TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025060896
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024230335,2024006038
出願日
2024-12-26,2021-01-27
発明の名称
ヘッドアップディスプレイ装置
出願人
マクセル株式会社
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20250403BHJP(光学)
要約
【課題】太陽光に伴う破損を防止すると共に、ユーザの利便性を確保することが可能な、ヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、光を発する光源と、光源からの光を変調することで車両の表示領域へ投影するための映像を作成する表示パネルと、表示パネルで作成された映像を反射して表示領域へ投影する反射ミラーと、日射センサにより検出された太陽光強度と、光源の輝度と、周囲温度とに基づいて、光源の輝度または光源のオン・オフを調整する保護処理部と、を有する。そして、当該ヘッドアップディスプレイ装置には、通常状態と、保護状態とが設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
投影する映像が重畳された風景を車両の運転者に視認させるヘッドアップディスプレイ装置であって、
光を発する光源と、
前記光源からの光を変調することで前記車両の表示領域へ投影するための映像を作成する表示パネルと、
前記表示パネルで作成された前記映像を反射して前記表示領域へ投影する反射ミラーと、
日射センサにより検出された太陽光強度と、前記光源の輝度と、周囲温度とに基づいて、前記光源の輝度または前記光源のオン・オフを調整する保護処理部と、を有し、
通常状態と、保護状態とが設けられる、
ヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記保護処理部は、前記保護状態への移行を行った時点から予め定めたオフ時間と同じ時間をカウントする、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記保護処理部は、前記カウントを実施するタイマを備えている、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記保護処理部は、前記車両から取得する時刻情報に基づいて、前記カウントを実施する、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項5】
請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記カウントの動作中に前記車両の電源の再投入が行われた場合には、前記タイマのカウント動作が満了するまで前記保護状態を解除しない、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項6】
請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記カウントの動作中に前記車両の電源の再投入が行われた場合には、前記カウントが満了した後、前記保護状態を解除する、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項7】
請求項1記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記保護処理部は、前記日射センサにより検出した太陽光強度が予め定めたオン強度以上となった時点から予め定めたオン時間をカウントし、前記日射センサにより検出した太陽光強度が前記オン強度以上の状態であり、前記オン時間をカウントしている場合、当該カウント動作を継続する、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項8】
請求項7記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記オン時間のカウントが満了した場合、前記保護状態へ移行する、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項9】
請求項1記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記保護処理部は、前記日射センサにより検出した太陽光強度が予め定めたオン強度以上となった時点から予め定めたオン時間をカウントし、前記日射センサにより検出した太陽光強度が前記オン強度未満の場合、前記オン時間のカウントをリセットする、
ヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項10】
請求項1記載のヘッドアップディスプレイ装置において、
前記保護処理部は、前記日射センサにより検出した太陽光強度が予め定めたオフ強度以下となった時間から予め定めたオフ時間をカウントし、前記日射センサにより検出した太陽光強度が前記オフ強度以下の状態であり、前記オフ時間のカウントをしている場合、当該カウント動作を継続する、
ヘッドアップディスプレイ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関し、例えば、AR(Augmented Reality:拡張現実)を利用したヘッドアップディスプレイ装置に適用して有効な技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、太陽光などの外光の侵入を効果的に防ぐことができるヘッドアップディスプレイ装置が示される。当該ヘッドアップディスプレイ装置は、複数のシャッタを有するシャッタ部を備え、表示部が表示する表示画像の大きさに応じて、シャッタ部に形成される透過窓部の大きさを変化させることで、外光の侵入、ひいては、表示部の破損を防ぐ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-152746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、自動車を代表とする車両には、ヘッドアップディスプレイ(Head Up Display、以下では「HUD」と記載する場合がある)が搭載される場合がある。HUDは、車速やエンジン回転数などの走行情報やナビゲーション情報などの各種情報をウィンドシールド(フロントガラス)などに投射して表示する。HUDを用いると、運転者は、ダッシュボードに組み込まれる計器盤、いわゆるインパネなどに視線を移動することなく運転に必要な情報を得ることができる。このため、安全運転に寄与することが可能になる。
【0005】
一方、HUDでは、近年、実在する風景上の対象物に各種情報を付加して表示するようなARの利用が望まれる。特に、ARを利用したHUD(AR-HUDと呼ぶ)では、広い表示領域が必要とされる。表示領域を広げるためには、表示パネルからウィンドシールドへの投影光路上に設けられる開口部を広げる必要がある。開口部を広げると、表示パネルに向けて太陽光が入射し易くなり、その結果として、表示パネルが破損し易くなる。
【0006】
そこで、特許文献1のように、透過窓部の大きさを変化させる方式が考えられる。しかし、表示画像の大きさに応じて透過窓部の大きさを変化させた場合であっても、表示パネル上に太陽光の集光箇所が依然として生じ得るため、十分な保護が図れるとは限らない。十分な保護を図るためには、太陽光の入射光路を完全に遮断することが望まれる。しかし、この場合、表示パネルからの投影光路も同時に遮断され、HUDの使用不可の時間帯が生じる。ただし、この場合であっても、HUDの使用不可の時間帯を可能な限り短くすれば、ユーザの利便性をある程度確保することができる。
【0007】
本発明は、このようなことに鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、太陽光に伴う破損を防止すると共に、ユーザの利便性を確保することが可能な、ヘッドアップディスプレイ装置を提供することにある。
【0008】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0010】
代表的なヘッドアップディスプレイ装置は、投影する映像が重畳された風景を車両の運転者に視認させる装置である。当該ヘッドアップディスプレイ装置は、光を発する光源と、光源からの光を変調することで車両の表示領域へ投影するための映像を作成する表示パネルと、表示パネルで作成された映像を反射して表示領域へ投影する反射ミラーと、日射センサにより検出された太陽光強度と、光源の輝度と、周囲温度とに基づいて、光源の輝度または光源のオン・オフを調整する保護処理部と、を有する。そして、当該ヘッドアップディスプレイ装置には、通常状態と、保護状態とが設けられる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社コシナ
撮像レンズ
5日前
ビアメカニクス株式会社
光反射装置
4日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
今日
個人
内面計測装置用ヘッド、及び内面計測装置
4日前
住友化学株式会社
積層体および表示装置
5日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
今日
キヤノン株式会社
電子機器及び移動体
4日前
株式会社ジャパンディスプレイ
液晶表示装置
今日
キヤノン株式会社
撮像装置、その制御方法およびプログラム
4日前
株式会社ジャパンディスプレイ
液晶表示装置
今日
ニデックインスツルメンツ株式会社
レンズユニット
4日前
日東電工株式会社
高分子分散型液晶フィルム
4日前
株式会社小糸製作所
光学部材および画像投影装置
今日
キヤノン株式会社
光走査装置及び画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
光走査装置及び画像形成装置
5日前
日本電気硝子株式会社
防眩性ガラス板
4日前
視陽光學股ふん有限公司
コンタクトレンズ
5日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
4日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
4日前
株式会社ジャパンディスプレイ
表示装置
4日前
三和テクノロジーズ株式会社
光コネクタ用のシャッタ付き防塵アダプタ
5日前
株式会社タイカ
スライド式調光装置及びスライド式調光装置の製造方法
今日
日東電工株式会社
拡散フィルムおよび光拡散装置
4日前
株式会社リコー
光学素子、虚像表示装置およびその光学素子の製造方法
4日前
アルプスアルパイン株式会社
レンズ駆動装置及びカメラモジュール
5日前
一榮緑能科技股ふぇん有限公司
均一変色の電気化学的変色素子
5日前
キヤノン株式会社
偏光光学素子、光学機器及び表示装置
今日
富士フイルム株式会社
ズームレンズおよび撮像装置
5日前
ニデックコンポーネンツ株式会社
ポリゴンミラー
5日前
日本電信電話株式会社
モード間損失差補償器
6日前
株式会社エンプラス
光レセプタクルおよび光モジュール
5日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置
4日前
株式会社ジャパンディスプレイ
ヘッドアップディスプレイ
今日
日東電工株式会社
偏光膜および偏光板
3日前
株式会社ニコン
レンズ鏡筒
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
液晶表示装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る