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公開番号
2025057014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166615
出願日
2023-09-28
発明の名称
浸水抑止構造
出願人
株式会社ヴァレオジャパン
代理人
弁理士法人紀尾井坂テーミス
主分類
H05K
5/02 20060101AFI20250402BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】水分の浸入を抑制する。
【解決手段】周壁部22を備えるケース2と、周壁部22の開口方向に沿う軸線Xの方向から、周壁部222の開口を塞ぐカバー3と、を有する。カバー3は、軸線Xの方向から周壁部22に内挿される外壁部32を備える。軸線Xの径方向から見て、周壁部22と外壁部32とが重なる重畳領域では、周壁部22と外壁部32との隙間が最小となる最小領域があり、軸線X方向における最小領域の一方側と他方側に、周壁部22と外壁部32との隙間が最小領域よりも広い拡大領域が、それぞれ設けられている。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線方向に沿う壁部を備える第1の筐体と、
前記軸線方向から前記第1の筐体に組み付けられると共に、前記軸線方向から前記壁部に内挿される挿入壁を備える第2の筐体と、を有し、
前記軸線の径方向から見て、前記壁部と前記挿入壁とが重なる重畳領域では、前記壁部と前記挿入壁との隙間が最小となる最小領域があり、前記軸線方向における少なくとも前記最小領域の一方側に、前記壁部と前記挿入壁との隙間が前記最小領域よりも広い拡大領域が、設けられており、前記最小領域から見て前記一方側は、前記第1の筐体の内部に連絡している、浸水抑止構造。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記拡大領域は、前記軸線方向における前記最小領域の前記一方側と他方側に、それぞれ設けられている、浸水抑止構造。
【請求項3】
請求項2において、
前記最小領域から見て、前記一方側に位置する拡大領域では、前記最小領域から前記一方側に離れるにつれて、前記壁部と前記挿入壁との隙間が広くなっており、
前記最小領域から見て、前記他方側に位置する拡大領域では、前記最小領域から前記他方側に離れるにつれて、前記壁部と前記挿入壁との隙間が広くなっている、浸水抑止構造。
【請求項4】
請求項3において、
前記壁部は、前記軸線方向から見て筒状を成しており、
前記挿入壁は、前記壁部の内周に全周に亘って内挿される筒状を成しており、
前記挿入壁の外周には、
前記挿入壁の基端側から先端側に向かうにつれて前記挿入壁の外径が小さくなる向きの第1傾斜面と、
前記挿入壁の先端側から基端側に向かうにつれて前記挿入壁の外径が小さくなる向きの第2傾斜面と、が設けられており、
前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との境界が、前記最小領域である、浸水抑止構造。
【請求項5】
請求項4において、
前記挿入壁の外周では、前記最小領域が全周に亘って設けられている、浸水抑止構造。
【請求項6】
請求項5において、
前記第2の筐体では、前記壁部の開口を塞ぐ蓋部の周縁部に、前記挿入壁が設けられており、
前記軸線の径方向から見て前記重畳領域では、前記蓋部の領域に、前記第1の筐体側の前記壁部から離れる方向に窪んだ凹部が設けられている、浸水抑止構造。
【請求項7】
請求項6において、
前記挿入壁の内側には、筒状の内壁部が設けられており、
前記内壁部は、前記挿入壁の内周との間に間隔をあけて設けられており、
前記蓋部における前記壁部と前記内壁部の間の領域には、前記蓋部を貫通する貫通孔が、前記内壁部に沿う向きで設けられている、浸水抑止構造。
【請求項8】
請求項7において、
前記貫通孔は、前記凹部に開口しており、
前記軸線方向に沿う断面視において、前記挿入壁の内周と前記内壁部の外周は、前記貫通孔の開口に向かうにつれて、互いに近づく向きで傾斜している、浸水抑止構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浸水抑止構造に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スイッチ装置の浸水抑止構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-194902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のスイッチ装置の本体ケースは、ケースが備える周壁部に、カバー側の筒壁部を内挿して形成される。本体ケースでは、ケース側の周壁部とカバー側の筒壁部との間に僅かな隙間がある。そのため、本体ケースの外周に付着した水分が、毛細管現象で隙間に引き込まれて、本体ケースの内部に浸入する可能性がある。
【0005】
カバー側の筒壁部の先端には、プリント基板を支持する突起が設けられている。突起は、周方向に間隔を開けて複数設けられている。突起の各々は、ケース側の周壁部の内周との間に、間隔をあけて設けられている。
特許文献1では、突起とケース側の周壁部との隙間を、ケース側の周壁部とカバー側の筒壁部との間の隙間よりも広くすることで、毛細管現象で隙間に浸入した水分が、本体ケースの内部に到達しても、プリント基板まで到達し難くなるようにしている。
【0006】
しかし、内部への水分の浸入を抑止できるほうが好ましい。
なお、このような要求に限らず、後記する「発明を実施するための形態」に開示した各構成から導き出される作用および効果であって、従来の技術では得られない作用および効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、
軸線方向に沿う壁部を備える第1の筐体と、
前記軸線方向から前記第1の筐体に組み付けられると共に、前記軸線方向から前記壁部に内挿される挿入壁を備える第2の筐体と、を有し、
前記軸線の径方向から見て、前記壁部と前記挿入壁とが重なる重畳領域では、前記壁部と前記挿入壁との隙間が最小となる最小領域があり、前記軸線方向における少なくとも前記最小領域の一方側に、前記壁部と前記挿入壁との隙間が前記最小領域よりも広い拡大領域が設けられており、前記最小領域から見て前記一方側は、前記第1の筐体の内部に連絡している構成の浸水抑止構造とした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、内部への水分の浸入を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
スイッチ装置の分解斜視図である。
スイッチ装置の斜視図である。
スイッチ装置の断面図である。
スイッチ装置の断面図である。
カバー部材の平面図である。
カバーの平面図である。
スイッチ装置の断面図である。
スイッチ装置の断面を示した斜視図である。
スイッチ装置の断面を示した斜視図である。
浸水抑止構造の部分の断面図である。
浸水抑止構造の部分の断面図である。
浸水抑止構造の作用を説明する図である。
カバーの作成過程を説明する図である。
変形例にかかる浸水抑止構造を説明する図である。
変形例にかかる浸水抑止構造を説明する図である。
変形例にかかる浸水抑止構造を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を、車両の走行モードの指定に利用されるスイッチ装置1の場合を例に挙げて説明する。
図1は、スイッチ装置1の分解斜視図である。図2は、スイッチ装置1の斜視図である。図3および図4は、スイッチ装置1の断面図である。図3は、スイッチ装置1のスイッチ5Aの部分を、図2における面Aで切断した断面を模式的に示した図である。図4は、スイッチ5Aを、図3におけるA-A線に沿って切断した断面を模式的に示した図である。
以下の説明においては、説明の便宜上、図3における上下方向を基準として、各構成要素の位置関係を説明する。例えば「上側」と記載した場合には、図3での上下方向における上側を意味する。よって、スイッチ装置1の使用状態によっては、例えば「上側に位置する部品」と記載した場合であっても、斜め上側に位置する場合や、下側に位置する場合もある。
さらに、以下の説明に用いる各図では、発明を説明する都合で、周壁部22と外壁部32との間の隙間などを誇張して模式的に示している。
(【0011】以降は省略されています)
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