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公開番号
2025060136
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170681
出願日
2023-09-29
発明の名称
熱源ユニットおよび冷凍サイクル装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F24F
1/12 20110101AFI20250403BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】熱源ユニットの機械室で生じた騒音が外部に漏れ出すのを抑制する。
【解決手段】室外ユニット(20)は、ケーシング(40)の内部を機械室(S1)と送風機室(S2)とに仕切る仕切構造部(70)と、機械室に配置された圧縮機(30)と、送風機室に配置された送風機(22)および室外熱交換器(21)とを備える。室外熱交換器は、複数の扁平管(52)と、隣り合う扁平管の間を複数の通風路(56)に区画するフィン(55)と、複数の扁平管の端部が接続される第1ヘッダ(60)とを有する。仕切構造部は、第1ヘッダと、第1ヘッダの風上側を仕切る第1仕切部(71)と、第1ヘッダの風下側を仕切る第2仕切部(100)とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ケーシング(40)と、
前記ケーシング(40)の内部を機械室(S1)と送風機室(S2)とに仕切る仕切構造部(70)と、
前記機械室(S1)に配置された圧縮機(30)と、
前記送風機室(S2)に配置された送風機(22)および熱交換器(21)と、を備え、
前記熱交換器(21)が、前記送風機(22)によって搬送される空気を通過させ、通過する空気と内部の冷媒とを熱交換する熱源ユニットであって、
前記熱交換器(21)は、冷媒の流路(54)が内部に形成される複数の扁平管(52)と、互いに隣り合う前記扁平管(52)の間を空気が流れる複数の通風路(56)に区画するフィン(55)と、前記複数の扁平管(52)の端部が接続されるヘッダ(60)と、を有し、
前記仕切構造部(70)は、前記ヘッダ(60)と、前記ヘッダ(60)の風上側を仕切る第1仕切部(71)と、前記ヘッダ(60)の風下側を仕切る第2仕切部(100)と、を備える、熱源ユニット。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の熱源ユニットにおいて、
前記ヘッダ(60)に取り付けられた少なくとも1つの非金属製の固定具(80)を備え、
前記第1仕切部(71)は、前記ヘッダ(60)と接触しない状態で前記固定具(80)に固定された板部材(90)と、該板部材(90)と前記ヘッダ(60)との間の第1隙間(g1)を密閉する第1シール材(96)とを含んで構成される、熱源ユニット。
【請求項3】
請求項1に記載の熱源ユニットにおいて、
前記ヘッダ(60)に取り付けられた少なくとも1つの非金属製の固定具(80)を備え、
前記第2仕切部(100)は、前記ヘッダ(60)と接触しない状態で前記固定具(80)に固定された仕切板(101)と、該仕切板(101)と前記ヘッダ(60)との間の第2隙間(g2)を密閉する第2シール材(106)とを含んで構成される、熱源ユニット。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の熱源ユニット(20)を備える、冷凍サイクル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、熱源ユニットおよび冷凍サイクル装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、冷凍サイクル装置を構成する室外機が開示されている。この室外機は、筐体と、圧縮機と、送風ファンと、熱交換器とを備える。筐体の内部には、筐体の内部をファン室と機械室とに仕切る仕切部材が設けられる。機械室には、圧縮機が収容される。ファン室には、送風ファンおよび熱交換器が収容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/007603号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、室外機などの熱源ユニットにおいては、圧縮機で騒音を生じる。また、圧縮機で生じる騒音の他にも、例えば、圧縮機と共に機械室に設けられたアキュムレータからの放射音や振動音が生じる。特許文献1の室外機のように、機械室が筐体の背面側など一部で外部に開放されると、機械室で生じた騒音が外部に漏れ出してしまう。
【0005】
ここで、近年、騒音規制基準が厳しくなってきていることから、本願発明者は、熱源ユニットの防音効果を高めるための新たな構造について鋭意検討した。
【0006】
本開示の目的は、熱源ユニットの機械室で生じた騒音が外部に漏れ出すのを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、熱源ユニット(20)を対象とする。第1の態様の熱源ユニット(20)は、ケーシング(40)と、前記ケーシング(40)の内部を機械室(S1)と送風機室(S2)とに仕切る仕切構造部(70)と、前記機械室(S1)に配置された圧縮機(30)と、前記送風機室(S2)に配置された送風機(22)および熱交換器(21)とを備える。前記熱交換器(21)は、前記送風機(22)によって搬送される空気を通過させ、通過する空気と内部の冷媒とを熱交換する。前記熱交換器(21)は、冷媒の流路(54)が内部に形成される複数の扁平管(52)と、互いに隣り合う前記扁平管(52)の間を空気が流れる複数の通風路(56)に区画するフィン(55)と、前記複数の扁平管(52)の端部が接続されるヘッダ(60)とを有する。前記仕切構造部(70)は、前記ヘッダ(60)と、前記ヘッダ(60)の風上側を仕切る第1仕切部(71)と、前記ヘッダ(60)の風下側を仕切る第2仕切部(100)とを備える。
【0008】
この第1の態様では、ケーシング(40)の内部が仕切構造部(70)により機械室(S1)と送風機室(S2)とに仕切られる。仕切構造部(70)は、熱交換器(21)の一部であるヘッダ(60)を含んで構成される。ヘッダ(60)の風上側は、第1仕切部(71)によって仕切られる。ヘッダ(60)の風下側は、第2仕切部(100)によって仕切られる。そのように、仕切構造部(70)にヘッダ(60)を利用し、ヘッダ(60)の両側をともに仕切ると、機械室(S1)を閉じるようにして外部から隔離できる。これにより、機械室(S1)で生じた騒音が外部に漏れ出すのを抑制できる。
【0009】
本開示の第2の態様は、第1の態様の熱源ユニット(20)において、前記ヘッダ(60)に取り付けられた少なくとも1つの非金属製の固定具(80)を備える、熱源ユニット(20)である。前記第1仕切部(71)は、前記ヘッダ(60)と接触しない状態で前記固定具(80)に固定された板部材(90)と、該板部材(90)と前記ヘッダ(60)との間の第2隙間(g2)を密閉する第1シール材(96)とを含んで構成される。
【0010】
この第2の態様では、非金属製の固定具(80)がヘッダ(60)に取り付けられる。第1仕切部(71)をなす板部材(90)は、ヘッダ(60)と接触しない状態で固定具(80)に固定される。ヘッダ(60)と板部材(90)とが互いに異なる金属材料からなる場合、それら両者が直接接触すると電触を起こして劣化が促進されるおそれがある。これに対して、ヘッダ(60)と板部材(90)とが固定具(80)を介して非接触とされるので、ヘッダ(60)と板部材(90)とが電触を起こすのを回避できる。そして、板部材(90)とヘッダ(60)との間の第1隙間(g1)は、第1シール材(96)により密閉される。それにより、第1仕切部(71)の防音性を確保できる。
(【0011】以降は省略されています)
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