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公開番号
2025059948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170377
出願日
2023-09-29
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250403BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】印加された雷サージが放電ギャップでうまく放電しないときでも、保護素子の溶断を抑制することが可能となる画像形成装置を提供する。
【解決手段】電源基板25は、商用電源のライブ側及びニュートラル側に接続される第1及び第2入力端子T1,T2と、第1及び第2入力端子T1,T2に接続され、商用交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換回路30と、AC/DC変換回路30と第1入力端子T1との間に過電流が流れた際に溶断するヒューズFS1,FS2と、第1入力端子T1に接続される第1放電電極41A及びグランドに接続される第1接地電極41Bからなる第1放電ギャップ41と、第2入力端子T2に接続される第2放電電極42A及びグランドに接続される第2接地電極42Bからなる第2放電ギャップ42と、第1接地電極41B及び第2接地電極42Bのうち、少なくとも一方とグランドとの間に配置された抵抗素子45Aと、を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部に電圧を供給する電源基板と、
を備え、
前記電源基板は、
前記電源基板上に配置された第1入力端子及び第2入力端子であって、商用電源のライブ側に接続される第1入力端子及び前記商用電源のニュートラル側に接続される第2入力端子と、
前記第1入力端子及び前記第2入力端子にそれぞれ接続され、前記商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換回路と、
前記AC/DC変換回路と前記第1入力端子との間に過電流が流れた際に溶断する保護素子と、
前記第1入力端子に接続される第1放電電極と、
前記第1放電電極との間で放電ギャップを形成し、グランドに接続される第1接地電極と、
前記第2入力端子に接続される第2放電電極と、
前記第2放電電極との間で放電ギャップを形成し、グランドに接続される第2接地電極と、
前記第1接地電極及び前記第2接地電極のうち、少なくとも一方とグランドとの間に配置された抵抗素子と、
を有する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記抵抗素子は、前記第2接地電極とグランドとの間に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記抵抗素子は、複数本の配線からなる配線パターンである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記複数本の配線の各幅の寸法は、同じである、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記複数本の配線の各幅の寸法は、異なっている、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記抵抗素子は、抵抗である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記抵抗素子は、雷サージの周波数でそのインピーダンスが所定値以上になる容量を有するコンデンサである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記抵抗素子は、サージアブソーバである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記抵抗素子は、インダクタである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、放電ギャップを備えた画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、商用電源のライブ側に接続される第1入力端子と、商用電源のニュートラル側に接続される第2入力端子と、第1入力端子及び第2入力端子に接続されたAC/DC変換回路と、第1入力端子とAC/DC変換回路との間に接続されたヒューズと、第1入力端子とグランドとの間に配置された放電ギャップとを有する電源基板を備えた画像形成装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-50447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の画像形成装置では、例えば、第1入力端子に印加された雷サージが放電ギャップの摩耗によりその放電ギャップでうまく放電せず、雷サージによる過電流がヒューズ、Xコンデンサ及び第2入力端子を経てグランドに流れることで、ヒューズが溶断することがあり、結果として電源基板を交換しなければならないことがあった。
【0005】
本願は、印加された雷サージが放電ギャップでうまく放電しないときでも、保護素子の溶断を抑制することが可能となる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成部に電圧を供給する電源基板と、を備え、電源基板は、電源基板上に配置された第1入力端子及び第2入力端子であって、商用電源のライブ側に接続される第1入力端子及び商用電源のニュートラル側に接続される第2入力端子と、第1入力端子及び第2入力端子にそれぞれ接続され、商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換回路と、AC/DC変換回路と第1入力端子との間に過電流が流れた際に溶断する保護素子と、第1入力端子に接続される第1放電電極と、第1放電電極との間で放電ギャップを形成し、グランドに接続される第1接地電極と、第2入力端子に接続される第2放電電極と、第2放電電極との間で放電ギャップを形成し、グランドに接続される第2接地電極と、第1接地電極及び第2接地電極のうち、少なくとも一方とグランドとの間に配置された抵抗素子と、を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本願の画像形成装置では、第1接地電極及び第2接地電極のうち、少なくとも一方とグランドとの間に抵抗素子を配置したので、放電ギャップのうち、少なくとも一方が摩耗して、雷サージによる放電が生じない場合であっても、雷サージにより保護素子に流れる過電流の値は、抵抗素子により抑制される。これにより、保護素子の溶断を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本願の一実施形態に係るモノクロレーザプリンタの要部側断面図である。
図1のモノクロレーザプリンタにおけるフレーム接地の方法を示す図である。
図1のモノクロレーザプリンタに含まれる電源基板上の配線の一部を示す図である。
図3の電源基板に設けられた第2接地電極とFGネジとの間に配置された各種抵抗素子の具体例を示す図である。
コンデンサの容量に応じた印加電圧周波数に対するインピーダンス特性の変化を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本願の一実施形態に係るモノクロレーザプリンタ1の概略構成を示す断面図である。モノクロレーザプリンタ1は、画像形成装置の一例である。以下、モノクロレーザプリンタ1をプリンタ1と略して言う。
(【0011】以降は省略されています)
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