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公開番号
2025058420
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168336
出願日
2023-09-28
発明の名称
眼科装置
出願人
株式会社トプコン
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
A61B
3/103 20060101AFI20250402BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】眼情報の取得前から被検者への集中を促し、眼情報の取得開始のタイミングで被検者の集中力を高めて眼情報の取得成功率を向上させる眼科装置を提供すること。
【解決手段】被検眼の眼情報を取得する光学系30と、被検者に聞かせる合図音を出力する報知部40と、を備え、報知部40は、光学系30による眼情報の取得開始以前の所定時刻から眼情報の取得直前までの間第1合図音を出力し、眼情報の取得開始のタイミングで第1合図音とは異なる第2合図音を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被検者の被検眼の眼情報を取得する光学系と、
前記被検者に聞かせる合図音を出力する報知部と、を備え、
前記報知部は、前記光学系による前記眼情報の取得開始以前の所定時刻から前記眼情報の取得直前までの間第1合図音を出力し、前記眼情報の取得開始のタイミングで前記第1合図音とは異なる第2合図音を出力する
ことを特徴とする眼科装置。
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【請求項2】
請求項1に記載された眼科装置において、
前記第1合図音は、出力期間の初期と前記出力期間の終期とで異なっている
ことを特徴とする眼科装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載された眼科装置において、
前記第1合図音は、出力期間の残り時間を把握可能なカウントダウン音声である
ことを特徴とする眼科装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載された眼科装置において、
前記報知部は、前記光学系による前記眼情報の取得が所定時間継続して行われる場合、前記眼情報の取得開始から前記眼情報の取得終了までの間、前記第2合図音を継続して出力する
ことを特徴とする眼科装置。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載された眼科装置において、
前記報知部は、複数のスピーカを有し、前記第1合図音の出力期間の進行に応じて、異なったスピーカから前記第1合図音を出力する
ことを特徴とする眼科装置。
【請求項6】
請求項5に記載された眼科装置において、
前記報知部は、前記出力期間の終了が近づくにつれ、前記第1合図音を出力するスピーカを、前記被検者の耳に近い位置に設けられたスピーカに徐々に切り替える
ことを特徴とする眼科装置。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載された眼科装置において、
前記被検眼に向けて、前記光学系による前記眼情報の取得に影響を与えない光を発光する光刺激部を備え、
前記光刺激部は、前記第1合図音又は前記第2合図音の出力に連動した前記光を発光する
ことを特徴とする眼科装置。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載された眼科装置において、
前記被検者の顔を支持する顔支持部と、
前記顔支持部を振動させる振動部と、を備え、
前記振動部は、前記第1合図音又は前記第2合図音の出力に連動して前記顔支持部を振動させる
ことを特徴とする眼科装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、被検眼の眼情報を取得する際、瞬きの必要があると判断した場合に、被検者に対して瞬きを行う必要があることを報知する報知手段を備えた眼科装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、被検眼の画像を撮影する際、あらかじめ設定した時間のカウントダウンを行った後に撮影を行う眼科装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-166649号公報
特開2022-067624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の眼科装置では、眼情報の取得の際、瞬きを行う必要があることを報知するものの、当該報知を行ってから眼情報を取得するまでの間や、眼情報の取得開始のタイミング(撮影開始時点)、眼情報の取得開始後等には報知を行わない。また、カウントダウンを行った後に被検眼の画像撮影を行う場合であっても、撮影開始は報知されない。そのため、被検者は、撮影開始(眼情報の取得開始)のタイミングが把握しにくく、撮影(眼情報の取得)に向けた集中が促されない。これにより、被検者は、眼情報の取得と同時に瞬きを行ったり、固視が崩れたりして、適切な眼情報の取得ができないことがある。特に、眼科装置で適切に眼情報を取得するには、眼情報の取得中に被検者にターゲット(固視標等)を視認させ、視線を固視させることが重要である。すなわち、眼科装置は、眼情報の取得前から被検者への集中を促し、眼情報の取得開始のタイミングで被検者の集中力を高める必要がある。
【0005】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、眼情報の取得前から被検者への集中を促し、眼情報の取得開始のタイミングで被検者の集中力を高めて眼情報の取得成功率を向上させる眼科装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の眼科装置は、被検眼の眼情報を取得する光学系と、被検者に聞かせる合図音を出力する報知部と、を備え、前記報知部は、前記光学系による前記眼情報の取得開始以前の所定時刻から前記眼情報の取得直前までの間第1合図音を出力し、前記眼情報の取得開始のタイミングで前記第1合図音とは異なる第2合図音を出力する構成とした。
【発明の効果】
【0007】
これにより、本発明の眼科装置は、眼情報の取得前から被検者への集中を促し、眼情報の取得開始のタイミングで被検者の集中力を高めて眼情報の取得成功率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の眼科装置を示す外観図である。
実施例1の眼科装置を示す正面図である。
実施例1の眼科装置の制御構成を示すブロック図である。
実施例1の眼科装置を用いた眼情報取得時の手順を示すフローチャートである。
実施例1の眼科装置を用いてアライメント完了次第、所定時間撮影するときの報知部特性・固視孔特性・振動部特性を示すタイムチャートである。
実施例2の眼科装置を用いた眼情報取得時の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の眼科装置を実施するための形態は、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて以下のように説明される。なお、本明細書を通じて各図に記すようにX軸、Y軸及びZ軸を取り、図1における左右方向(X軸正方向が右方向、負方向が左方向)、前後方向(Z軸正方向が後方向、負方向が前方向)及び上下方向(Y軸正方向が上方向、Y軸負方向が下方向、高さ方向ということもある)を基準として明細書中の説明を行う。また、被検者側(Z軸負方向)を眼科装置1の正面、被検者と対峙する側(Z軸正方向)を眼科装置1の背面、被検者の右側(X軸正方向)を眼科装置1の右側、被検者の左側(X軸負方向)を眼科装置1の左側と定義する。
【0010】
実施例1の眼科装置1は、例えば、自覚検査として、遠用検査、近用検査、コントラスト検査、グレア検査などを実行可能であり、他覚測定として、他覚屈折測定、角膜形状測定などを実行可能なオートレフケラトメータである。また、実施例1の眼科装置1は、被検眼の前眼部画像や眼底画像等(静止画像、動画像)の撮影が可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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