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公開番号2025057910
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167745
出願日2023-09-28
発明の名称ユニットバス
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類A47K 3/02 20060101AFI20250402BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】浴槽の使い勝手をより良くすることができるユニットバスを提供する。
【解決手段】ユニットバス11は、一方向Xに延びる浴槽16を備える。浴槽16は、一方向Xの一方側に位置するとともに入浴者の背中を支持する第1斜面25と、一方向Xの他方側に位置するとともに入浴者の脚部を支持する第2斜面26と、第1斜面25と第2斜面26との間に位置する最深部27とを有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
一方向に延びる浴槽を備えたユニットバスであって、
前記浴槽は、
前記一方向の一方側に位置するとともに入浴者の背中を支持する第１斜面と、
前記一方向の他方側に位置するとともに前記入浴者の脚部を支持する第２斜面と、
前記第１斜面と前記第２斜面との間に位置する最深部とを有している、
ユニットバス。
続きを表示（約 840 文字）【請求項２】
前記浴槽における前記一方向の中央部を平面視において横切る直線部を有した第１手摺を備える、
請求項１に記載のユニットバス。
【請求項３】
前記浴槽の上縁面における前記第１斜面側の端部には、前記端部と連続する上面を有するベンチ部が前記一方向と交差する方向に突出するように設けられ、
前記第１手摺は、前記直線部における前記ベンチ部側の端部に設けられるとともに平面視において前記浴槽の前記上縁面から突出し、かつ、平面視において前記ベンチ部と隣り合う突出部を備えている、
請求項２に記載のユニットバス。
【請求項４】
前記浴槽における前記第１斜面側の端部は、前記ベンチ部側に曲がっている、
請求項３に記載のユニットバス。
【請求項５】
平面視において前記浴槽の前記上縁面における前記上縁面と前記ベンチ部の前記上面との間のコーナー部と隣り合う位置には、第２手摺が設けられている、
請求項３または請求項４に記載のユニットバス。
【請求項６】
平面視において前記浴槽の前記上縁面における前記第２手摺に対して前記浴槽の前記第１斜面を挟んだ反対側の位置には、第３手摺が設けられている、
請求項５に記載のユニットバス。
【請求項７】
平面視において、出入口と、前記ベンチ部との間の位置には、第４手摺が設けられている、
請求項３または請求項４に記載のユニットバス。
【請求項８】
前記第１斜面には、段部が形成されている、
請求項１～請求項４のうちいずれか一項に記載のユニットバス。
【請求項９】
前記第２斜面には、段差部が形成されている、
請求項８に記載のユニットバス。
【請求項１０】
前記段差部は、前記段部よりも低い位置にある、
請求項９に記載のユニットバス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ユニットバスに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ユニットバスとして例えば特許文献１に示すものが知られている。こうしたユニットバスは、浴槽の右側や左側に移乗台及び手摺りを設けることで、片麻痺などの障害を持った日常的な動作が困難な入浴者が浴槽に入り易くなるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００３－１４７９７９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、上述のようなユニットバスの浴槽は、上端が開口した有底四角箱状をなしている。このため、上述のようなユニットバスにおいては、上述のような入浴者が浴槽内へ容易に入ったり浴槽内での姿勢を安定させたりすることなど浴槽の使い勝手をより良くする上で改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
（１）上記課題を解決するユニットバスは、一方向に延びる浴槽を備えたユニットバスであって、前記浴槽は、前記一方向の一方側に位置するとともに入浴者の背中を支持する第１斜面と、前記一方向の他方側に位置するとともに前記入浴者の脚部を支持する第２斜面と、前記第１斜面と前記第２斜面との間に位置する最深部とを有している。
【０００６】
この構成によれば、入浴者が臀部において第１斜面を滑って最深部まで移動できるので、日常的な動作が困難な入浴者であっても容易に浴槽に入ることができる。加えて、入浴者が浴槽に入った状態では、入浴者の臀部が最深部または最深部近傍に置かれた状態で背中が第１斜面によって支持されるとともに脚部が第２斜面に支持されるので、入浴者の姿勢を安定させることができる。したがって、浴槽の使い勝手をより良くすることができる。
【０００７】
（２）上記（１）のユニットバスにおいて、前記浴槽における前記一方向の中央部を平面視において横切る直線部を有した第１手摺を備える。
この構成によれば、入浴者が浴槽に対して出入りする際に入浴者が直線部を掴むことができるので、入浴者が浴槽に対して出入りし易くすることができる。
【０００８】
（３）上記（２）のユニットバスにおいて、前記浴槽の上縁面における前記第１斜面側の端部には、前記端部と連続する上面を有するベンチ部が前記一方向と交差する方向に突出するように設けられ、前記第１手摺は、前記直線部における前記ベンチ部側の端部に設けられるとともに平面視において前記浴槽の前記上縁面から突出し、かつ、平面視において前記ベンチ部と隣り合う突出部を備えている。
【０００９】
この構成によれば、入浴者が車椅子からベンチ部に移る際に突出部を掴むことができるので、入浴者が車椅子からベンチ部に移り易くすることができる。
【００１０】
（４）上記（３）のユニットバスにおいて、前記浴槽における前記第１斜面側の端部は、前記ベンチ部側に曲がっている。
（【００１１】以降は省略されています）

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