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公開番号2025056936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166478
出願日2023-09-27
発明の名称搬送装置および画像形成装置
出願人富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250401BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】無端帯状の搬送手段に対して剥離手段を位置決めしない構成や搬送装置の本体側に剥離部材が位置決めされている構成に比べて、搬送手段に対する剥離手段の位置のばらつきを抑制すること。
【解決手段】無端状の第1の搬送手段(1)と、第1の搬送手段(1)との間で媒体(S)を挟んで搬送する第2の搬送手段(Fp)と、第1の搬送手段(1)を支持する第1の支持手段(21)と、第1の支持手段(21)を支持すると共に第1の支持手段(21)に対して相対的に移動可能な第2の支持手段(26)と、第2の支持手段(26)に支持され、媒体(S)を第1の搬送手段(1)から剥離させる剥離手段(31)と、を備えた搬送装置(F)。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を搬送する無端状の第1の搬送手段と、
前記第1の搬送手段と対向して配置され、前記第1の搬送手段との間で媒体を挟んで搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段を支持する第1の支持手段と、
前記第1の支持手段を支持すると共に前記第1の支持手段に対して相対的に移動可能な第2の支持手段と、
前記第2の支持手段に支持され、前記媒体を前記第1の搬送手段から剥離させる剥離手段と、
を備えたことを特徴とする搬送装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第1の搬送手段の内部に配置され、前記媒体の表面の未定着現像剤を定着させる熱を発生させる加熱手段、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記第1の搬送手段の内部に配置され、媒体に像を転写させる転写電圧が印加される転写手段、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記第1の搬送手段の幅方向の両端部を支持する前記第1の支持手段、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記第1の搬送手段の幅方向の少なくとも一端部に配置され、前記第1の搬送手段が幅方向に移動した場合に接触して前記第1の搬送手段を案内する案内手段、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
【請求項6】
接触した前記第1の搬送手段を幅方向の反対側に案内して前記第1の搬送手段の片寄りを補正する前記案内手段、
を備えたことを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記第2の支持手段に支持され、前記第1の搬送手段を前記第2の搬送手段に向けて押し当てる押し当て手段、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記押し当て手段での前記第2の搬送手段に対する前記第1の搬送手段の押し当ての実行と解除を切り替える切替手段、
を備えたことを特徴とする請求項7に記載の搬送装置。
【請求項9】
像を形成する像形成手段と、
前記像形成手段で形成された像が保持された媒体を搬送する請求項1ないし8のいずれかに記載の搬送装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体の搬送装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置において、未定着像を定着させる定着装置の下流側で媒体を剥離させる技術に関し、以下の特許文献1~3に記載の技術が知られている。
【0003】
特許文献1:特開2020-134885号公報には、定着ベルト(101)の下流側に剥離シート(108)が配置された構成が記載されている。剥離シート(108)は、定着ベルト(101)から記録材(S)を引きはがしている。剥離シート(108)は、剥離部材(108a)と支持部材(108b)とを有する。位置決め部(108b-c-1)が定着フランジ(104)に突き当てられることで、剥離シート(108)が定着フランジ(104)に位置決めされる。
【0004】
特許文献2:特開2008-292793号公報には、定着装置(10)の剥離ガイド(4)で、加熱ローラ(1)から用紙(33)を剥離する技術が記載されている。また、特許文献2には、加圧ベルト(2)の端部のベルト規制部材(41)が突起(42)を中心に回転することで、加圧ベルト(2)の片寄りを補正する技術も記載されている。
【0005】
特許文献3:特開平08-286548号公報には、定着ローラ(4,5)から記録シートを剥離するための剥離部材(14,15)を設けた構成が記載されている。剥離部材(14)は、リンク板(21)に回転可能に支持されている。剥離部材(14)は、バネで定着ローラ(4)に弾性的に押圧されている。剥離部材(14)を含む用紙排出ユニット(13)が支点(17)を中心に回転可能に構成されている。支点(17)を中心に用紙排出ユニット(13)が回転する際に、リンク板(21)が剥離部材位置決め用ストッパー(18)に接触することで、剥離部材(14)が位置決めされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-134885号公報(「0039」~「0114」(特に、「0039」~「0043」)、図3~図9)
特開2008-292793号公報(「0016」~「0032」、図1、図2、図4、図6)
特開平08-286548号公報(「0019」~「0028」、図1、図3~図6)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、無端帯状の搬送手段に対して剥離手段を位置決めしない構成や搬送装置の本体側に剥離部材が位置決めされている構成に比べて、搬送手段に対する剥離手段の位置のばらつきを抑制することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の搬送装置は、
媒体を搬送する無端状の第1の搬送手段と、
前記第1の搬送手段と対向して配置され、前記第1の搬送手段との間で媒体を挟んで搬送する第2の搬送手段と、
前記第1の搬送手段を支持する第1の支持手段と、
前記第1の支持手段を支持すると共に前記第1の支持手段に対して相対的に移動可能な第2の支持手段と、
前記第2の支持手段に支持され、前記媒体を前記第1の搬送手段から剥離させる剥離手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の搬送装置において、
前記第1の搬送手段の内部に配置され、前記媒体の表面の未定着現像剤を定着させる熱を発生させる加熱手段、
を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の搬送装置において、
前記第1の搬送手段の内部に配置され、媒体に像を転写させる転写電圧が印加される転写手段、
を備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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