TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025058637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168686
出願日2023-09-28
発明の名称表示装置及びソースドライバ
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G09G 3/36 20060101AFI20250402BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ソースドライバ間がシリアル通信によりカスケード接続される表示装置及びソースドライバにおいて、ソースドライバに接続される信号線の数を削減した表示装置及びソースドライバを提供する。
【解決手段】同一の表示パネルに複数接続され、表示パネルの画素を駆動するソースドライバであって、シリアル通信線を介して他のソースドライバとカスケード接続するカスケード接続部と、外部から取得した水平同期信号をシリアル通信の同期信号として用いて、カスケード接続部を介して他のソースドライバとシリアル通信を行う通信制御部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
マトリクス状に配置された画素と、マトリクスの行方向に延伸する複数のゲート線と、マトリクスの列方向に延伸する複数のソース線と、を有する表示パネルと、
水平同期信号に基づいて、ゲート線に走査信号を印加して画素を選択状態とするゲートドライバと、
水平同期信号に基づいて、ソース線を介して前記表示パネルの画素を駆動する複数のソースドライバと、を備え、
前記複数のソースドライバの各々は、
シリアル通信線を介して他のソースドライバとカスケード接続するカスケード接続部と、
外部から取得した水平同期信号をシリアル通信の同期信号として用いて、前記カスケード接続部を介して他のソースドライバとシリアル通信を行う通信制御部と、を備える
表示装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記通信制御部は、
他のソースドライバとシリアル通信を行うためにパラレル信号をシリアル信号に変換するパラレルシリアル変換部と、
他のソースドライバとシリアル通信を行うために他のソースドライバから取得したシリアル信号をパラレル信号に変換するシリアルパラレル変換部と、を備える
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
同一の表示パネルに複数接続され、前記表示パネルの画素を駆動するソースドライバであって、
シリアル通信線を介して他のソースドライバとカスケード接続するカスケード接続部と、
外部から取得した水平同期信号をシリアル通信の同期信号として用いて、前記カスケード接続部を介して他のソースドライバとシリアル通信を行う通信制御部と、を備える
ソースドライバ。
【請求項4】
前記通信制御部は、
他のソースドライバとシリアル通信を行うためにパラレル信号をシリアル信号に変換するパラレルシリアル変換部と、
他のソースドライバとシリアル通信を行うために他のソースドライバから取得したシリアル信号をパラレル信号に変換するシリアルパラレル変換部と、を備える
請求項3に記載のソースドライバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置及びソースドライバに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数本のデータ線及び複数本のゲート線と、複数本のデータ線と複数本のゲート線との交差部の各々にマトリクス状に設けられた複数個の画素スイッチ及び複数個の画素部と、を有する表示パネルと、映像データ信号を出力する表示コントローラと、画素スイッチをオンに制御するゲート信号を複数本のゲート線に供給するゲートドライバと、ゲート線の伸長方向に沿って配列され、各々が表示コントローラから映像データ信号を受信し、映像データ信号に基づいて複数個の画素部の各々を供給対象とする階調電圧信号を生成する複数のソースドライバと、を備えた表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-135394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示装置の表示パネルを駆動する複数のソースドライバは、互いにカスケード接続により接続されている。
【0005】
これにより、例えば一部のソースドライバで異常が発生した際に、異常が発生したことを他のソースドライバに通知し、表示パネルに接続されている全てのソースドライバで一斉に異常時の制御を行うことが可能となる。
【0006】
ソースドライバ間のカスケード接続による通信をパラレル通信で行った場合、ソースドライバ間の信号線の数が多くなるため、ソースドライバに接続する信号線の数を削減するために、ソースドライバ間のカスケード接続による通信をシリアル通信で行うことが考えられる。
【0007】
しかしながら、複数のソースドライバ間でシリアル通信を行うためには、各ソースドライバに対してシリアル通信用の同期信号を供給するための信号線を接続しなくてはならず、このシリアル通信用の同期信号を供給するための信号線の分、ソースドライバに接続する信号線の数が増加するという問題があった。
【0008】
本発明は、上記の事情を踏まえ、ソースドライバ間がシリアル通信によりカスケード接続される表示装置及びソースドライバにおいて、ソースドライバに接続される信号線の数を削減した表示装置及びソースドライバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の表示装置は、マトリクス状に配置された画素と、マトリクスの行方向に延伸する複数のゲート線と、マトリクスの列方向に延伸する複数のソース線と、を有する表示パネルと、水平同期信号に基づいて、ゲート線に走査信号を印加して画素を選択状態とするゲートドライバと、水平同期信号に基づいて、ソース線を介して前記表示パネルの画素を駆動する複数のソースドライバと、を備え、前記複数のソースドライバの各々は、シリアル通信線を介して他のソースドライバとカスケード接続するカスケード接続部と、外部から取得した水平同期信号をシリアル通信の同期信号として用いて、前記カスケード接続部を介して他のソースドライバとシリアル通信を行う通信制御部と、を備える。
【0010】
本開示のソースドライバは、同一の表示パネルに複数接続され、前記表示パネルの画素を駆動するソースドライバであって、シリアル通信線を介して他のソースドライバとカスケード接続するカスケード接続部と、外部から取得した水平同期信号をシリアル通信の同期信号として用いて、前記カスケード接続部を介して他のソースドライバとシリアル通信を行う通信制御部と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

ローム株式会社
半導体装置
3日前
ローム株式会社
D級増幅回路
3日前
ローム株式会社
クロック異常検出回路
3日前
ローム株式会社
表示装置及びソースドライバ
3日前
ローム株式会社
基準電圧生成回路、半導体装置
3日前
ローム株式会社
スペクトラム拡散クロック生成回路
3日前
ローム株式会社
同期シリアルインターフェイス回路
4日前
ローム株式会社
通信デバイス、通信システム、及び通信方法
3日前
ローム株式会社
出力画像調整装置、投影装置及び画像調整方法
3日前
ローム株式会社
PFM制御回路、昇圧型スイッチングレギュレータ
3日前
ローム株式会社
デジタルアナログ変換装置、表示ドライバ及び表示装置
3日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
ローム株式会社
半導体装置
3日前
ローム株式会社
半導体装置
3日前
ローム株式会社
マルチ・ダイ・モジュール、電源装置、半導体装置を作製する方法
3日前
ローム株式会社
スイッチング電源制御装置、スイッチング電源装置、及び電気機器
3日前
ローム株式会社
SiC半導体装置
2日前
ローム株式会社
映像信号送信装置、映像信号受信装置、及び、映像信号送受信システム
3日前
ローム株式会社
制御回路、絶縁型DC/DCコンバータ、インバータシステム、及びモータシステム
3日前
個人
言語学習用看板
25日前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
日本精機株式会社
表示装置
19日前
日本精機株式会社
表示装置
16日前
個人
英語反射ゲームシステム
10日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
5日前
合同会社TTB
壁掛け式名刺ホルダー
27日前
シャープ株式会社
表示装置
12日前
学校法人東京電機大学
複合表示装置
5日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置
3日前
株式会社フジシール
ラベル
1か月前
大和ハウス工業株式会社
端末設置家具
1か月前
シャープ株式会社
機器および表示装置
12日前
リンテック株式会社
ラベル
5日前
アズビル株式会社
情報処理装置及びプログラム
9日前
株式会社humorous
発光ユニット
20日前
株式会社島田電機製作所
導光板式ホールランタン
5日前
続きを見る