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公開番号
2025057857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167655
出願日
2023-09-28
発明の名称
加速度制御装置及び加速度制御方法
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
B60W
50/12 20120101AFI20250402BHJP(車両一般)
要約
【課題】商用車が後方に誤発進することを抑制する。
【解決手段】加速度制御装置30は、架装が連結可能な車両が備えるアクセルペダルの開度と、アクセルペダルを運転者が踏み込んだ際の踏込速度と、車両の重量と、車両が接する路面の勾配と、を取得する取得部321と、車両が後退する操作を受け付けた場合に、アクセルペダルの開度と、踏込速度と、重量と、路面の、車両が後退する方向での勾配と、に基づいて、車両が備える駆動力源の出力トルクの大きさを制御するトルク制御部322と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
架装が連結可能な車両が備えるアクセルペダルの開度と、前記アクセルペダルを運転者が踏み込んだ際の踏込速度と、前記車両の重量と、前記車両が接する路面の勾配と、を取得する取得部と、
前記車両が後退する操作を受け付けた場合に、前記アクセルペダルの開度と、前記踏込速度と、前記重量と、前記路面の、前記車両が後退する方向での勾配と、に基づいて、前記車両が備える駆動力源の出力トルクの大きさを制御するトルク制御部と、
を有する加速度制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記トルク制御部は、前記アクセルペダルの開度が第1閾値以上であり、かつ前記踏込速度が第2閾値以上であることを条件として、前記出力トルクの大きさを制御する、
請求項1に記載の加速度制御装置。
【請求項3】
前記トルク制御部は、前記アクセルペダルの開度に対応する操作トルクと、前記出力トルクの最大値である最大トルクとのうち、トルクの大きさが小さい方を前記駆動力源に発生させるように前記出力トルクの大きさを制御する、
請求項2に記載の加速度制御装置。
【請求項4】
前記トルク制御部は、前記重量が第3閾値以上であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が第4閾値以上である場合、前記最大トルクを、前記駆動力源が発生可能な出力トルクの最大値に第1割合を乗算した乗算値である第1トルクに決定する、
請求項3に記載の加速度制御装置。
【請求項5】
前記トルク制御部は、前記重量が前記第3閾値以上であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が前記第4閾値未満である場合、前記最大トルクを、前記第1割合よりも小さい第2割合を、前記駆動力源が発生可能な出力トルクの最大値に乗算した乗算値である第2トルクに決定する、
請求項4に記載の加速度制御装置。
【請求項6】
前記トルク制御部は、前記重量が前記第3閾値未満であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が前記第4閾値以上である場合、前記最大トルクを、前記第1割合よりも小さい第2割合を、前記駆動力源が発生可能な出力トルクの最大値に乗算した乗算値である第2トルクに決定する、
請求項4に記載の加速度制御装置。
【請求項7】
前記トルク制御部は、前記重量が前記第3閾値未満であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が前記第4閾値未満である場合、前記最大トルクを、前記第2割合よりも小さい第3割合を、前記駆動力源が発生可能な出力トルクの最大値に乗算した乗算値である第3トルクに決定する、
請求項5又は6に記載の加速度制御装置。
【請求項8】
前記トルク制御部は、前記重量が第3閾値以上であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が第4閾値以上である場合、前記アクセルペダルの開度に対応する操作トルクを第1割合だけ小さくした第1トルクを前記出力トルクに決定する、
請求項2に記載の加速度制御装置。
【請求項9】
前記トルク制御部は、前記重量が前記第3閾値以上であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が前記第4閾値未満である場合、前記操作トルクを前記第1割合より大きい第2割合だけ小さくした第2トルクを前記出力トルクに決定する、
請求項8に記載の加速度制御装置。
【請求項10】
前記トルク制御部は、前記重量が前記第3閾値未満であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が前記第4閾値以上である場合、前記操作トルクを前記第1割合より大きい第2割合だけ小さくした第2トルクを前記出力トルクに決定する、
請求項8に記載の加速度制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加速度制御装置及び加速度制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の発進制御装置は、バス及びトラック等の商用車の重量、路面の勾配、運転者のアクセル操作量に基づいて、エンジン及びモータの少なくともいずれかを駆動させることにより加速度を制御し、発進時における燃料消費量の低減と牽引力不足の回避とを図る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-95040号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、架装が後部に連結された商用車は、当該商用車の後方の障害物を検出するためのセンサ又はカメラを搭載することが困難であるため、後退する際に後方の障害物を検出して誤発進を抑制する機能が備えられていない。その結果、商用車は、後方への発進において、誤発進をする可能性があるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、商用車が後方に誤発進することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る加速度制御装置は、架装が連結可能な車両が備えるアクセルペダルの開度と、前記アクセルペダルを運転者が踏み込んだ際の踏込速度と、前記車両の重量と、前記車両が接する路面の勾配と、を取得する取得部と、前記車両が後退する操作を受け付けた場合に、前記アクセルペダルの開度と、前記踏込速度と、前記重量と、前記路面の、前記車両が後退する方向での勾配と、に基づいて、前記車両が備える駆動力源の出力トルクの大きさを制御するトルク制御部と、を有する。
【0007】
前記トルク制御部は、前記アクセルペダルの開度が第1閾値以上であり、かつ前記踏込速度が第2閾値以上であることを条件として、前記出力トルクの大きさを制御してもよい。
【0008】
前記トルク制御部は、前記アクセルペダルの開度に対応する操作トルクと、前記出力トルクの最大値である最大トルクとのうち、トルクの大きさが小さい方を前記駆動力源に発生させるように前記出力トルクの大きさを制御してもよい。
【0009】
前記トルク制御部は、前記重量が第3閾値以上であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が第4閾値以上である場合、前記最大トルクを、前記駆動力源が発生可能な出力トルクの最大値に第1割合を乗算した乗算値である第1トルクに決定してもよい。
【0010】
前記トルク制御部は、前記重量が前記第3閾値以上であり、かつ前記車両が後退する方向での勾配が前記第4閾値未満である場合、前記最大トルクを、前記第1割合よりも小さい第2割合を、前記駆動力源が発生可能な出力トルクの最大値に乗算した乗算値である第2トルクに決定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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