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公開番号
2025059310
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169338
出願日
2023-09-29
発明の名称
プログラム、情報処理装置、およびラベルデータ共有システム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
G06Q
30/0601 20230101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約
【課題】有償のコンテンツや有償の機能の設定が含まれるラベルデータを利用し易くするラベル共有システム、プログラム及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】ラベル共有システム100において、端末1に接続可能なラベル管理サーバ3は、複数のラベルデータを記憶し、さらに、有償のコンテンツおよび機能について購入の有無を示す購入情報をユーザIDごとに記憶している。端末1は、クライアントアプリ41を実行することによって、ラベル管理サーバ3にログインする状態で、ログインユーザのユーザIDに対応する購入情報をラベル管理サーバ3から取得し、選択されたラベルデータに未購入の有償のコンテンツあるいは機能の設定が含まれているか否かを、取得した購入情報に基づいて判定し、未購入の有償のコンテンツあるいは機能の設定が含まれている場合、選択されたラベルデータに未購入の有償のコンテンツあるいは機能が含まれることを報知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
サーバと接続可能な情報処理装置のコンピュータによって実行可能なプログラムであって、前記サーバは、複数のラベルデータを記憶可能であり、前記ラベルデータは、ラベルプリンタで印刷可能なデータであり、前記ラベルデータには、有償のコンテンツあるいは有償の機能の設定を含めることが可能であり、前記サーバはさらに、購入情報データベースにアクセス可能であり、前記購入情報データベースには、ユーザIDごとに、有償のコンテンツおよび機能について購入の有無を示す購入情報が記憶されており、
前記コンピュータに、
ユーザIDを関連付けて前記サーバにログインを要求するログイン処理と、
前記サーバにログインしている状態で、前記サーバから前記サーバに記憶されている前記ラベルデータの少なくとも1つをダウンロードして前記情報処理装置のメモリに記憶するダウンロード処理と、
を実行させることが可能であり、
前記コンピュータにさらに、
前記サーバにログインしている状態で、
前記サーバを介して、ログインユーザのユーザIDに対応する前記購入情報を取得する取得処理と、
利用する前記ラベルデータを選択する選択処理と、
前記選択処理にて選択された前記ラベルデータに未購入の有償のコンテンツあるいは機能の設定が含まれるか否かを、前記取得処理にて取得された前記購入情報に基づいて判定する判定処理と、
を実行させることが可能であり、
前記コンピュータにさらに、
前記判定処理にて未購入のコンテンツあるいは機能の設定が含まれると判定された場合に、
前記情報処理装置のユーザインタフェースに、前記選択処理にて選択された前記ラベルデータに未購入のコンテンツあるいは機能が含まれることを報知させる報知処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載されるプログラムであって、
前記コンピュータにさらに、
前記判定処理にて未購入のコンテンツあるいは機能の設定が含まれると判定された場合に、前記選択処理にて選択された前記ラベルデータの利用を制限する選択ラベル制限処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
【請求項3】
請求項2に記載されるプログラムであって、
前記選択ラベル制限処理では、
前記選択処理にて選択された前記ラベルデータを開けなくすることで、前記選択処理にて選択された前記ラベルデータの利用を制限する、
ように構成されるプログラム。
【請求項4】
請求項2に記載されるプログラムであって、
前記選択ラベル制限処理では、
前記選択処理にて選択された前記ラベルデータを印刷できなくすることで、前記選択処理にて選択された前記ラベルデータの利用を制限する、
ように構成されるプログラム。
【請求項5】
請求項2に記載されるプログラムであって、
前記選択ラベル制限処理では、
前記選択処理にて選択された前記ラベルデータを編集できなくすることで、前記選択処理にて選択された前記ラベルデータの利用を制限する、
ように構成されるプログラム。
【請求項6】
請求項1に記載されるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記ログイン処理にて前記サーバへのログインに成功した場合に、前記取得処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
【請求項7】
請求項6に記載されるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記サーバにログインした状態のまま前記プログラムを終了した後、前記プログラムを起動した場合には、前記ログイン処理を実行させ、前記ログイン処理にて前記サーバへのログインに成功した場合に、前記取得処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
【請求項8】
請求項6に記載されるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記ログイン処理にて前記サーバへのログインに成功した後、前記情報処理装置の前記ユーザインタフェースを介して、前記サーバを利用するための所定の操作を受け付けた場合にも、前記取得処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
【請求項9】
請求項1に記載されるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記選択処理にて選択された前記ラベルデータを開く指示を受け付けた場合に、前記判定処理の実行前に、前記取得処理を実行させる、
ように構成されるプログラム。
【請求項10】
請求項1に記載されるプログラムであって、
前記報知処理では、
前記選択処理にて選択された前記ラベルデータに含まれる未購入のコンテンツあるいは機能の購入指示を受け付け可能であり、前記購入指示を受け付けた場合に、未購入のコンテンツあるいは機能を購入するための購入処理を前記コンピュータに実行させる、
ように構成されるプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術分野は、ラベルデータの利用を図るシステムに用いられるプログラム、情報処理装置、およびラベルデータ共有システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンテンツデータの利用を図るシステムとして、コンテンツデータを保存するサーバをインターネット上に用意し、ユーザのデバイスからコンテンツデータが投稿、すなわちそのサーバにアップロードされ、そのコンテンツデータが別のユーザのデバイスにダウンロードされるシステムが知られている。
【0003】
上述したようなシステムを開示した文献としては、例えば特許文献1がある。特許文献1に開示されるポイント管理システムでは、ユーザAのPCから写真データがWWWサーバにアップロードされ、ユーザBのPCによってその写真データが購入されてWWWサーバからダウンロードされると、購入者であるユーザBに購入額に応じたポイントが加算され、さらに投稿者であるユーザAにも、写真データのアップロード時あるいは写真データのダウンロード時に、写真データのデータサイズに応じたポイントが加算される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-99746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、ラベルプリンタでのラベルの印刷に用いられるラベルデータの利用を図るシステムが検討されている。ラベルデータは様々なコンテンツや機能を組み合わせて構成することが可能であり、そのコンテンツや機能には有償のものもある。また、ラベルデータには、有償のコンテンツや機能に関する設定を含めることが可能である。
【0006】
有償のコンテンツや有償の機能の設定が含まれるラベルデータを、ダウンロードしたユーザが使用するには、その有償のコンテンツや有償の機能を、そのダウンロードしたユーザが購入している必要がある。しかしながら、ダウンロードしたユーザ、すなわちラベルデータを利用するユーザにとって、未購入のコンテンツあるいは機能があることを把握することは難しい。特許文献1には有償のコンテンツや機能に関する記載がないことから、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題の解決を目的としてなされたプログラムは、サーバと接続可能な情報処理装置のコンピュータによって実行可能なプログラムであって、前記サーバは、複数のラベルデータを記憶可能であり、前記ラベルデータは、ラベルプリンタで印刷可能なデータであり、前記ラベルデータには、有償のコンテンツあるいは有償の機能の設定を含めることが可能であり、前記サーバはさらに、購入情報データベースにアクセス可能であり、前記購入情報データベースには、ユーザIDごとに、有償のコンテンツおよび機能について購入の有無を示す購入情報が記憶されており、前記コンピュータに、ユーザIDを関連付けて前記サーバにログインを要求するログイン処理と、前記サーバにログインしている状態で、前記サーバから前記サーバに記憶されている前記ラベルデータの少なくとも1つをダウンロードして前記情報処理装置のメモリに記憶するダウンロード処理と、を実行させることが可能であり、前記コンピュータにさらに、前記サーバにログインしている状態で、前記サーバを介して、ログインユーザのユーザIDに対応する前記購入情報を取得する取得処理と、利用する前記ラベルデータを選択する選択処理と、前記選択処理にて選択された前記ラベルデータに未購入の有償のコンテンツあるいは機能の設定が含まれるか否かを、前記取得処理にて取得された前記購入情報に基づいて判定する判定処理と、を実行させることが可能であり、前記コンピュータにさらに、前記判定処理にて未購入のコンテンツあるいは機能の設定が含まれると判定された場合に、前記情報処理装置のユーザインタフェースに、前記選択処理にて選択された前記ラベルデータに未購入のコンテンツあるいは機能が含まれることを報知させる報知処理を実行させる、ように構成される。
【0008】
上記構成のプログラムを備える情報処理装置は、選択されたラベルデータに含まれる有償のコンテンツあるいは機能が未購入であった場合に、当該プログラムを実行することによって、その選択されたラベルデータに未購入のコンテンツあるいは機能が含まれることを報知する。これにより、そのプログラムを利用するログインユーザは、その未購入のコンテンツあるいは機能があることに気付き易い。また、その結果として、未購入のコンテンツあるいは機能の購入が促進される。
【0009】
上記プログラムの機能を実現するための情報処理装置、ラベルデータ共有システム、制御方法、当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
【発明の効果】
【0010】
本明細書に開示される技術によれば、ラベルデータの利用を図るシステムにおいて、有償のコンテンツや有償の機能の設定が含まれるラベルデータを利用し易い技術が実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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