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公開番号2025057543
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167250
出願日2023-09-28
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 29/20 20060101AFI20250402BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】従動ローラーを適切な位置に位置させることができる記録装置を提供する。
【解決手段】媒体に記録を行う記録部と、回転して媒体を排出する排出ローラー37と、排出ローラー37の回転に従動して回転する第1従動ローラー41と、第1従動ローラー41を保持する保持部40と、保持部40を回動させる回動軸44と、回動軸44の回動を制御する制御部と、を備え、保持部40は、回動軸44の周囲を回動することで、第1従動ローラー41が排出ローラー37に対して離間する離間位置P2と、第1従動ローラー41が排出ローラー37との間に媒体を挟持可能な第1挟持位置と、に移動可能であり、制御部は、第1従動ローラー41が排出ローラー37から受ける反力の方向が、停止前に回動していた方向とは反対の方向となるように第1従動ローラー41を移動させると共に、保持部40を第1挟持位置で停止させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
媒体に記録を行う記録部と、
回転して前記媒体を排出する排出ローラーと、
前記排出ローラーの回転に従動して回転する従動ローラーと、
前記従動ローラーを保持する保持部と、
前記保持部を回動させる回動軸と、
前記回動軸の回動を制御する制御部と、
を備え、
前記保持部は、前記回動軸の周囲を回動することで、前記従動ローラーが前記排出ローラーに対して離間する離間位置と、前記従動ローラーが前記排出ローラーとの間に前記媒体を挟持可能な挟持位置と、に移動可能であり、
前記制御部は、前記従動ローラーが前記排出ローラーから受ける反力の方向が、停止前に回動していた方向とは反対の方向となるように前記従動ローラーを移動させると共に、前記保持部を前記挟持位置で停止させることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記従動ローラーを第1従動ローラーとしたとき、
軸方向に並ぶ複数の前記第1従動ローラーと、
前記保持部に保持される第2従動ローラーと、
を備え、
前記第2従動ローラーは、前記軸方向において複数の前記第1従動ローラーの間に設けられ、
前記第2従動ローラーが前記媒体に接触可能な第2接触位置から前記回動軸までの第2距離は、前記第1従動ローラーが前記媒体に接触可能な第1接触位置から前記回動軸までの第1距離より長いことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記従動ローラーを第1従動ローラーとし、前記挟持位置を第1挟持位置としたとき、
前記保持部に保持される第3従動ローラーをさらに備え、
前記保持部は、前記回動軸の周囲を回動することで、前記第3従動ローラーが前記排出ローラーとの間に前記媒体を挟持可能な第2挟持位置に移動可能であり、
前記第2挟持位置に位置する前記第3従動ローラーが前記排出ローラーから受ける反力は、前記第1挟持位置に位置する前記第1従動ローラーが前記排出ローラーから受ける反力より小さいことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記回動軸の回動により位置が変わる検出フラグと、
前記検出フラグを検出する検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて前記回動軸の回動を制御することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記検出部は、
光を投光する投光部と、
前記投光部が投光した前記光を受光する受光部と、
を有し、
前記制御部は、前記検出フラグの通過による前記検出部の受光状態と遮光状態との切り替わりを起点に前記回動軸の回動を制御することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記受光状態と前記遮光状態とが切り替わる位置から前記第1挟持位置まで回動する角度は、前記受光状態と前記遮光状態とが切り替わる位置から前記第2挟持位置まで回動する角度より小さいことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記挟持位置に位置する前記保持部の重心は、前記回動軸の回動中心を通る重力方向の直線に対し、前記離間位置に位置する前記保持部の重心と反対側に位置することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項8】
前記第2挟持位置に位置する前記保持部の重心は、前記回動軸の回動中心を通る重力方向の直線に対し、前記離間位置に位置する前記保持部の重心と同じ側に位置することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンターなどの記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1のように、記録部から液体を吐出して印刷する記録装置がある。記録装置は、排出ローラーの一例である駆動ローラーと、従動ローラーと、回動軸の一例である第2回動軸と、を備える。
【0003】
記録装置には、スタッカーが着脱可能に装着される。スタッカーが装着されていない状態では、従動ローラーは、駆動ローラーから離間した位置に位置する。スタッカーに媒体を排出する場合、従動ローラーは、第2回動軸を中心に回転することで、駆動ローラーとの間に媒体を挟むことが可能な位置に移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-38686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
動力を歯車で伝達する場合、歯車と歯車の間には、バックラッシともいわれる遊びが必要になる。従動ローラーは、排出ローラーとの間に媒体を挟む位置に移動することで、排出ローラーから反力を受けると、バックラッシの影響によって従動ローラーの位置がずれる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、回転して前記媒体を排出する排出ローラーと、前記排出ローラーの回転に従動して回転する従動ローラーと、前記従動ローラーを保持する保持部と、前記保持部を回動させる回動軸と、前記回動軸の回動を制御する制御部と、を備え、前記保持部は、前記回動軸の周囲を回動することで、前記従動ローラーが前記排出ローラーに対して離間する離間位置と、前記従動ローラーが前記排出ローラーとの間に前記媒体を挟持可能な挟持位置と、に移動可能であり、前記制御部は、前記従動ローラーが前記排出ローラーから受ける反力の方向が、停止前に回動していた方向とは反対の方向となるように前記従動ローラーを移動させると共に、前記保持部を前記挟持位置で停止させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、記録システムの一実施形態の模式図である。
図2は、保持部が離間位置に位置する排出機構の模式図である。
図3は、保持部が第2挟持位置に位置する排出機構の模式図である。
図4は、保持部が制限位置に位置する排出機構の模式図である。
図5は、保持部が離間位置に位置する排出機構の模式図である。
図6は、保持部が第1切替位置に位置する排出機構の模式図である。
図7は、保持部が第2挟持位置に位置する排出機構の模式図である。
図8は、保持部が第2切替位置に位置する排出機構の模式図である。
図9は、保持部が第1挟持位置に位置する排出機構の模式図である。
図10は、初期ルーチンを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[実施形態]
以下、記録装置、記録装置を備える記録システムの一実施形態を、図面を参照して説明する。記録装置は、例えば、用紙、布帛、ビニールなどの媒体に液体の一例であるインクを噴射して記録するインクジェット式のプリンターである。
【0009】
図面では、記録システム11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。以下の説明では、X軸と平行な方向を幅方向Xともいい、Z軸と平行な方向を重力方向Zともいう。
【0010】
<記録システム>
図1に示すように、記録システム11は、媒体収容装置12と、記録装置13と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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