TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025061074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025002453,2020139424
出願日2025-01-07,2020-08-20
発明の名称冷却装置及びそれを備える投写型画像表示装置
出願人パナソニックホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類G03B 21/16 20060101AFI20250403BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】省スペース化が可能な冷却装置及びそれを備えた投写型画像表示装置を提供する。
【解決手段】冷却装置(1)は、第1発熱体を収容する、密閉された容器(3)と、容器(3)の外部に配置された第1ラジエータ(5)と、第1ラジエータ(5)へ風を送る第1送風部(7)と、第1送風部(7)からの風の流れに当たるように容器(3)の外部に配置され、第1発熱体の熱を放熱する放熱部(9)と、を備える。投写型画像表示装置(100)は、冷却装置(1)を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1発熱体を収容する、密閉された容器と、
前記容器の外部に配置された第1ラジエータと、
前記第1ラジエータへ風を送る第1送風部と、
前記第1送風部からの風の流れに当たるように前記容器の外部に配置され、前記第1発熱体の熱を放熱する放熱部と、を備える、
冷却装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記容器内に配置された第2発熱体の熱を受熱する受熱部と、
前記第1ラジエータによって冷却された冷媒が前記受熱部に流れる第1流路部と、
前記受熱部で昇温された冷媒が前記第1ラジエータに流れる第2流路部と、を備える、
請求項1に記載の冷却装置。
【請求項3】
前記放熱部は、前記第1ラジエータを通過した風が当たるように配置される、
請求項2に記載の冷却装置。
【請求項4】
前記容器内に収容され、前記容器内で風を送る第2送風部を備える、
請求項2または3に記載の冷却装置。
【請求項5】
前記容器内に収容され、前記容器内の空気と熱交換する第2ラジエータを備え、
前記第2送風部は、前記第2ラジエータへ風を送り、
前記第2流路部の途中で前記第2流路部と前記第2ラジエータとが接続され、
前記第2流路部において、前記受熱部で昇温された冷媒が前記第2ラジエータに流れ、前記第2ラジエータでさらに昇温された冷媒が前記第1ラジエータに流れる、
請求項4に記載の冷却装置。
【請求項6】
前記放熱部は、前記第1発熱体と接続された金属製のフィンである、
請求項2から5のいずれか1つに記載の冷却装置。
【請求項7】
請求項2から5のいずれか1つに記載された冷却装置と、
前記容器内に収容され、入射光を色分離及び合成するプリズムと、
前記第2発熱体として、前記プリズムの一面と対向して配置される画像表示部と、
前記第1発熱体として、前記画像表示部から反射された光を遮光する遮光板と、を備える、
投写型画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却装置及びそれを備える投写型画像表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
プロジェクタ等の投写型画像表示装置において、装置内部に侵入した埃及び塵がプリズムと画像表示部に付着して輝度の低下を引き起こすことがある。この状態を避けるために、プリズムと画像表示部を密閉された容器内に収納する要求が高まっている。
【0003】
一方でプリズムと画像表示部を密閉された容器内に収納すると、動作時の発熱により容器内が高温になる。したがって、投写型画像表示装置の画像表示部が高温になるのを防ぐために、容器内に収納された画像表示部と密閉された容器内の空気や他の部材とを冷却する冷却装置が必要とされている。
【0004】
例えば、特許文献1には、複数の表示デバイスのそれぞれのヒートシンクを防塵容器の外部に露出する構成が開示されている。外部に露出されたヒートシンクを冷却するためのファンが、個別に設けられている。また、防塵容器内の空気やプリズムを冷却するために、表示デバイスを冷却するためのヒートシンクやファンとは別の熱交換ユニットが設けられている。このような構成により、防塵容器の密閉と防塵容器内の表示デバイスの冷却を両立している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-133609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、容器内に収納された部材を冷却するための冷却機器がそれぞれ個別で設置しているので、冷却装置全体が巨大化している。
【0007】
本開示は、省スペース化が可能な冷却装置及びそれを備えた投写型画像表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の冷却装置は、第1発熱体を収容する、密閉された容器と、容器の外部に配置された第1ラジエータと、第1ラジエータへ風を送る第1送風部と、第1送風部からの風の流れに当たるように容器の外部に配置され、第1発熱体の熱を放熱する放熱部と、を備える。
【0009】
本開示の投写型画像表示装置は、冷却装置と、容器内に収容され、入射光を色分離するプリズムと、第2発熱体として、プリズムの一面と対向して配置される画像表示部と、第1発熱体として、画像表示部から反射された光を遮光する遮光板と、を備える。冷却装置は、第1発熱体を収容する、密閉された容器と、容器の外部に配置された第1ラジエータと、第1ラジエータへ風を送る第1送風部と、第1送風部からの風の流れに当たるように容器の外部に配置され、第1発熱体の熱を放熱する放熱部と、を備える。冷却装置は、さらに、容器内に配置された第2発熱体の熱を受熱する受熱部と、第1ラジエータによって冷却された冷媒が受熱部に流れる第1流路部と、受熱部で昇温された冷媒が第1ラジエータに流れる第2流路部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示における冷却装置によれば、省スペース化が可能な冷却装置及びそれを備えた投写型画像表示装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
スクリーン
6日前
株式会社リコー
撮影装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
7日前
株式会社トプコン
全周カメラ
28日前
株式会社リコー
画像形成装置
20日前
株式会社リコー
画像形成装置
12日前
個人
露光機振動・MSDの同定方法
28日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
シャープ株式会社
画像形成装置
27日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
28日前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
11日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
11日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
5日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
7日前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
13日前
個人
露光装置、及び露光方法
4日前
キヤノン株式会社
画像形成制御装置
4日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
株式会社ニコン
マウントアダプタ
13日前
沖電気工業株式会社
媒体搬送装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
花王株式会社
静電荷像現像用トナー
6日前
株式会社アーケム
現像ローラ
7日前
シャープ株式会社
トナー
27日前
キヤノン株式会社
トナー
13日前
続きを見る