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公開番号2025073492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184346
出願日2023-10-27
発明の名称ストッカシステム
出願人株式会社FUJI
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類B65G 61/00 20060101AFI20250502BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】荷物の配達効率を向上させる。
【解決手段】ストッカシステムは、複数の納品庫を含むストッカ本体と、ストッカ本体を移動させる駆動部と、各納品庫に納品された各荷物のそれぞれの受取場所を経由するように設定された走行ルートに従って駆動部を制御する制御部とを有する移動式ストッカと、納品庫に納品された荷物を受け取る受取者の通知先と荷物の受取場所とを少なくとも含む受取者情報を記憶する記憶部と、受取者に対して荷物の配達予定を通知する通知部と、受取者から荷物の受取可否を受け付けると共に受取否であった場合に代替の受取場所および受取時刻の少なくとも一方を受け付ける受付部と、受付部の受付結果に基づいて記憶部に記憶されている受取者情報を更新する更新部と、記憶部に記憶されている受取者情報に基づいて前記走行ルートを設定する設定部とを備える。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
複数の納品庫を含むストッカ本体と、前記ストッカ本体を移動させる駆動部と、各納品庫に納品された各荷物のそれぞれの受取場所を経由するように設定された走行ルートに従って前記駆動部を制御する制御部と、を有する移動式ストッカと、
前記納品庫に納品された荷物を受け取る受取者の通知先と前記荷物の受取場所とを少なくとも含む受取者情報を記憶する記憶部と、
前記受取者に対して前記荷物の配達予定を通知する通知部と、
前記受取者から前記荷物の受取可否を受け付けると共に、受取否であった場合に代替の受取場所および受取時刻の少なくとも一方を受け付ける受付部と、
前記受付部の受付結果に基づいて前記記憶部に記憶されている受取者情報を更新する更新部と、
前記記憶部に記憶されている受取者情報に基づいて前記走行ルートを設定する設定部と、
を備えるストッカシステム。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
請求項1に記載のストッカシステムであって、
前記通知部は、前記納品庫に荷物が納品されてから前記移動式ストッカが荷物の配達に出発するまでの間に前記配達予定を通知し、
前記設定部は、前記移動式ストッカが荷物の配達に出発する際に前記記憶部に記憶されている受取者情報に基づいて前記走行ルートを設定する、
ストッカシステム。
【請求項3】
請求項1または2に記載のストッカシステムであって、
前記設定部は、前記移動式ストッカが荷物の配達に出発した後に前記受付部により前記代替の受取時刻および受取時刻の少なくとも一方が受け付けられると、受付結果に基づいて前記走行ルートを変更する、
ストッカシステム。
【請求項4】
請求項1または2に記載のストッカシステムであって、
前記通知部は、前記受付部により荷物の受取者から前記代替の受取場所および受取時刻の少なくとも一方が受け付けられた場合に、受付結果を前記荷物の納品者に通知する、
ストッカシステム。
【請求項5】
請求項1または2に記載のストッカシステムであって、
前記納品庫に納品されている荷物が受取者により取り出されことなく前記移動式ストッカが配達を終了する場合に、前記荷物の取り出しを該荷物の納品者に対して指示する指示部を備える、
ストッカシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、ストッカシステムについて開示する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、移動式ストッカを用いて荷物の受取者に対して荷物を配達するストッカシステムが知られている。例えば、特許文献1には、特定地域内の予め設定された巡回ルートを走行する宅配ロッカー車を備え、特定地域内で受取者端末(例えば、スマートフォンなど)の位置を検知した場合に、宅配ロッカー車が受取者端付近を走行するように巡回ルートを変更するものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/039014号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のストッカシステムにおいて、宅配ロッカー車は、特定地域内で受取者端末が検知されるまでロッカー内に荷物が入庫された状態で巡回ルートを巡回する。すなわち、特定地域内に受取者端末がない場合には、受取者によって受け取られない荷物がロッカーに納品された状態で宅配ロッカー車は巡回ルートを巡回するため、荷物の配達効率が低下するおそれがあった。
【0005】
本開示は、荷物の配達効率を向上させることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のストッカシステムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示のストッカシステムは、
複数の納品庫を含むストッカ本体と、前記ストッカ本体を移動させる駆動部と、各納品庫に納品された各荷物のそれぞれの受取場所を経由するように設定された走行ルートに従って前記駆動部を制御する制御部と、を有する移動式ストッカと、
前記納品庫に納品された荷物を受け取る受取者の通知先と前記荷物の受取場所とを少なくとも含む受取者情報を記憶する記憶部と、
前記受取者に対して前記荷物の配達予定を通知する通知部と、
前記受取者から前記荷物の受取可否を受け付けると共に、受取否であった場合に代替の受取場所および受取時刻の少なくとも一方を受け付ける受付部と、
前記受付部の受付結果に基づいて前記記憶部に記憶されている受取者情報を更新する更新部と、
前記記憶部に記憶されている受取者情報に基づいて前記走行ルートを設定する設定部と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
本開示のストッカシステムは、荷物の受取可否が受取否であった場合に、受取者から代替の受取場所および受取時刻の少なくとも一方を受け付けると、その受付結果を走行ルートに反映させて荷物を配達する。これにより、移動式ストッカが受取場所に到着した際に受取者が不在となる事態を防止することができ、荷物の配達効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ストッカシステム1の概略構成図である。
ストッカシステム1の電気的な接続関係を示すブロック図である。
受取者管理情報50aの一例を示す説明図である。
納品処理の一例を示すフローチャートである。
納品庫情報44aの一例を示す説明図である。
納品通知処理の一例を示すフローチャートである。
配達管理情報14aの一例を示す説明図である。
受取可否確認メールM1の一例を示す説明図である。
受取可否情報取得処理の一例を示すフローチャートである。
受取可否確認画面Sc1の一例を示す説明図である。
受取場所変更画面Sc2および受取時刻指定画面Sc3の一例を示す説明図である。
受取可否情報通知処理の一例を示すフローチャートである。
取出指示メールM2の一例を示す説明図である。
受取可否情報通知メールM3の一例を示す説明図である。
配達処理の一例を示すフローチャートである。
ルート設定処理の一例を示すフローチャートである。
ルート変更処理の一例を示すフローチャートである。
取出指示処理の一例を示すフローチャートである。
取出指示メールM4の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、ストッカシステム1の概略構成図である。図2は、ストッカシステム1の電気的な接続関係を示すブロック図である。図3は、受取者管理情報50aの一例を示す説明図である。
(【0011】以降は省略されています)

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