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公開番号
2025064388
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023174119
出願日
2023-10-06
発明の名称
緩衝材
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
B65D
81/05 20060101AFI20250410BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】被梱包物の角部に対して緩衝効果を効果的に発揮することができるようにする。
【解決手段】緩衝材1は、被梱包物Bと対向可能な対向部100と、対向部100から突出する突出部200とを備え、対向部100は、突出部200が突出する基準面110と、被梱包物Bの角部B1と対向可能な基準角部130とを含み、突出部200は、被梱包物Bを支持するための第1支持面300と、第1支持面300と基準面110との間に位置する側面400とを含み、側面400は、第1支持面300から基準面110に向かいつつ基準角部130寄りに傾斜する第1側面410と、第1側面410よりも基準角部130から離間した場所に位置し、基準面110に向けて第1側面410よりも傾斜する第2側面420とを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
梱包箱と被梱包物との間に配置され、前記被梱包物の角部を保護するパルプモールド製の緩衝材であって、
前記被梱包物と対向可能な対向部と、
前記対向部から突出する突出部と
を備え、
前記対向部は、前記突出部が突出する基準面と、前記被梱包物の前記角部と対向可能な基準角部とを含み、
前記突出部は、前記被梱包物を支持するための第1支持面と、前記第1支持面と前記基準面との間に位置する側面とを含み、前記基準角部から離間した場所に設けられ、
前記突出部の前記側面は、
前記第1支持面から前記基準面に向かいつつ前記基準角部寄りに傾斜する第1側面と、
前記第1側面よりも前記基準角部から離間した場所に位置し、前記基準面に向けて前記第1側面よりも傾斜する第2側面と
を含む、緩衝材。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記対向部は、
第1面と、
前記第1面と隣り合う第2面と、
前記第1面及び前記第2面と隣り合う第3面と、
前記第1面と前記第2面との境界である第1境界部と、
前記第2面と前記第3面との境界である第2境界部と、
前記第3面と前記第1面との境界である第3境界部と
を含む、
請求項1に記載の緩衝材。
【請求項3】
前記突出部は、
前記第1境界部を介して前記第1面から前記第2面に亘って配置される第1突出部と、
前記第2境界部を介して前記第2面から前記第3面に亘って配置される第2突出部と、
前記第3境界部を介して前記第3面から前記第1面に亘って配置される第3突出部と
を含む、請求項2に記載の緩衝材。
【請求項4】
前記第1突出部の前記第1側面と前記第1境界部とのなす第1角度が、180度から前記第1突出部の前記第2側面と前記第1境界部とのなす角度を減じた角度である第2角度よりも大きい、請求項3に記載の緩衝材。
【請求項5】
前記第1突出部の前記側面は、前記被梱包物における前記第1境界部と対向する稜線から前記第1境界部へ向かう方向に沿って延びる第3側面を含む、請求項3又は請求項4に記載の緩衝材。
【請求項6】
前記第1突出部の前記第1支持面は、屈曲する屈曲部を含み、前記第1支持面内において前記屈曲部から離れるにつれて、前記第1支持面と前記被梱包物との間隔が大きくなる、請求項3又は請求項4に記載の緩衝材。
【請求項7】
前記突出部は、
前記第1面に配置される第4突出部と、
前記第2面に配置される第5突出部と、
前記第3面に配置される第6突出部と
を含む、請求項2に記載の緩衝材。
【請求項8】
前記第4突出部の前記第1側面と前記第1面とのなす第1角度が、180度から前記第4突出部の前記第2側面と前記第1面とのなす角度を減じた角度である第2角度よりも大きい、請求項7に記載の緩衝材。
【請求項9】
前記第4突出部と前記第5突出部とは、前記第1境界部を挟んで対向し、
前記第5突出部と前記第6突出部とは、前記第2境界部を挟んで対向し、
前記第6突出部と前記第4突出部とは、前記第3境界部を挟んで対向する、請求項7又は請求項8に記載の緩衝材。
【請求項10】
前記第1境界部と前記第2境界部と前記第3境界部との交差箇所を突出させた第7突出部を備える、請求項2、請求項3、請求項4、請求項7及び請求項8のいずれか1項に記載の緩衝材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、緩衝材に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パルプモールド製緩衝材が開示されている。特許文献1のパルプモールド製緩衝材は、主平面緩衝部と、2つの側面緩衝部と、2つのヒンジ部と、3つの凸部とを備える。主平面緩衝部は、被梱包物の天面に対向する。2つの側面緩衝部は、被梱包物の2つの側面それぞれに個別に対向する。2つヒンジ部は、主平面緩衝部の互いに交差する二辺それぞれに沿って形成され、主平面緩衝部に対して側面緩衝部それぞれを個別に折り曲げ可能に連結する。3つの凸部は、主平面緩衝部に対して2つの側面緩衝部それぞれを折り曲げることで、被梱包物の1つの角部を介して互いに隣接する天面と、2つの側面との3つの面に接触する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-127123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のパルプモールド製緩衝材において、全ての凸部の側面は、基準面(主平面緩衝部、又は側面緩衝部)に対して垂直な方向に延びる。基準面に対して垂直な方向の荷重が作用する場合、荷重の作用する方向と、基準面に対する凸部の側面の傾斜方向とが、共に、基準面に対して垂直であり、同じである。この場合、凸部の側面は、当該垂直方向の荷重を受け止めることができるので、当該垂直方向の荷重に対しては強さを発揮できる。
【0005】
しかしながら、例えば、梱包箱の角部と被梱包物の角部とを結んだ対角方向のような、基準面に対して垂直方向とは異なる方向の荷重が作用する場合、荷重の作用する方向と、基準面に対する凸部の側面の傾斜方向とが異なってくる。この場合、凸部の側面が当該荷重に対し強さを発揮しにくいことで、パルプモールド製緩衝材が当該荷重により塑性変形する可能性がある。その結果、パルプモールド製緩衝材の緩衝効果が低くなる。
【0006】
本開示の目的は、被梱包物の角部に対して緩衝効果を効果的に発揮することができる緩衝材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
緩衝材は、梱包箱と被梱包物との間に配置され、前記被梱包物の角部を保護するパルプモールド製の緩衝材である。緩衝材は、前記被梱包物と対向可能な対向部と、前記対向部から突出する突出部とを備え、前記対向部は、前記突出部が突出する基準面と、前記被梱包物の前記角部と対向可能な基準角部とを含み、前記突出部は、前記被梱包物を支持するための第1支持面と、前記第1支持面と前記基準面との間に位置する側面とを含み、前記基準角部から離間した場所に設けられ、前記突出部の前記側面は、前記第1支持面から前記基準面に向かいつつ前記基準角部寄りに傾斜する第1側面と、前記第1側面よりも前記基準角部から離間した場所に位置し、前記基準面に向けて前記第1側面よりも傾斜する第2側面とを含む。
【0008】
第1側面と第2側面とが基準面に対し互いに異なる角度で傾斜することで、緩衝材は、傾斜方向が異なる複数の側面を有するので、作用する方向が異なる複数の荷重に対して当該複数の側面により強さを発揮することができる。その結果、被梱包物の角部に対して緩衝効果を効果的に発揮することができる。
【0009】
前記対向部は、第1面と、前記第1面と隣り合う第2面と、前記第1面及び前記第2面と隣り合う第3面と、前記第1面と前記第2面との境界である第1境界部と、前記第2面と前記第3面との境界である第2境界部と、前記第3面と前記第1面との境界である第3境界部とを含む構成であってもよい。
【0010】
前記突出部は、前記第1境界部を介して前記第1面から前記第2面に亘って配置される第1突出部と、前記第2境界部を介して前記第2面から前記第3面に亘って配置される第2突出部と、前記第3境界部を介して前記第3面から前記第1面に亘って配置される第3突出部とを含む構成であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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