれか一つに記載の組成物。
【発明の効果】
【0010】
本技術により、貧血を予防又は治療することができる。また、本技術により、血中のヘモグロビン濃度若しくは赤血球数のいずれか又は両方を増加させることもでき、又は、血中のヘモグロビン濃度若しくは赤血球数のいずれか又は両方の低下を予防することができる。
さらに、本技術に従う組成物中の有効成分は、体にとって有用な栄養成分でもある。そのため、本技術により、当該栄養成分の補給を行いつつ、貧血の予防若しくは治療、又は、血中のヘモグロビン濃度若しくは赤血球数のいずれか又は両方の増加又は低下予防を行うことができる。
なお、本技術の効果は、ここに記載された効果に限定されず、本明細書内に記載されたいずれかの効果であってもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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