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公開番号2025059189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169035
出願日2023-09-29
発明の名称浴槽用シート保温具
出願人株式会社カインズ
代理人個人,個人
主分類A47K 3/00 20060101AFI20250403BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】多種の浴槽に容易に適用できる浴槽用シート保温具を提供する。
【解決手段】浴槽用シート保温具10は、複数のシートとして第1シート12から第4シート15を備える。第1シート12から第4シート15は、第1浴槽100に蓄えられた水102の水面102aに浮かべられて、水面102aを覆う。第1シート12は、第1角部31から第4角部34の4つの角部のうち3つの角部の曲率が異なる。第2シート13から第4シート15も、第1シート12と同様に、4つの角部のうち3つの角部の曲率が異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
浴槽に蓄えられた水の水面に浮かべられて、前記水面を覆う複数のシートを備え、
前記シートは複数の角部を備え、
前記複数の角部のうち少なくとも１つの角部の曲率が他の角部に対して異なる、
ことを特徴とする浴槽用シート保温具。
続きを表示（約 320 文字）【請求項２】
前記シートは、４つである、
ことを特徴とする請求項１に記載の浴槽用シート保温具。
【請求項３】
前記複数の角部は、３つの異なる曲率で形成されている、
ことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の浴槽用シート保温具。
【請求項４】
前記シートは、
フックにかける孔部を有する、
ことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の浴槽用シート保温具。
【請求項５】
前記孔部は、
前記複数のシートをフックにかけた状態において、前記複数のシートの形状を揃えて重ねられる位置に有する、
ことを特徴とする請求項４に記載の浴槽用シート保温具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、浴槽用シート保温具に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
浴槽用シート保温具として、浴槽に合わせて保温用のシートを加工し、加工したシートを浴槽に蓄えられた水の水面に浮かべて水面を覆うものが知られている。浴槽用シート保温具によれば、浴槽に蓄えられた湯の湯面に浮かべて湯面を覆うことにより、浴槽の湯を保温して冷め難くすることが可能である。また、浴槽用シート保温具によれば、浴槽に蓄えた水を沸かす際に、浴槽に蓄えた水の水面に浮かべて水面を覆うことにより、浴槽の水を短時間で沸かすことも可能である（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実用新案登録第３０３３２４９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ここで、浴槽は、用途や好みに合わせて多種の大きさや形状のものが用意されている。このため、浴槽用シート保温具が浴槽の大きさや形状に合わないことがある。この場合には、浴槽用シート保温具のシートをハサミで切断して、浴槽用シート保温具を浴槽の大きさや形状に合わせる必要がある。このため、浴槽用シート保温具を多種の浴槽に適用させることが難しい。
【０００５】
本発明は、多種の浴槽に容易に適用できる浴槽用シート保温具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
（１）本発明に係る浴槽用シート保温具は、浴槽に蓄えられた水の水面に浮かべられて、前記水面を覆う複数のシートを備え、前記シートは複数の角部を備え、前記複数の角部のうち少なくとも１つの角部の曲率が他の角部に対して異なっている。
【０００７】
上記構成によれば、浴槽用シート保温具に複数のシートを備えた。よって、複数のシートの配列を変えて各シートを突き合わせる、あるいは各シートの重ね合わせ幅を調整することにより、浴槽用シート保温具を任意の形状に形成できる。さらに、シートにおいて、複数の角部（すなわち、凸状の角部）のうち少なくとも１つの角部の曲率を他の角部に対して異ならせた。よって、浴槽用シート保温具において角部の曲率を浴槽の隅部（すなわち、凹状の隅部）に合わせることができる。以下、浴槽の隅部を「コーナ部」ということがある。
【０００８】
これにより、複数のシートの配列を変えることにより、浴槽用シート保温具を多種の浴槽の大きさや形状に合わせることができる。したがって、浴槽用シート保温具を多種の浴槽に蓄えられた湯の湯面に浮かべて湯面を覆うことができる。よって、多種の浴槽の湯を浴槽用シート保温具で保温して冷め難くできる。また、多種の浴槽に蓄えられた水の水面に浴槽用シート保温具を浮かべて水面を覆うことにより、浴槽の水を短時間で沸かすこともできる。すなわち、浴槽用シート保温具を多種の浴槽に適用できる。
【０００９】
（２）上記態様において、前記シートは、４つであってもよい。
【００１０】
ここで、多種の浴槽において、水が蓄えられる内側の形状は、一般に矩形や三角形に形成されている。そこで、浴槽用シート保温具として複数のシートを４つ用意することにした。よって、４つのシートの配列を変えることにより、浴槽用シート保温具を矩形や三角形の形状に形成できる。これにより、浴槽用シート保温具を多種の浴槽に好適に適用できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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