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公開番号2025059482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169585
出願日2023-09-29
発明の名称撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約【課題】視差による被写体に対する表示位置のずれを軽減し、ユーザーが設定した領域での操作を違和感なく行うことができる撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、画像をライブビュー表示可能な撮像装置であって、第1の光学系を介して撮影される第1のライブビュー画像と、第1の光学系と同じ向きの第2の光学系を介して撮影され、第1のライブビュー画像に対して視差のある第2のライブビュー画像とを取得する撮像素子と、第1のライブビュー画像と第2のライブビュー画像に設定領域を設定する表示制御部とを有し、表示制御部は、第1のライブビュー画像と第2のライブビュー画像との位置ずれ量に応じて第2のライブビュー画像の設定領域を設定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像をライブビュー表示可能な撮像装置であって、
第1の光学系を介して撮影される第1のライブビュー画像と、前記第1の光学系と同じ向きの第2の光学系を介して撮影され、前記第1のライブビュー画像に対して視差のある第2のライブビュー画像とを取得する撮像素子と、
前記第1のライブビュー画像と前記第2のライブビュー画像に設定領域を設定する表示制御部とを有し、
前記表示制御部は、前記第1のライブビュー画像と前記第2のライブビュー画像との位置ずれ量に応じて前記第2のライブビュー画像の前記設定領域を設定することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記設定領域は、オートフォーカスでピント合わせを行う領域であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記設定領域は、マニュアルフォーカスでピント合わせを行う領域であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記設定領域は、拡大表示する領域であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記位置ずれ量は、前記第1の光学系の焦点距離と撮影距離、及び前記第1の光学系と前記第2の光学系の光軸間距離を用いて取得されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記位置ずれ量は、前記第1の光学系の焦点距離と撮影距離、前記第1の光学系と第2の光学系の光軸間距離、及び前記第1の光学系と前記第2の光学系を介して入射する光に応じて前記撮像素子から出力される焦点検出信号に基づくデフォーカス量を用いて取得されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記位置ずれ量は、前記第1の光学系と前記第2の光学系をそれぞれ介して入射する光に応じて前記撮像素子から出力される焦点検出信号に基づく複数の領域のデフォーカス量をマッピングすることで得られる、前記第1の光学系に対する第1のデフォーカスマップと前記第2の光学系に対する第2のデフォーカスマップとのデフォーカスマッチングの結果を用いて取得されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第2のデフォーカスマップは、前記第1の光学系の焦点距離と撮影距離、及び前記第1の光学系と前記第2の光学系の光軸間距離に基づいてシフトした後のデフォーカスマップであることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記位置ずれ量は、前記第1のライブビュー画像と前記第2のライブビュー画像との画像マッチングの結果を用いて取得されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記画像マッチングでは、前記第1の光学系の焦点距離と撮影距離、及び前記第1の光学系と第2の光学系の光軸間距離を用いて、マッチング探索範囲が設定されることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、同じ方向を向いた2つの光学系を用いて視差のある広視野角の画像を取得し、仮想球体上にマッピングして表示することで立体感のあるVR(Virtual Reality)画像を表示する2眼VRカメラが知られている。2つの視差画像をそれぞれライブビュー画像として表示する場合、視差により、ライブビュー画像に差異が生じる。特に、近接撮影時には視差が大きくなるため、ライブビュー画像の差異も大きくなる。そのため、それぞれのライブビュー画像の同一座標に設定領域を表示する場合、2つの設定領域に表示される物体や領域が異なる不具合(被写体に対する表示位置のずれ)が生じる可能性がある。また、光軸方向の位置によって視差が変化するため、設定領域内の被写体のピント状態にも依存して、位置ずれが生じる。
【0003】
このような場合、設定領域がオートフォーカスやマニュアルフォーカスでピントを合わせたいフォーカス領域や拡大表示をしたい拡大領域等のユーザーにより設定される領域であるとき、ユーザーの意思が正しく反映されているか分かりにくい。例えば、2つの視差画像に同時に設定領域を表示する場合、各視差画像で対象(被写体)が異なることになり、ユーザーに混乱を与える。また、2つの視差画像の一方に設定領域を表示する場合も、2つの視差画像の選択を切り替えたときに、対象(被写体)が変わってしまう不具合が生じる。
【0004】
特許文献1には、画素の開口位置によって視差があるときに、画素開口位置比を用いて視差を補正し、被写体位置を高精度に推定可能な構成が開示されている。
【0005】
特許文献2には、立体画像を違和感なく鑑賞するための、2眼VRの視差画像を合成する際に検出された特定被写体のずれ量による視差補正とその更新タイミングが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-175898号公報
特開2011-171813号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の構成では、通常の1眼レンズでの、画素開口位置の差による視差補正が行われるが、2眼VRカメラ等の光学系が異なるために生じる視差を補正することはできない。
【0008】
また、特許文献2には、特定被写体が検出されない場合の視差補正や、領域表示について開示していない。
【0009】
本発明は、視差による被写体に対する表示位置のずれを軽減し、ユーザーが設定した領域での操作を違和感なく行うことができる撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一側面としての撮像装置は、画像をライブビュー表示可能な撮像装置であって、第1の光学系を介して撮影される第1のライブビュー画像と、第1の光学系と同じ向きの第2の光学系を介して撮影され、第1のライブビュー画像に対して視差のある第2のライブビュー画像とを取得する撮像素子と、第1のライブビュー画像と第2のライブビュー画像に設定領域を設定する表示制御部とを有し、表示制御部は、第1のライブビュー画像と第2のライブビュー画像との位置ずれ量に応じて第2のライブビュー画像の設定領域を設定することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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