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公開番号
2025056618
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166204
出願日
2023-09-27
発明の名称
実装装置、画像処理装置および画像処理方法
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
H05K
13/08 20060101AFI20250401BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】超解像画像に関する処理をより効率よく実行する。
【解決手段】複数の採取部材に採取された複数の部品を撮像した撮像画像を取得し、撮像画像に基づく超解像画像の処理結果に基づいて部品を実装する実装装置は、部品毎の超解像画像の生成を複数のタスクに割り当てる割当処理を、複数の部品のうち実装順が早い部品から順に割り当てると共に、割り当てた部品の超解像画像の生成予定時間をタスク毎に積算した積算時間が少ないタスクに順に割り当てるように、実行する割当処理部と、複数のタスクを並列処理で実行することにより部品毎に超解像画像を生成し、生成した超解像画像を処理する超解像処理部と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の採取部材に採取された複数の部品を撮像した撮像画像を取得し、該撮像画像に基づく超解像画像の処理結果に基づいて部品を実装する実装装置であって、
部品毎の前記超解像画像の生成を複数のタスクに割り当てる割当処理を、前記複数の部品のうち実装順が早い部品から順に割り当てると共に、割り当てた部品の前記超解像画像の生成予定時間をタスク毎に積算した積算時間が少ないタスクに順に割り当てるように、実行する割当処理部と、
前記複数のタスクを並列処理で実行することにより部品毎に前記超解像画像を生成し、該生成した前記超解像画像を処理する超解像処理部と、
を備える実装装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記複数のタスクには、通し番号が付与されており、
前記割当処理部は、前記複数のタスクのうち前記積算時間が最も少ないタスクが複数ある場合には、前記通し番号が最も小さいタスクに割り当てる、
請求項1に記載の実装装置。
【請求項3】
前記割当処理部は、前記超解像処理部が前記複数のタスクの並列処理の実行を開始する前に、前記割当処理を完了させる、
請求項1または2に記載の実装装置。
【請求項4】
前記超解像処理部は、前記撮像画像における部品毎の位置に基づいて定められた部品毎の生成領域を用いて、部品毎に前記超解像画像を生成し、
前記生成領域は、前記撮像画像における部品毎の位置によってサイズの異なるものがあり、
前記割当処理部は、前記超解像画像の生成予定時間として、前記生成領域のサイズによって予め定められた時間を用いる、
請求項1または2に記載の実装装置。
【請求項5】
前記複数の採取部材が同一円周上に周方向に旋回可能に配設されると共に旋回時に前記採取部材が自転するように構成されたロータリヘッドを備え、
前記生成領域は、前記複数の採取部材の周方向の位置と前記部品のサイズとに基づいてサイズが定められた矩形状の領域である、
請求項4に記載の実装装置。
【請求項6】
前記超解像処理部は、部品毎に前記超解像画像を生成する度に、該超解像画像を順次処理し、
前記超解像処理部により前記超解像画像が処理される度に、該超解像画像の処理結果に基づいて前記部品の実装処理を順次実行する、
請求項1または2に記載の実装装置。
【請求項7】
複数の採取部材に採取された複数の部品を撮像した撮像画像を取得し、該撮像画像に基づく超解像画像を処理する画像処理装置であって、
部品毎の前記超解像画像の生成を複数のタスクに割り当てる割当処理を、前記複数の部品のうち実装順が早い部品から順に割り当てると共に、割り当てた部品の前記超解像画像の生成予定時間をタスク毎に積算した積算時間が少ないタスクに順に割り当てるように、実行する割当処理部と、
前記複数のタスクを並列処理で実行することにより部品毎に前記超解像画像を生成し、該生成した前記超解像画像を処理する超解像処理部と、
を備える画像処理装置。
【請求項8】
複数の採取部材に採取された複数の部品を撮像した撮像画像を取得し、該撮像画像に基づく超解像画像を処理する画像処理方法であって、
(a)部品毎の前記超解像画像の生成を複数のタスクに割り当てる割当処理を、前記複数の部品のうち実装順が早い部品から順に割り当てると共に、割り当てた部品の前記超解像画像の生成予定時間をタスク毎に積算した積算時間が少ないタスクに順に割り当てるように、実行するステップと、
(b)前記複数のタスクを並列処理で実行することにより部品毎に前記超解像画像を生成し、該生成した前記超解像画像を処理するステップと、
を含む画像処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、実装装置、画像処理装置および画像処理方法を開示する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、部品を下方から撮像した撮像画像を画像処理し、その結果に基づいて部品を実装するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この実装装置では、複数の撮像画像から生成した超解像画像を画像処理する際に、当該画像処理を並列処理で行うことにより効率的に実行するものとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/123534号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、撮像画像に複数の部品が含まれる場合、画像処理の領域をできるだけ小さくして処理時間を短くするために、撮像画像内で部品毎に定めた領域の超解像画像をそれぞれ生成し、複数の超解像画像を処理することが考えられる。また、部品の実装効率を向上させるためには、超解像画像を生成した後の画像処理だけでなく、超解像画像の生成も含めて効率的に実行することが求められる。
【0005】
本開示は、超解像画像に関する処理をより効率よく実行することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の実装装置は、
複数の採取部材に採取された複数の部品を撮像した撮像画像を取得し、該撮像画像に基づく超解像画像の処理結果に基づいて部品を実装する実装装置であって、
部品毎の前記超解像画像の生成を複数のタスクに割り当てる割当処理を、前記複数の部品のうち実装順が早い部品から順に割り当てると共に、割り当てた部品の前記超解像画像の生成予定時間をタスク毎に積算した積算時間が少ないタスクに順に割り当てるように、実行する割当処理部と、
前記複数のタスクを並列処理で実行することにより部品毎に前記超解像画像を生成し、該生成した前記超解像画像を処理する超解像処理部と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
本開示の実装装置では、部品毎の超解像画像の生成を複数のタスクに割り当てる割当処理を、実装順が早い部品から順に割り当てると共に、割り当てた部品の超解像画像の生成予定時間を複数のタスク毎に積算した積算時間が少ないタスクに順に割り当てるように、実行する。また、複数のタスクを並列処理で実行することにより部品毎に超解像画像を生成し、生成した超解像画像を処理する。これにより、タスク毎の積算時間の偏りを抑えて、並列処理による超解像画像の生成を効率よく行うことができる。また、実装順が早い部品から順に超解像画像の生成を開始するから、超解像画像の処理も実装順に行い易くなり、先の部品の処理待ちにより後の部品の処理に遅れが生じるのを抑制することができる。したがって、超解像画像に関する処理をより効率よく実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実装装置10を含む実装システム1の構成の概略を示す構成図。
実装ヘッド40の構成の概略を示す構成図。
実装システム1の電気的な接続関係を示す説明図。
ノズル44の回転位置A~Xと部品Paの向きの一例を示す説明図。
実装処理の一例を示すフローチャート。
超解像画像を生成する様子の一例を示す説明図。
超解像関連処理の一例を示すフローチャート。
回転位置毎の超解像画像の生成領域Grと生成予定時間とを示す説明図。
実装順と各回転位置における超解像画像の生成予定時間とを示す説明図。
割当処理の一例を示すフローチャート。
超解像画像の生成を各タスク1~4に割り当てた説明図。
超解像画像処理の一例を示すフローチャート。
比較例において超解像画像の生成を各タスク1~4に割り当てた説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実装装置10を含む実装システム1の構成の概略を示す構成図である。図2は、実装ヘッド40の構成の概略を示す構成図である。図3は、実装システム1の電気的な接続関係を示す説明図である。なお、図1の左右方向がX軸方向、前後方向がY軸方向、上下方向がZ軸方向である。
(【0011】以降は省略されています)
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