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公開番号
2025060055
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170545
出願日
2023-09-29
発明の名称
デジタルアナログ変換装置、表示ドライバ及び表示装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
G09G
3/20 20060101AFI20250403BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【目的】ノイズの重畳を抑えた高品質な出力電圧を生成することが可能なデジタルアナログ変換装置、当該デジタルアナログ変換装置を含む表示ドライバ及び表示装置を提供することを目的とする。
【構成】本発明は、バイナリーコードからなるデジタルデータ片の系列を受け、デジタルデータ片の各々をグレイコードに変換したグレイコードデータ片の各々を生成するグレイコード変換回路と、グレイコードデータ片及び互いに異なる電圧値を有する複数の参照電圧を受け、グレイコードデータ片に基づき、複数の参照電圧のうちから重複を含む2つの参照電圧を選択し夫々を第1の選択電圧及び第2の選択電圧として出力するデコーダと、第1の選択電圧及び第2の選択電圧を夫々受ける第1及び第2の入力端子を有し、第1及び第2の入力端子に割り当てられている重み付け比にて第1の選択電圧と第2の選択電圧との内挿補間を行って得られた電圧を増幅した出力電圧を生成する増幅回路と、を有する。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
バイナリーコードからなるデジタルデータ片の系列を受け、前記デジタルデータ片の各々をグレイコードに変換したグレイコードデータ片の各々を生成するグレイコード変換回路と、
前記グレイコードデータ片及び互いに異なる電圧値を有する複数の参照電圧を受け、前記グレイコードデータ片に基づき、前記複数の参照電圧のうちから重複を含む2つの参照電圧を選択し夫々を第1の選択電圧及び第2の選択電圧として出力するデコーダと、
前記第1の選択電圧及び前記第2の選択電圧を夫々受ける第1及び第2の入力端子を有し、前記第1及び第2の入力端子に割り当てられている重み付け比にて前記第1の選択電圧と前記第2の選択電圧との内挿補間を行って得られた電圧を増幅した出力電圧を生成する増幅回路と、を有することを特徴とするデジタルアナログ変換装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記デコーダは、
前記グレイコードデータ片中の第1のビット群に基づき、前記複数の参照電圧から互いに隣接する電圧値を有する2
w
(wは1以上の整数)個の参照電圧を選択し、夫々を第1~第2
w
の選択電圧として出力する第1のデコーダと、
前記グレイコードデータ片中の第2のビット群に基づき、前記第1~第2
w
の選択電圧のうちから前記重複を含む2つの参照電圧を選択し夫々を前記第1の選択電圧及び前記第2の選択電圧として出力する第2のデコーダと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のデジタルアナログ変換装置。
【請求項3】
前記グレイコードデータ片の各々は最上位ビットを第k(kは2以上の整数)ビット、最下位ビットを第0ビットとする合計(k+1)ビットからなり、
前記第1のビット群は、前記第kビット~第(2・w)ビットからなる上位ビット群であり、
前記第2のビット群は、第(2・w-1)ビット~前記第0ビットからなる下位ビット群であることを特徴とする請求項2に記載のデジタルアナログ変換装置。
【請求項4】
前記グレイコードデータ片の各々は最上位ビットを第k(kは2以上の整数)ビット、最下位ビットを第0ビットとする合計(k+1)ビットからなり、
前記第1のビット群は、第(2・w-1)ビット~前記第0ビットからなる下位ビット群であり、
前記第2のビット群は、前記第kビット~第(2・w)ビットからなる上位ビット群であることを特徴とする請求項2に記載のデジタルアナログ変換装置。
【請求項5】
前記増幅回路は、前記第1及び第2の入力端子が共に非反転入力端子であり、自身の出力端子が自身の反転入力端子に接続されている、内挿機能を有するオペアンプであることを特徴とする請求項1~4のいずれか1に記載のデジタルアナログ変換装置。
【請求項6】
映像信号に基づく各画素の輝度レベルをバイナリーコードで表す画素データ片の系列を受け、前記画素データ片の系列に含まれるn(nは2以上の整数)個の前記画素データ片毎に、前記画素データ片の各々を前記輝度レベルに対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧に変換して表示パネルの第1~第nのデータ線に供給する第1~第nのデジタルアナログ変換回路を含む表示ドライバであって、
前記画素データ片の系列に含まれる前記画素データ片の各々をグレイコードに変換したグレイコードデータ片の各々を生成するグレイコード変換回路を含み、
前記第1~第nのデジタルアナログ変換回路の各々は、
前記グレイコードデータ片及び互いに異なる電圧値を有する複数の参照電圧を受け、前記グレイコードデータ片に基づき、前記複数の参照電圧のうちから重複を含む2つの参照電圧を選択し夫々を第1の選択電圧及び第2の選択電圧として出力するデコーダと、
前記第1の選択電圧及び前記第2の選択電圧を夫々受ける第1及び第2の入力端子を有し、前記第1及び第2の入力端子に割り当てられている重み付け比にて前記第1の選択電圧と前記第2の選択電圧との内挿補間を行って得られた電圧を前記出力電圧として生成する増幅回路と、を有することを特徴とする表示ドライバ。
【請求項7】
夫々に複数の表示セルが形成されている第1~第n(nは2以上の整数)のデータ線が配置されている表示パネルと、
映像信号に基づく各画素の輝度レベルをバイナリーコードで表す画素データ片の系列を受け、前記画素データ片の系列に含まれるn個の前記画素データ片毎に、前記画素データ片の各々を前記輝度レベルに対応した電圧値を有する第1~第nの出力電圧に変換して前記表示パネルの第1~第nのデータ線に供給する第1~第nのデジタルアナログ変換回路を含む表示ドライバであって、
前記画素データ片の系列に含まれる前記画素データ片の各々をグレイコードに変換したグレイコードデータ片の各々を生成するグレイコード変換回路を含み、
前記第1~第nのデジタルアナログ変換回路の各々は、
前記グレイコードデータ片及び互いに異なる電圧値を有する複数の参照電圧を受け、前記グレイコードデータ片に基づき、前記複数の参照電圧のうちから重複を含む2つの参照電圧を選択し夫々を第1の選択電圧及び第2の選択電圧として出力するデコーダと、
前記第1の選択電圧及び前記第2の選択電圧を夫々受ける第1及び第2の入力端子を有し、前記第1及び第2の入力端子に割り当てられている重み付け比にて前記第1の選択電圧と前記第2の選択電圧との内挿補間を行って得られた電圧を前記出力電圧として生成する増幅回路と、を有することを特徴とする表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルアナログ変換装置、表示パネルを駆動する表示ドライバ及び表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置として、複数のデータ線と複数の走査線が交叉して配置され、各交叉部に画素を担う表示セルが形成されている表示パネルと共に、当該表示パネルを駆動するソースドライバ及びゲートドライバを含むものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
ソースドライバは、シフトレジスタ、レベルシフタ、データレジスタラッチ、DA(digital to analog)変換部、出力アンプ部を含む。
【0004】
シフトレジスタは、クロック信号に同期してラッチの選択を行う為の複数のラッチタイミング信号を生成し、データレジスタラッチに供給する。
【0005】
データレジスタラッチは、シフトレジスタから供給されたラッチタイミング信号の各々に基づき、映像信号に基づく各表示セルに対応した、例えば8ビットの表示データ片をn個毎取り込む。レベルシフタは、n個の表示データ片の各々に対して、各ビットに対応した信号レベルの振幅を増加するレベルシフト処理を施し、得られたレベルシフト後のn個の表示データ片の各々をDA変換部に供給する。
【0006】
DA変換部は、ガンマ回路と、n個の表示データ片の各々に対応して設けられたn個の選択回路(デコーダ)を含む。ガンマ回路は、互いに異なる電圧値を有する例えば256個の電圧を参照電圧として生成してn個の選択回路の各々に供給する。選択回路の各々は、256個の参照電圧のうちから、自身が受けた8ビットの表示データ片にて示される値に対応した参照電圧を選択する。かかる構成により、DA変換部は、上記したn個の選択回路の各々によって選択したn個の参照電圧をn個の階調電圧として出力アンプ部に供給する。出力アンプ部は、n個の階調電圧を夫々個別に増幅したものを出力電圧として表示パネルのn本のデータ線に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2009-145492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
近年の表示パネルの大画面化及び高解像度化に伴い、1つの表示データ片に対応した出力電圧(階調電圧)を表示パネルの表示セルに充電する期間(1データ期間)は短くなっており、所望の表示品質を得るためには当該出力圧の波形として高い品質が要求されている。
【0009】
ところで、表示データ片はバイナリーコードを使用しているため、1水平走査期間毎にDA変換部に供給される表示データ片の輝度レベルの変化量が微量であっても、表示データ片の各ビットの論理レベルの変化数が多くなる場合がある。
【0010】
例えば、表示データ片が輝度レベル「126」から「127」を表す状態に変化する場合、8ビットのバイナリーコードは[01111110]から[01111111]に変化する。つまり、輝度レベルの変化が「1」に対して、バイナリーコードでのビットの変化数は「1」である。
(【0011】以降は省略されています)
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